fc2ブログ

心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『The Beatles / With The Beatles』

Beatles With The Beatles デビュー作と同じ1963年にビートルズが発表したセカンドアルバムです!これも中学生の時、友人が貸してくれたんですよ、なつかしいなあ…。

 お、このアルバムから音も演奏もちょっと安定してきたように聴こえました。ファーストは無かった事にしたいと思っても不思議じゃない成長っぷりです(゚ω゚*)。久々に聴くまでそう思った事はなかったんですが、このアルバムもカバーが意外と多いんですね。マーヴェレッツの「プリーズ・ミスター・ポストマン」、チャック・ベリーの「ロールオーヴァー・ベートーヴェン」、ミラクルズの「ユーヴ・リアリー・ガッタ・ホールド・オン・ミー」…真っ黒です(^^)。アメリカのチャート・ミュージックの中でも黒い方に寄っていったのが、ファーストとの違いかな?でも、アニマルズやローリング・ストーンズみたいに黒く聴こえないのは何でなんでしょうか。ヴォーカルも演奏もアニマルズジョン・メイオールの方が上だと思いますが、コーラスは見事だし、黒くなりきらなかったビートルズの方が、アイドル・バンドとして受け入れられやすかったのかも。マジすぎるのはミーハーには受けないんだな、きっと。

 僕がこのアルバムで一番好きなのは、カバー曲「Please Mr. Postman」ですが、ビートルズのオリジナルにも「It Won't Be Long」や「All My Loving」などなど、キャッチーな曲が出来始めていました。若い頃は地味に感じたセカンドが、こんなに楽しく感じるとは予想外。ここから5枚目の「ヘルプ!」あたりまでは、これぞ初期ビートルズという感じ。このセカンドアルバムでの成長が、ビートルズを一発屋で終わらせなかった理由かもしれないな、なんて思いました。


スポンサーサイト



Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『The Beatles / Please Please Me』

Beatles Please Please Me 1963年発表、ビートルズのデビューアルバムです!初期のビートルズを聴くと、洋楽に目覚めた中学生のころを思い出します。友だちの顔が次々に思い浮かんで涙が出そう( '‐'+)。

 僕がはじめて「プリーズ・プリーズ・ミー」を聴いたのは、幼児番組ポンキッキの中。まだ漢字もろくに読めないほどの年齢でありながら「古くさい音楽だな」と思ったもので、ウルトラセブンの音楽の方がぜんぜんカッコいいや、みたいな。2度目は中学生の頃で、超音楽マニアな同級生にビートルズを教わった時でした。「へえ、あの古くさい音楽って、そんなにいいんだ」みたいな。いいと感じて聴いたんじゃなくて、良さを分かろうと思って無理やり聴いている感じでした。その時は、「I saw her standing there」や「Twist and shout」あたりのロックン・ロールはレトロだけどそれもいいと感じたものの、あとはやっぱり辛かった(^^;)。でも、尊敬しているあの友人が良いと言うんだから、分かってないのは僕の方で、何かいい所があるんだろうと思って何度も聴きました。

 いま聴くと、こんなにカバー曲が多かったのかとか、マージービートどうこうの前に50年代のアメリカのチャートミュージックのコピーバンドだったんだなとか、若い頃と違うところに耳がいくのが新鮮。軽音楽でも軽音楽なりのプロが演奏している同時代のアメリカのチャート音楽と違って、カレッジバンドみたいな素人臭さが、逆にピュアに感じて心地いい(^^)。それにしても、「Love Me Do」や「Please Please Me」みたいに単純な曲で、よもや洋楽最大のサクセスへの道が開けるなんて、ブライアン・エプスタインはおろか本人たちだって思ってなかったでしょうね。あ、でも、たとえば「Love Me Do」は、ヴォーカルが2声なんですが、これを人と一緒に歌うと、多声音楽の楽しさが味わえます。妻と遊びでやると、妻が僕につられたり、僕が妻につられたりして、遊びとしての楽しさがありました。

 60年代初頭のイギリス市民の情勢を、僕はよく知りません。リヴァプールという港町だったからアメリカからレコードが入ってきやすかったのか、それともまだ当時はイギリスに若者が聴くような軽音楽がまだなくて、イギリスの若者はラジオでアメリカ文化に憧れたのか。アメリカのチャート音楽を聴いて胸躍らせたイギリスの若者が、ついにロック大国イギリスの先陣を切る事になったドキュメンタリーでもあるな、とも思いました。


Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『Jamie Muir, Derek Bailey / Dart Drug』

Jamie Muir Derek Bailey Dart Drug フリー・インプロヴィゼーションの口火を切った(と思います…知らんけど)名グループ、ミュージック・インプロヴィゼーション・カンパニーのバンドメンバーだった、デレク・ベイリー (g) とジェミー・ミューア (perc) のデュオです。昔の事なので正確には覚えてないんですが、僕はミュージック・インプロヴィゼーション・カンパニーより、こっちを先に聴いた気がするんですよね。理由は…ミーハーで申し訳ないんですが、キング・クリムゾンではない、もっと素のパーカッショニストとしてのジェミー・ミューアの演奏を聴いてみたかったからでした。

 デレク・ベイリーの演奏が、もう一声に感じてしまいました。M4はまだカッコいいんですが(それだって持ち上げるほどのものでは…いやいや何でもないです^^;)、他はヴォリューム・ペダルを使って「プアーン、プアーン」とか、ハーモニクスを使って「カキーン、コキーン」みたいな音を出してるんですが、どれも引っ張りすぎで退屈に感じて…スマヌス(^^;)。ただ、その横でパーカッションを叩いているジェミー・ミューアが良かったです。金物系の音はメッチャいい音してるし、その他のパーカッションはメッチャ手が速いし。もしかすると、デレク・ベイリーはジェミー・ミューアの演奏を聴いてしまっているのかも知れませんね。もしデレク・ベイリーが本当に「考えずに感じるがままに音を出している」というのなら、受けに回ったらひたすら自分の外の音に反応するだけになる方が自然でしょうし。

