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Category: CD・レコード > サントラ etc.   Tags: ---

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『三文オペラ オリジナル・サウンドトラック』

SanmonOpera_SoundTrack.jpg クルト・ワイルと言えば三文オペラ!『三文オペラ』というのは、劇作家ブレヒトが台本と作詞、クルト・ワイルが作曲を担当したオペラというかミュージカルというか、そんな感じの舞台作品です。初演は1928年のドイツで、以降は舞台はもちろん、映画化も3回された人気の演目。このCDは、1990年の3度目の映画化のサントラ盤です。

 実は僕、このCDを聴くまで、三文オペラのストーリーを知りませんでした。19世紀のロンドンが舞台で、下町のソーホーを根城にしている盗賊の親分マック・ザ・ナイフが主人公。彼は小娘ポリーを誘惑して結婚すると、手下たちは盗品を持ってきて盛大にパーティー、警視総監もコッソリお祝いに来ます。で、マックのもうひとりの奥さんとポリーが鉢合わせになって大喧嘩になったり、マックが処刑されそうになるけど恩赦で釈放されて年金まで貰えるようになったりと、実にデタラメな内容でした。ブレヒト、ぶっ壊れてるな(*゚∀゚*)。

 さて、音楽です。曲として知っていたのは、「バルバラ・ソング」と、ジャズではスタンダードと化している「マック・ザ・ナイフ」の2曲でした。でもってこのCDの場合、曲じゃなくて演奏がエンターテイメントな感じで、僕的にはイマイチでした。エンターテイメントが悪いというより、「エンターテイメントってこんな感じでしょ?」って手抜きで作ってある感じがね。。

 僕は若い頃にワイルの音楽に一度挫折しました。どういう音楽だったのかすら覚えてませんが、フランスのERATOから出ていたCDだったような記憶が…。ワイルを知ったきっかけはブレヒトと組んだ戯曲ではなく、現代音楽の作曲家としてだったんですよね、それなのに、買ったCDは「なんだこりゃ、普通すぎて面白くないな」と感じ、早々に売っちゃったんですよね。で、ワイルは現代と言っても前衛色はないんだな、刺激がない職業作曲家みたいだしもういいや、みたいな。
 それが、いつか紹介したヒグチケイコさんと神田晋一郎さんの『種子の破片』というCDで演奏されていた「ブレヒト・ソング」が、とてつもなく素晴らしくて再考を迫られたのでした。高橋悠治さんの日本語訳で歌っていて、演奏も歌も素晴らしくてね。でもって、中古盤でこのCDを見つけた時に、「あ、バルバラ・ソングって、三文オペラの中の曲だったのか」と思って買った次第でした。そして学んだことは…ようするに、アレンジと演奏で音楽の価値は思いっきり変わってしまうという事ですね(^^;)。別の人が演奏した三文オペラも聴いてみないと、この戯曲が僕に合っているかどうかは、なんとも言えないっす。


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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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