 昔、脳科学関係の本を何冊も夢中になって読んだ事があるんですが、その時の智識で言うと、人間は覚醒している時(要するに、起きている時)に思考を止める事は難しいという事でした。それを止めた時には、それは覚醒しているとは言えないという定義上の問題もあるのかも知れませんが、もっとシンプルに、演奏のような能動的な事をしている時に、「考えずに音を出す」なんて事は、基本的に無理だという事。これは「基本的に」事実だと思います。ただ、演奏をしている人なら分かるでしょうが、例えばピアノで凄くはやいフレーズを弾くときに、一恩一音なんかいちいち意識してないけど普通に弾きます…という事は、演奏の中には意識の届かない所での演奏もあるという事だと思います。また、熟練は必要でしょうが、「あの時、自分は考えるより先に手が出ている感覚だった」という演奏をしたことがある人もいると思います。だから「忘我の境地」みたいな状態での演奏がある事は嘘ではないし、また即興系の音楽となると、そういう状態での演奏を目指す演奏家も多いのではないかとも思います。
 ただそれって、黙祷なり瞑想をして「何も考えるな」と言われてもなかなかできるものじゃない事と同じで、そう簡単に出来るものじゃないと私は思っています。
 知っているのは本人しかいないので証明不可能ですが、忘我の境地なんかでこの演奏はされていない可能性の方が高いだろう、という事。少なくとも、ジェミー・ミューアは相当に意識的な仕掛けもしていますし、意識の働きナシあれやこれやのパーカッションを次々に演奏なんかできないと思います…出来るとしたら、じゃ途中で金物に叩きものを変えたのに意識を介在させてないの?みたいな。
 だから、フリー・インプロヴィゼーションに忘我の境地とか、人間の深層意識がとか、そういうのは求めなくたっていいんじゃないかと。無論その状態で演奏できれば理想かもしれませんが、そういうのってむしろ訓練しつくした演奏の時に発露するものじゃないかと私は思いますし、意識的な演奏でも、ここでのジェミー・ミューアみたいに素晴らしい演奏ができるわけですし。むしろ私は、意識が覚醒状態である時の方が良い演奏ができると感じていますし。

 このレコード、若い頃はつまらない音楽と思っていました。でもいま聴くと、本当にジェミー・ミューアの出音と演奏が素晴らしいです。そしてこの演奏の素晴らしさは、忘我が素晴らしいわけでも即興あるから素晴らしいわけでもなく、単に演奏が素晴らしいのだと思います。むずかしい理屈をつける必要もなく、それだけでいいんじゃないかなあ。

https://amzn.to/49pWMNB

Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『The Music Improvisation Company / 1968 - 1971』

Music Improvisation Company 1968 - 1971 ミュージック・インプロヴィゼーション・カンパニーの、有名なECM盤の前後に録音された音源です。レーベルはデレク・ベイリー、エヴァン・パーカー、トニー・オクスリーの3人のミュージシャンが立ち上げた個人レーベルIncus。ところで、2023年にトニー・オクスリーが鬼籍に入って、みんな故人になってしまったんですが、レーベルって存続できないですよね…。こういうレーベルって消えちゃう事があるので、ちょっと心配です。ちなみにジャケットの絵は、ジェミー・ミューアが描いたそうな。ジェミー・ミューアってグラスゴーのアート・カレッジに通ってたんですよね、たしか。そうそう、僕はキング・クリムゾンでジェミー・ミューアが好きになりましたが、ミュージック・インプロヴィゼーション・カンパニーの音楽を聴いてからは、こっちこそジェミー・ミューアの本領なんだろうな、と思うようになりました。それは、演奏も絵画も身体表現も含めて。

 ECM 盤と同じカルテット編成で、メンバーも同じ。エヴァン・パーカーのサックスは指は速いけど和声もスケールもリズムもへったくれもないし、ギターはかきむしってるだけみたいな所が色々あるわけで、聴く前はいつも「こういうのはもういいかな」と思うんです。でもこの録音はいざ聴くと毎回面白いと思ってしまうのでした(^^)。出音は即物的ではあるけど刺激的だし、このグループの場合はミュージシャン同士がかなり構成的な演奏をするので、音楽としてきっちり成立してるんですよね。あとは、ミュージシャンの出した音がデタラメなのか意図を持ったもの(意識的であるかどうかはともかく)なのかを理解できるぐらいのプレイアビリティと、こういう音響を構造化して聴ける能力を、聴く側が持っているかどうかの問題じゃないかと。
 
 ただ、こういうインプロヴィゼーションって、そのやり口からしてどうしても音の要素の関係構造と刺激のふたつぐらいしかなくなってしまうし、そうなると、ある程度以上のコンポジション能力のあるレベルのプレーヤーがやると、どれもある程度面白くなると同時にどれも似たものになってしまうとは感じます。今回取り上げた2枚のミュージック・インプロヴィゼーション・カンパニーのアルバムを聴いた後に、さらにデレク・ベイリーのレコードを追いかけたくなるかというと…まあ聴けば楽しい事が多いですが、でも聴く前からある程度予想がついているというか、それだけにあんまり胸がときめかない、みたいな。スピリチャルなものが流行したり、資本主義世界での軽音楽がみんな産業に飲み込まれていった時代のカウンターとか、そういう意味合いも強い音楽だったのかも。

 あ、でも、本当に面白い音楽なんです。しかもこのレコードは本当に素晴らしい演奏だらけだし。例のECM盤の方が知名度は高いですが、内容的にはこちらの方が上に感じるもので、僕はこっちの方が好きです…どっちも素晴らしいんですけどね。。

https://amzn.to/3U8tChr

Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『The Music Improvisation Company』

Music Improvisation Company 1970年録音/発表、フリー・インプロヴィゼーションの有名グループ、ミュージック・インプロヴィゼーション・カンパニーのデビューアルバムです。いやあ、こういう音楽がECMからリリースされていたというのが驚きです。ECM は後年にもこのグループに参加したプレーヤーのアルバムを発表していました。メンバーはデレク・ベイリー (g)、ジェミー・ミューア (perc)、エヴァン・パーカー (sax)、ヒュー・デイヴィス (electronics) の4人で、2曲にゲストでクリスティーン・ジェフリー (vo) が参加していました。

 フリー・インプロヴィゼーションとは、何も決めずにその場で即興演奏をする音楽です。僕は音楽寄りの人間なので、そう考えてしまいがちなのですが、実際には身体表現やアクション・ペインティングその他諸々、リアルタイムで表現できるパフォーミング・アーツであれば音楽に限らず全部このやり口で行けるので、日本の舞踏なんかはミュージシャンと絡んで即興でパフォーマンスする事も多いように感じます。
 こういう説明をすると、「じゃ、フリージャズと何が違うんだ?」なんて自分で考えてしまいますが、リクツじゃなく実際に僕が聴いた範囲の音楽で判断すると、フリージャズはそれなりにデザインされた音楽である事は多く、また演奏に使っているメソッド自体がジャズから出発しているものがほとんどで(これがあるからフリー「ジャズ」と呼びたくなるんでしょうね)、またジャズの文化圏で行われているもの、みたいな。言葉遊びをすれば、よりフリーなジャズ、みたいな感じ。
 一方のフリー・インプロヴィゼーションは、時代差や地域差、あとはコミューンによる色の差などが目だって感じますが、建前は何も決めごとを作らず、その場で即興していくというもの。でも実際には、それぞれがどういう事をやるのかあらかじめ作ってくる事もあれば、「青から赤への変化を音で表現する」みたいなお題を立てる事もあるみたいで、それこそ色々なんだと思います。まあ、自分がフリー・インプロヴィゼーションのセッションに参加するとして、そこで良い音楽を完成させたいと望むなら、そりゃ準備するなという方が無理でしょうしね。

 さて、このカルテット+1は、70年代前半のイギリスで、デレク・ベイリーやエヴァン・パーカーやジョン・スティーヴンス (perc) あたりを中心にコミューン化した、いわば英フリー・インプロヴィゼーションの流れの音楽です。というか、このセッションがその源流と言えるものだと思います。実際には、もっと前から始動していた事が分かる録音に出会った事があるんですが、少なくともフリー・インプロヴィゼーションがオーバーグラウンド化したのはこのレコードからだったんじゃないかと。
 デレク・ベイリーは「語彙と化された音を使わずに、潜在意識から立ち上がって来るものを使って演奏する」みたいな事を言っていて、アンプリファイドされた温かみのあるギター・サウンドとヴォリューム・ペダルを使って、弦をかきむしったり、まあそんな感じの演奏で、周りの音に反応しているように聴こえました。周囲と音を合わせていくという意味では、ジェミー・ミューアやヒュー・デイヴィスもそうで、そういう意味で言うと調やビートや主題を取り除いてはいるものの、それぞれが周りを無視して勝手に出鱈目やっているわけではなく、立派なアンサンブルと感じました。

 こうなってくると、では何故その場ですべて即興するのか、という所に議論の余地が出てくると思うのですが、そこに拘るからこそのフリー・インプロヴィゼーションなのかも知れません。このへんは、フリー・インプロヴィゼーションと言えば真っ先に名前が上がるデレク・ベイリーとエヴァン・パーカー(どちらもこのグループに入ってる!)で考えが違っているようですが、わざわざ「即興に限定する」としている事自体が、すでにひとつの作曲様式と言えなくもないと思います。即興主義ですね。
 この「即興主義」は、僕はかなり嫌いです。なぜかというと、音楽の結果ではなくて、なぜそうかという部分のリクツを優先してるから。音がつまらなくても理屈が通ってればいいんだったら、1000時間無音の音楽でも、人の絶叫だけで作った音楽でも、何でもありですけど、それはモダンアートや思想であって、音楽とは思わないんですよね…少なくとも僕が心を震わせてきた音楽や、その背景に浮かび上がってくる「では音楽とは何なのか」というものとは違います。

 ところが、じゃこの音楽がつまらないかというと、面白いんですよ。。さっき書いたみたいに、決して無意識のうちに生まれている音楽ではないと思うんですよね。この音楽の面白さって実は、「即興紫綬主義」な本人たち(少なくともデレク・ベイリー)の意図とは違う所に生まれているんじゃないかと。多分、即興かどうかが問題なのではないと思っています。

https://amzn.to/4ba0hZR

Category: アート・本・映画 etc. > テレビ番組   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

TVドラマ『ヤヌスの鏡』 杉浦幸主演

Yanusu no Kagami 1985年放送、主題歌の「今夜はANGEL」が好きだったことから次第に見るようになったテレビドラマでした。当時、水曜日ゴールデンタイムのフジのTVドラマは制作会社が大映だったので、この枠のテレビドラマは「大映ドラマ」なんて呼ばれていました。

 内気な女子高校生ひろみが、厳しい家庭教育の果てに二重人格になり、学校ではおとなしい優等生ながら、もうひとつの人格が顔を出すと非情な不良へと変貌します。自分にもうひとつの人格がある事を知らないひろみですが、次第に症状が進行し、闇の人格はますます取り返しのつかない事件を起こしはじめ…

 このドラマ放送時、僕は中学生。80年代の大映ドラマは「スチュワーデス物語」や「スクールウォーズ」など、アイドル映画のテレビ版のようで、どのドラマも演技は学芸会チック、演出は見ているこちらが恥ずかしくなるぐらいにクサい、脚本はつじつまが合わないなど、突っ込みどころ満載でした。だから僕はあまり観なかったのですが、このドラマだけはハマりました。
 1クールちょっとの短いドラマで、話がちょっとだけ進むじらし加減が絶妙なんですよ(^^)。ある話では「ついに本人がふたりの自分に気づいた」とか、ある話では「恋人とは血のつながった姉弟だった」とか、ほんの少しだけドラマが動くんです。この「引っ張る」手法にやられ、最初は晩メシ食うついでにチャンネルを合わせているだけだったのが、途中からは毎週楽しみになっていました。完全に制作者の思うつぼですね。。

 主演の杉浦幸さんもかわいくて好きでした。ビビったような切ないような表情の演技がいいと思っていたんですが、後に歌を歌っているのを見て「あ、演技じゃなくて、そういう顔なのか」と納得したりして。そうそう、このドラマで見ると、どのエピソードでもかわいく感じるのに、アイドルとして歌っているのはいくら見ても何とも思わなかったのは不思議。

 80年代の日本のTVドラマって、中学生ですら「もっとちゃんと作ればいいのに」と思ってしまう安っぽいものが結構ありました…僕の友人に言わせると、90年代のトレンディドラマはさらにひどかったらしいですが、見てないので分かりません。アメリカの「マイアミバイス」「ツインピークス」「名探偵モンク」「刑事コロンボ」あたりを知っていると、比較にならないぐらいに駄目。それってあえてそうしているわけではなく、単に日本の精神年齢の低さが反映されているのだと思いますが(僕が出会ってきたこっち系の仕事やってる人たちが、そういう人たちが多かったんです;)、だから中学生の僕にはちょうど良かったのかも。。
 もしこのドラマがいま再放送されたとするじゃないですか。それを見る人は、やっぱり間違いなく「そんなわけないじゃん」「何でこうしないんだよ」と、いろいろ突っ込みを入れると思うんですよ。そして、そうしながらも次回放送が待ち遠しくなるんだろうな、みたいな(^^)。


Category: CD・レコード > 日本のロック・ポップス   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

EP『椎名恵 / 今夜はANGEL』

SiinaMegumi_Konya ha Angel 映画「ストリート・オブ・ファイヤー」の主題歌「Tonight is what it means to be young」の日本語訳カバーです。僕はこちらを先に聴いていました。理由は、日本のテレビドラマの主題歌に使われていたからです。

 そのテレビドラマは水曜日のゴールデンタイム枠にやっていた「大映ドラマ」なんて言われていたドラマのひとつでしたが、大映ドラマというのはどれを見ても突っ込みどころ満載すぎて(^^;)僕はあまり見なかったんです…あれを笑って許せる心の余裕がない子供だったんです、スマヌス。。でも主題歌は良いと思うものが多かったです。要するにどれも洋楽の日本語カバーだったんですが、中でも素晴らしく感じたのがこの「今夜はANGEL」でした。
 この頃、洋楽のうちAOR方面では間奏で転調させ(場合によってはモードにする)、ハーフで元キーに戻すという作曲がが流行していました。「Tonight is what it means to be young」の他だと、LAミュージシャンが書いたドン・ジョンソン「Heart Beat」や矢沢永吉「Something Real」などなど、同じ手法の曲だらけで、バンドはもとより、プロ作曲家が歌手のために書いた曲でも目立った手法でした。こういう曲が日本の歌謡曲になかったこともあり、中学生の僕にはすごくカッコいい作曲に思えたんですよね。で、最初の衝撃がこれ。中学生の僕にとっては、椎名さんのハイトーンも凄いと思ってました。いま聴くと単なるファルセットなんですけどね(^^;)。。

 歌が好きなものだから主題歌だけでも聴きたいと思っているうちに、ドラマも楽しく見るようになったんです。それが「ヤヌスの鏡」というテレビドラマで…その話はまた次回!


Category: CD・レコード > サントラ etc.   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『Streets Of Fire: A Rock & Roll Fable』

Streets Of Fire A Rock and Roll Fable 1984年の同名映画のサントラ盤です。僕はこの映画を観てないんですが、有名曲「Tonight is what it means to be young」が好きで、学生のころにこのCDを友だちから貸してもらいました。学生の頃は、友だちと貸し借りする事で貧乏を補っていたんです。すんません。

 CDを聴く限り、アメリカの産業ロックやポップスをいっぱい集めて、それがそのままサントラになってるみたいでした。そういう意味でいうと、「トップガン」や「フットルース」みたいな作りの映画なのかな?それとも、ロック・ミュージカルみたいな感じ?でも、僕が知ってるミュージシャンはライ・クーダーだけでした。そしてお目当ての「Tonight is…」は、Fire Inc. というグループの演奏ですが、名前から想像するに、映画用に作られたバンドなのかも。
 「Tonight is what it means to be young」は面白い曲です。女性ヴォーカルと男性コーラス、ロックバンドの伴奏なんですが、部分的にヴォーカルとコーラスがポリフォニーになって、これがカッコ良かった!こういう形式のロックって珍しいんじゃないかなあ。でもこれって、事情があってそうした気がします。イントロから、女性ヴォーカルがハイトーン!こんな高さでサビまで持つのかなあと思ったら、オクターブ低い男性コーラスが徐々に被さってきて、サビにたどり着くころには、女性ヴォーカルはほぼかき消されてます。高すぎて声が出なかったんだね。発明ってマイナスの理由から起きる事もあるんですよね。いちばんのファインプレイは、メインヴォーカルがいつの間にかいなくなってるのがばれないようにそっとフェーダーを下げたミキサーなんじゃないかと(^^)。

 残りの曲は、1曲15分ぐらいで作曲したんじゃないかというほど雑な産業ロックで、当時の流行のサウンドが聴けるという以上のものは何もない感じ。でも、それも含めて80年代を感じられて、個人的には楽しかったです。フットルースもそうですが、こういう80年代的な軽薄な音って、80年代にしかないんですよね。あ、あと、フィフティーズっぽい曲がちょこまか出てきましたが、これは映画の内容に合わせたものなのか、それとも80年代ってフィフティーズのリヴァイバルな風潮もあったので、それを反映したものなのかな?

 な~んていって、やっぱり僕的には「Tonight is…」を聴くためのアルバムなんですが、この曲、日本語で歌われて、「ヤヌスの鏡」というジュニア向けっぽいドラマの主題歌になっていました。あのドラマもすごくチープで、決して褒められたものではなかったですが、今となっては何もかも懐かしい…(沖田艦長風)。


Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『Elvin Jones / Live At The Lighthouse volume 1』

Elvin Jones Live At The Lighthouse volume 1 エルヴィン・ジョーンズのリーダー・グループのアルバムです。1972年9月9日、カリフォルニアにあるライトハウスでのライブ録音で、2管ピアノレスのカルテット。メンバーはデイヴ・リーブマン (s.sax、t.sax)、スティーヴ・グロスマン (t.sax)、ジーン・パーラ (b)、エルヴィン・ジョーンズ (dr) でした。

 僕はジョン・コルトレーン・カルテットでのエルヴィン・ジョーンズの強烈な演奏にノックアウトされ、それが昂じてエルヴィンのリーダー・アルバムを追いかけました。しかしこのライブの主役はリーヴマンとグロスマンというふたりのフロントで、ドラムもベースも完全に伴奏。バックはフロントのアドリブ中は煽るでも劇的構成を作るわけでもなくひたすらキープするだけで、ドラムソロなんてあったかどうかも思い出せないほど。だから、コルトレーン・カルテットでのエルヴィンの凄まじい演奏を期待してこのアルバムに手を出すと失敗するかも(^^;)。。

 というわけで、このライヴ・アルバムの良し悪しは二人のフロントマンの演奏じゃないかと。リーヴマンもグロスマンも有名なプレイヤーではあったし、それも聴いてみたいとも思っていました。有名なだけあって、さすがにどちらも持つものを持っていると思いました。
 音楽的には、和声法はともかく、構成はテーマ→アドリブ→テーマというバップ系のシンプルな構成だったので、アドリブの出来がすべてと思いました。特に良かったのはリーヴマンの方で、パッと聴きは延々と続く16分音符の連続に耳を奪われましたが、本当の良さはフレージングやスケールの選択の新しさだったかも。どの曲もプログレッションが速くも複雑でもなく、またピアノレス編成が強烈な個性になっていて、これでフロント二人の自由度が増していました。もしかすると会場にピアノがなかっただけかも知れませんが(^^;)。けっこう跳躍的なフレージングを挟んできたり、面白いスケールを選択したり(聴く限り、どちらも和音ではなくスケールから音楽を組み立てていると思いました)するので、ここを楽しめればこの音楽はかなり楽しめるんじゃないかと。

 弱点もあって、ひとつはフロント陣のリズムの悪さやミストーンの多さ。速いのはいいけど演奏しきれてないぞ、みたいな(^^;)。。球はとんでもないレベルで速いけどノーコンすぎて勝てない藤波投手みたいだぞっと。
 もうひとつは…ただ長時間アドリブしてるだけで(これが出来る事自体が凄いことですが)、演奏の中でドラマを作れていない所は残念に感じました。音価で言うと、最初から最後までずっと16分だったりしますが、最初は白玉と4分の組み合わせぐらいから始めて、だんだん盛り上げて16分に行くとかすればもっとドラマチックになると思うんですよね。反対に16分を延々と繰り返すなら、もっと瞬間瞬間が聴いていて圧倒されるような熱量で持っていってほしかったです。コルトレーンドルフィーパット・マルティーノの16分音符の連続って、すごい熱量で「うわ、すげえ」みたいに感じるんですよね。でもこのライブでのリーヴマンとグロスマンの16分は法定速度の運転に感じてしまって、せっかくの管楽器なのに指先だけの演奏だな、みたいな。

 結果、このアルバムで良いと感じたのは、フルートのアドリブが素晴らしかったガーシュウィン・ナンバー「My Ship」のイントロ部カデンツァ。チェンジやアプローチから察するに、これってドルフィーのアザー・アスペクツを研究したのでしょうが、わずか1分足らずのこの演奏に詰まっている色々なものに感激…そうそう、クレジットにフルートの記載はありませんでしたが、これはリーヴマンの演奏で間違いないと思います。裏返して言うと、僕がこのアルバムですきなのはこの1分だけだったりして(^^;)スマヌス。。

 もう手放してしまって手元にないんですが、エルヴィン・ジョーンズのリーダー・アルバムって、僕はこれを含めて3作聴いてきました(他は『Puttin’ It Together』と『Heavy Sounds』)が、3作すべてがすべておとなしい演奏。コルトレーン・カルテットの時はどれを聴いてもすさまじかったので追いかけたんですが、なんでこうなっちゃったんだろうかと思ってしまった若いころでした。体調を崩したなど、なにか理由があったのかも知れませんが、このへんで僕のエルヴィン・ジョーンズのリーダー作の旅は終わり。コンボになるとどうしてもドラムの技量を発揮しきれない所が出てくると思うので、出来ればドラム協奏曲的なアルバムがあれば聴いてみたかったジャズのスーパー・ドラマーのひとりでした…それどころか僕、ジャズで一番すごいと思ったドラマーって、トニー・ウィリアムズとエルヴィン・ジョーンズなんですよね。


Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『The New Elvin Jones Trio / Puttin' It Together』

Elvin Jones Puttin It Together 1968年録音、ジョン・コルトレーン・カルテットで活躍したスーパー・ドラマーのエルヴィン・ジョーンズのリーダー・グループのアルバムです。僕はジョン・コルトレーン・カルテットの音楽で最初に感動したのが、アルバム『至上の愛』に入っていた長いドラム・ソロ、つまりエルヴィンの演奏でした。当時まだジャズをろくに知らず、ロックを中心に聴いていたんですが、エルヴィンの演奏のあまりの凄さに、それまでロックの名ドラマーと言われていた人の演奏ですらみんな子供に見えたほど。そのぐらいの衝撃でした。そんなわけで、エルヴィン・ジョーンズの名作という評判のあったこのアルバムに手を出したのでした。メンバーは、ジョー・ファレル (t.sax, s.sax, fl)、ジミー・ギャリソン (cb)、エルヴィン・ジョーンズ (dr)。

 とってもオーソドックスなジャズで、演奏もそこまでハードではなく、かといって温いわけでもなく普通。エルヴィンの長いドラム・ソロが挟まる曲もありましたが、ジョン・コルトレーン・カルテットでの強烈なプレイに比べると、かなり抑えた演奏でした。
 ジョー・ファレルの演奏は、部分的に切り取るとなかなか素晴らしかったですが、通して聴くとこれまた普通。ロックやジャズではよくある話ですが、アドリブの中でドラマを組み立てず、音符を羅列するだけなんですね。。これやっちゃうと、使っていい音を適当に並べてるだけのようで、何を演奏しても変わらなく感じちゃうなぁ。。あ、あと、フレーズ頭はいいけど徐々に遅れがちになるのは、リズムじゃなくてフレーズで捉えているからだと思うんですが、もっとリズムの上に音を置いていくように演奏しないと、さすがにエルヴィン&ギャリソンという手練れのコルトレーン・チームのグルーヴには乗っていけないんだな、なんて発見もありました。いやあ、訊いてるだけでも勉強になるな…でもこれってサックスあるあるですよね(^^)。いや、決して悪いフロントマンではなく、充分に素晴らしいフロントマンとは思うんですが。

 この音楽はポスト・バップであってバップそのものじゃないと思いますが、いかにもブルーノートが発表しそうなバップのアルバムに感じました。さすがに良いメンバーなのでどうやったって一定水準以上にはなるんでしょうが、尖った所も強い主張もなく、可もなく不可もないセッションと感じました…スマヌス。。


Category: YouTubeチャンネル   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

You Tube チャンネル 【ウルトラセブン3: セブン制作計画 中編】 アップしました

Ultra Seven 3_Thumb Nail ウルトラセブン第3回です!

 今回は、監修の円谷英二さんを筆頭に、ウルトラセブンの制作で重要な役割を果たしたプロデューサーさんとシナリオライターさんについて語ってみました。セブンのライターと言えば金城さんや上原さんが有名ですが、実は円谷プロ外のライターさんも、元詩人であったり文化人であったりで、実力派ぞろいなんですよね。そのへんはあまり語られる事がないもので、色々と話してみようと思います。

 そして、すごく長い動画になってしまいました、申し訳ないです…。本当は今回で、監督も美術もキャストも語ろうと思っていたのですが、見立てが甘かったです。かと言ってプロデューサーとシナリオライターを分割してしまうと分かりにくくなってしまうので、それも出来ず。。随時分割してご覧いただければ幸いです。

 あいかわらず隙だらけの動画ですが、ゆるゆると楽しんで下さいね。そして、もし楽しんでいただけたようでしたら、チャンネルを登録いただけると嬉しいです♪

(YouTube チャンネル) https://www.youtube.com/@BachBach246
(ウルトラセブン1 セブン制作計画 中編) https://youtu.be/H-bSVTI857U


Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『山田流筝曲名曲集』 ビクター邦楽名曲選18

Yamadaryuu souyoku meikyokushuu Victor18 現存する筝曲の二大流派と言えば生田流と山田流。でも、僕の知り合いに生田流の方はいても、山田流はいないんですよね…。山田流は関東中心というから、そういう事なのかな。というわけで、これは山田流筝曲のCDです。全6曲、共通しているのは全曲に中能島欣一という方が箏で参加、編成は曲によってまちまちでした。

「六段調」「乱輪舌」 筝
「臼の声」「さらし」 歌、筝、筝、三弦
「都の春」歌&箏、箏、三弦、尺八
「岡康砧」 歌&箏、箏(本手)、箏(第1替手)*2、箏(第2替手)、三弦、尺八

 ん?あれ?もしかして生田流より山田流の方が洗練されてる?これは特に歌に感じた事で、筝曲ってヴォーカルがあまりに技芸がないと思っていましたが、生田流より山田流の方が歌が良いと思ってしまいました。詩句のある曲は1曲を除いて中能島慶子というかたが歌っていましたが、音程がふらついて音痴だけど(高齢なのかな?)、能楽っぽく音を引っ張るところに技芸を感じました。
 筝の演奏も山田流の方が圧倒的に音楽的な表現や音の表情がある気が…。まず出音が深い!音って出てから消えるまでの音の変化や、出た音のきれいさやその逆の情報量の多さとか、そういう所がものすごく大事じゃないですか。まずはそこが素晴らしかったです。
 そして演奏も表現や表情をかんじるものでした。平らな演奏じゃなくて歌う演奏って、すごく大事じゃないですか。「臼の声」でのアッチェルもカッコいいし、「都の春」「岡康砧」などの三曲のアンサンブルは迫力があって見事!!いやあ、これは僕が聴いて来たほかの筝曲のCDではなかなか聴く事のできない所でした。もっと単純なところで言うと、僕が聴いて来た生田流の演奏の多くは「お稽古ごと」っぽい平たい演奏が多かったんですが、この山田流はまさに器楽。インスト「乱輪舌」なんてまさにソロ・リサイタルそのもので見事な演奏でした!

 とかいって、この差は流派の差じゃなくて個人の差かもしれませんけど(^^;)。もしそうだとしたら、僕みたいな素人には生田流と山田流の差は曲の差ぐらいなのかも知れませんが(でも「六段」などの八橋検校の曲はどちらの流派も演奏してましたが)、それにしたってこのCDの演奏は見事。オムニバスみたいなタイトルや安っぽいジャケットにせず、ちゃんと中能島欣一さんという筝曲家の作品として発表すれば良かったのに。。


Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『宮城道雄編 生田流筝曲選集 第一編(上)』

Miyagimichio hen Ikutaryuu Soukyoku Senshuu Dai1SHuu jou 生田流筝曲の大名曲を宮城道雄さんがアレンジしたものの作品集で、たしか6集ぐらいまで出ていた気がします。それぞれ上下巻だったので全部で12枚ぐらいなのかな…きっと筝を弾く型だったら、かなりの人が持ってる教材なのかも。だってもし僕が箏を習っていたらこれは絶対に買って独学するだろうから(^^)。このCDとセットになる楽譜も売っていて、その楽譜を演奏する際の模範演奏衆といった所ではないかと。教本とセットになったCDやDVDって、僕も他の楽器で参考視しことがありますが、あれって演奏家さえ一流の人であれば実にいいですよね(^^)。
 収録曲は5曲、どれも有名なものばかりだそうです。

・六段(合奏)
・八千代獅子
・千鳥の曲
・難波獅子
・夕顔

 僕にとっての白眉は録音ではなくて、付属していた解説の素晴らしさでした。楽曲解説は10ページにわたる鬼のように丁寧さ、演奏指導は16ページにわたって書かれていました。たとえば演奏指導では、「二拍目のヒキイロは左手で構えた糸を柱の頭へ向かって押して余韻の音程を下げ、そのままの位置で力を抜く」みたいな。あ~これは余韻をコントロールできる弦楽器特有の表現、筝曲にはまったく無知な僕にはその深さを想像させてくれる素晴らしいものでした。あまりに無知だと、何が良いのか悪いのかも分からないんですよね。

 聞き専の僕にとって参考になった解説。このCDには「六段」という曲が入ってましたが、これは筝曲にまったく無知な僕も知っている曲でした。
 で、「六段」「九段」というタイトルのついた筝曲は「段物」と呼ばれ、いくつかの段で出来ている器楽なんだそうです。でもって、ひとつの段は2/4拍子52小節という定型があって、演奏が進むにしたがって緩くアッチェルして、技法としては弦を手前に弾く「シャン」がよく使われて、スクイとかはほぼ使われないんだそうです。
 収録曲の「八千代獅子」と「千鳥の曲」は{前弾―前唄―手事―後唄}という構成(「八千代獅子」は前弾なし)で、こういう曲は「手事物」というそうで、器楽部分を重要視する歌の形式なんだそうです。いやあ、実際に聴きながら解説を読むと勉強になります。。

 演奏。演奏は一曲を除いて宮城喜代子さんと宮城和江さんの二重奏。編成は箏が2台か、三弦と箏。完全な器楽は1曲で、残り4曲は歌入りでした。
 僕は模範演奏としてこのCDを手にしたわけではなかったので、まずは聴く楽しみとしてこの演奏を聴いたんですが、そうやって聞くとやっぱりつまらなく感じてしまいました(^^;)。すっごくうまいんだろうなとは思うんですけどね。。浄瑠璃や琵琶や尺八は面白く感じるのに古典的な筝曲となると人間国宝の富山清琴さんを聴いても誰を聴いても、ことごとく自分には合わないのでした。なんでここまでつまらなく感じてしまうんでしょうか…作曲面でも演奏面でも安定しすぎて刺激がなさ過ぎるのかも。

 ご招待いただいて、日本の中堅どころのクラシック・ギタリストのリサイタルに行ったことがあります。そこそこの広さの小ホールが程よく埋まり、「へえ、これぐらいの人にもこれだけファンがついているんだな」と思ったんですよ。ところが終わった後のロビーでのCD即売会を見ていると、お客さんがみんなそのギタリストさんに声をかけて会話してるんですね。その会話に聞き耳を立てると…あ~お客さんのほとんどが、そのギタリストさんの生徒さんや先生、同僚なんですね。実は筝曲というのもこれに似たところがあるのかも。聴くためのものではなく、自分で演奏する人たちの楽しみのための音楽なのかも…そんな事を思ったある日の夜でした(^^)。あ、箏を演奏なさる人には素晴らしい演奏の手引きがついている事もあり、素晴らしいCDじゃないかと!


Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『富山清琴 / 箏(人間国宝シリーズ3)』

TomiyamaSeikin_SOu NingenKokuhouSeries3 生田流筝曲の家元にして人間国宝となった初代富山清琴(とみやませいきん)のCDです。1歳で失明、富永敬琴に師事して野川流三弦と継山流筝曲の伝授を受けたそうですが、このCDでは三弦は演奏しておらず、箏で勝負していました。
 全5曲で、3曲が歌入り、2曲がインスト。僕が地歌を含まない筝曲としてイメージする音楽はまさにこれ!という感じでした。きれいで、淡々としていて、そして退屈で…みたいな(^^;)。。

 でも…このCDはあまりに不親切でした。どう聴いたって合奏してる曲でも、共演者の名前は書いてないし、歌っているのに歌詞がついていない曲があったり。曲の解説も一切ありませんでした。筝曲や富山清琴に詳しい人ならそれでもいいのかも知れないけど、僕みたいなズブの素人にはあまりに不親切なCDと思ってしまいました。。

 素人耳には、楽器演奏はうまいけど平ら、歌は棒に思ってしまいました(^^;)。まあ、地歌系の人の歌ってこういうのが多いと感じるし、人間国宝に対して言っていいセリフではないですが、でもそう思ってしまったんですよね。せめてもう少し人なり曲の背景なりの情報があれば、いろいろと感じる余地も増えたのかも知れませんが…スマヌス。


Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『筝・三曲 ~江戸の室内楽 (日本の伝統音楽6)』

So Sankyoku Edo no Situnaigaku キングレコード内のレーベル・Seven Seas からリリースされた「日本の伝統音楽」シリーズの第6集、筝・三曲編です!昔、地方のブックオフに行った時にこの詩リースがずらっと安く出ていて、純邦楽を勉強したかった僕はここぞとばかりに買い占めたのでした(^^)。演奏家は曲によってまちまち、全5曲収録でした。

・六段 (箏)
・乱れ (箏本手・箏替手・三弦)
・五段砧 (唄・箏*2)
・千鳥の曲 (唄・箏、唄・箏替手)
・萩の露 (三曲合奏)

 慣れもあるのかも知れませんが、最近筝曲のCDをいろいろ聴いていたからか、苦手なはずの筝曲がけっこう耳に馴染んできました(^^)。このCDはオムニバスなのでそんなに入れ込むような内容のものとは思ってなかったんですが、これがなかなか。。特に最後の三曲合奏「萩の露」(唄・三弦:矢木敬二、筝:沢井忠夫、尺八:山本邦山)は音楽に押し引きもクライマックスもあったもんで、耳が西洋音楽になってしまっている僕の体が喜んでました(^^)。いや~これは曲も演奏もいいなあ。。作曲は幾山検校、幕末から明治にかけて活躍した地歌・筝曲家だそうです。
 他の曲も、他の筝曲のCDで聴いたものより面白く感じたものが多く、箏の二重奏「乱れ」のアッチェル具合などはかなりカッコよかったです(^^)。筝曲のオムニバスにはまず入っている「六段」も、このCDの米川敏子さんという方の演奏がいちばん良かったです。

 このシリーズは解説が丁寧で、純邦楽初学者の僕には有難かったです。解説は東京芸大講師の野川美穂子さんという方で、本当に素晴らしかったです!解説で勉強になった事がいろいろありましたが、そもそも筝曲についての解説がウィキペディアよりも要約が圧倒的にうまくて分かりやすかったです。以下、勉強になった事をまとめると…

箏はもともと雅楽に用いられる楽器だった。それが室町時代末期に筑紫箏(つくしごと)という箏伴奏の歌曲が生まれ、九州久留米の賢順という僧侶が大成。この賢順の元に学んだのが八橋検校で、この八橋検校以降の箏の伝承を筝曲と呼んでいる。
箏の二大流派は生田流(主に関西)と山田流(主に関東)。ほかに継山流や八橋流などがある。

 ハイ上がりな録音で純邦楽らしくないとも思いましたが、SNは良いしエッジも立ってるしで、これはこれでいい録音だと思いました。オムニバスと侮ってはいけない演奏と、素晴らしく丁寧な解説。これは僕みたいな初学者には絶対のおすすめです!!

Category: CD・レコード > 年間ベストCD   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

2023年に聴いたアルバム 独断と偏見のベスト34 +α(後編)

 2023年の私的ベスト・アルバム、後編です!

 そうそう、2023年の振り返りですが、このブログ関連の出来事としては、23年7月からYouTube チャンネルを解説して、ブログに続いてYouTubeでも色々とお話しさせていただくようになりました。
 なぜ始めたのかというと、いい音楽を紹介したいという気持ちがある事は勿論。実は他にも動因がありまして、ここ数年ずっと音楽の原稿依頼をいただいていたのですが、ギャラが決して高いものではないんですよね。いやいや、クライアント様は素晴らしい方々で、ライターの原稿料としては多くいただいている方なのですが、他の仕事に比べると割安な業界なんだな、みたいな。だったら自分で発進した方が良くね?みたいな(^^)。おかげさまで、予想をはるかに越える多くの方に楽しんでいただけているようで、やって良かったと思っています。がんばれ茜ちゃん葵ちゃん。

 というわけで、後編スタートです!

Rocky the Final映画
 とか言って、ランキングの前に映画を。映画は年々観なくなってきてます、寂しい…。嫌いになったわけじゃなく、時間がないんですよね(;_;)。ゲームに至っては、あれほど好きだったのに1年で1時間もやらなかったんじゃないかと。。

ロッキー・ザ・ファイナル Rocky Balboa
歳をとると色々と頑張れなくなるし諦めてしまう事もあります。そんな心を鼓舞してくれた素晴らしい映画

映画『ロッキー Rocky
言わずもがなの大名作。老トレーナーがアパートに来るシーンは一生忘れない

Chet Baker Bill Evans_The Complete Legendary Sessions第10位~4位
 ショーターにマデルナ、日本の若手超絶クラシック・ギタリスト…どれもおススメと言いつつ、さすがにこのへんからはワンランク上がる感じですね(^^)。こんなにいい音楽を聴いていた1年だったんだなあ…ではどうぞ!

第10位:『Chet Baker & Bill Evans / The Complete Legendary Sessions
編集盤だがマスタリングが見事。ビル・エヴァンスのピアノに心が震えた

Original ban niyoru Senzen Europe eigashudaikashuu第9位:『オリジナル盤による戦前欧羅巴映画主題歌集
戦前ヨーロッパのポピュラー音楽って、半分はクラシック畑出身のプロ楽団が演奏していたんですよね。そんなの、今のポップスがかなうわけないですわ。

第8位:『Wayne Shorter / Odyssey of Iska
もしエレクトリック・マイルスが硬派な方向に発展したら、こういう音楽になったんじゃないか、みたいな

Maderna_Quadrivium_Aura_Sinopoli.jpg第7位:『マデルナ:管弦楽作品集《クァドリヴィウム》 《アウラ》 《ビオグラマ》 シノーポリ指揮、北ドイツ放送交響楽団
マデルナ管弦楽の本当の凄さはアレアトリーじゃなくて和弦だと思うんですよ、奥さん

第6位:『Tito Puente‎ / Tambó
サルサの巨匠が作った異色作は、ほとんどティンバレス協奏曲…すげえ

第5位:『山田唯雄 / 1.0 (one)
YamadaIo_one.pngここまでのランキングに出てきた誰よりもうまく表現力のあるギタリスト。しかも録音がすげえ…今の日本のクラシックギターのレベルはヤバいです

第4位:『マデルナ Maderna / 室内楽作品集 Musica Da Camera: Ex Novo Ensemble
管弦楽曲では素晴らしすぎる和弦を使う人と思っていたマデルナだが、室内楽はまったく違うじゃん…しかもこっちの方がすげえ

スポーツ

 ベスト3の前に、2023年に観たスポーツを。ラグビーのワールドカップもメチャクチャ面白かったらしいですが、ニワカな僕は日本敗退で観るのをやめてしまっていました…というか、前回より放送回数少なかったですよね?というわけで、今年のスポーツは野球の年だったと感じます。

WBC ワールド・ベースボール・クラシックス
準決勝の日本vsメキシコ戦の激闘に震えた

第3位~1位
KikuharaHatsuko_NingenKokuho_JiutaSoukyoku.jpg 今年聴いたレコードのベスト3です!
 本にしても音楽にしても、テーマってあると思うんですよね。で、歳を重ねてくると切羽詰まって後がないので(^^;)、部分的なテーマとかはどうでもよくなって、より普遍的なもの、より大きなもの、こういうものをテーマとしてるかどうかが、作品のクオリティとはまた別の所で重要になって来るように感じます。例えば、なんで自転車は3輪じゃなくて2輪であるかを研究した本より、なんで生物には寿命があるのかを研究した本の方が、その研究自体の精度ではなく、テーマ選定の時点ですでに上を行っている、みたいな感じ。
 というわけで、毎年ながら上位に来る作品というのは、クオリティだけでなくて―あの時点ですでに心を震わされている所があります。でも大テーマのものでなく小テーマのモノには小テーマとしての価値があると思っているので、こういう所はランキング形式にしてしまうとうまく反映させられないのが残念
 …と、だんだん何言ってるのか分からなくなってきたので、ベスト3をどうぞ!
Astor Piazzolla Adios Nonino_1
第3位:『菊原初子 / 人間国宝 地歌筝曲 菊原初子
いやいや、物語が深すぎるだろ…浄瑠璃もそうだけど、地歌筝曲の詩世界の乾いた情念も凄すぎた

第2位:『Astor Piazzolla y su quinteto / Adiós Nonino
演奏も録音も絶品、かなりジャズに近づいたピアソラ・キンテート。ピアソラのキンテートで僕が一番好きなアルバムです。レギュラーのピアニストじゃなかったけども(^^;)

第1位:『ヒンデミット:ヴィオラのための作品全集Ⅱ The Complete WorksFor Viola volume 2 コルテス(vla)
Hindemith_Complete Viola works 2無伴奏ヴィオラ・ソナタ第2番が衝撃!!20世紀初頭のクラシックには衝撃を受ける事多数ですが、こういうのが普通にあるのが凄すぎる…。体が震えるとはこの事です

------
 年間ベストには反映させられませんでしたが、2023年は、谷村新司さんやもんたよしのりさんが世を去った年でもありました。その前年はアントニオ猪木さん、今年に入って八代亜紀さん…皆さん、私がウルトラマンばかり見えていた幼年期を卒業していくタイミングで出会った人たちばかり。もんた&ブラザーズ「ダンシング・オールナイト」なんて、幼年期を卒業していく瞬間に流れていた音楽でした。こういう人たちが作りだしていた文化を通じ、私は幼年期を卒業した実感を持っていますが、その時代がひとつ終わった感慨。

 私はもう少しやりたい事があるので、まだ前を観て進まないといけませんが、その進んでいく自分を作っている自伝的自己の中には、こういった先人他chの声が響いていると感じています。2024年、今年は飛躍の年にしたいです。皆さん、選挙に行って差別や戦争のない社会を目指しましょう!というわけで、今年もよろしくお願いします!

Category: CD・レコード > 年間ベストCD   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

2023年に聴いたアルバム 独断と偏見のベスト34 +α(前編)

 2024年の松の内も過ぎたこのタイミングで2023年の私的ベストを選ぶ、その心は…忙しくてやる事いっぱい、何もかも押し気味なんです。すみません。

 2023年は、ウクライナ戦争にイスラエルでの紛争、これに伴う物価高がマジでしんどい一年でした。人間の皆様、もういい加減戦争やめようよ。人が死ぬのはイヤだよ。もっと言うと、持っている側がエゴを押しつけ続けるから、持ってない人たちが武器をとるしかなくなる所まで来てるんじゃないのかな…。いずれにしても物価高マジきついっす。この状況で自〇党安倍派の億単位の不正が発覚…マジであの人たちを一度落選させましょうよ、国民の皆さん。投票行かないとか、あり得ませんよ(懇願)。

 明るいニュースの地番は、私的には野球!WBC は素晴らしい試合連発からの世界一!NPB も阪神タイガースとオリックスバファローズの日本シリーズが名勝負の連続!音楽って、レコードが出来て以降はリアルタイムにあまり拘らなくなったと感じますが、スポーツはリアルタイムであってこそ。素晴らしかったです。

 というわけで、2023年に聴いたりレコードの中で良かったもを全て振り返ります!いっぱいあるので、前後編に分けさせていただきます。それではスタート!


第34位~21位
 まずは34位から21位まで。34位と言ったって、「これはいい」と思ったものだけを選んでいるのでどれもおススメ、順位なんて飾り程度のものと思ってください!

Chicken Shack Goodbye Chicken Shack第34位:『Chicken Shack / Goodbye Chicken Shack
フレディ・キングのコピーだらけのホワイトブルースは金太郎アメすぎて退屈…頭ではそう思ってもこういう演奏があるからやめられない止まらない

第33位:『スガシカオ / FAMILY
クラブ・ミュージックと融合した90年代型ファンクというか、新しいポップロックと感じたあの頃が懐かしい

Debussy_Kakyokushuu_NatalieDessay.jpg第32位:『Jeff Beck Group / Rough and Ready
フュージョン期以前のジェフ・ベックといえばこれ!ここでブレイクスルーを起こしたと思う

第31位:『ドビュッシー:歌曲集《月の光》 ナタリー・デセイ
歌には衰えが(^^;)…でも表現、録音、そして何よりドビュッシーの歌曲作曲の素晴らしさに痺れた。やっぱり凄いわ。。

第30位:『Bread / Baby I'm-A Want You
カーペンターズやサイモン&ガーファンクルもそうですが、70年代の米ポップスの素晴らしさと言ったらもう

ChinShinki SHINKI CHEN第29位:『陳信輝 / SHINKI CHEN
戦後の東アジアは不幸な物語が続いてしまったが、そのへんの言葉にならないヤバさが形になった音楽だと思ってる

第28位:『Jimi Hendrix / Prologue featuring Curtis Knight
R&B的な曲でのギターの切れだけで言えば、ジミヘンはソロデビュー前が凄い

第27位:『Tito Puente‎ and His Orchestra / Cuban Carnival
Them The Angry Young Themやってる事はエンターテイメント、しかし演奏能力の高さといったらもう

第26位:『Them / The Angry Young Them
マージ―ビート系の音楽でここまでカッコいいアルバムはなかなかないぞ…あ、キンクスのファーストがあるか

第25位:『The Big Brawl original motion picture soundtrack
日本では「バトルクリーク・ブロー」の名前で知られてますね。このメインテーマは小学生の時からのヘビロテです
Cream Live Cream Volume 2
第24位:『Cream / Live Cream Volume II
クリームを聴くならライヴ。第1集も素晴らしいけど2集も見事、このアルバムに影響されまくった若い頃でした。

第23位:『Jaco Pastorius / Word of Mouth
ジャコパスは正直言って苦手。そんな僕がこの作品には悶絶。ベース演奏ではなく作編曲家として素晴らしい人だったとは
Jeff Beck Who Else
第22位:『Jeff Beck / Who Else!
ロック・ギタリストで、オッサンになってからの方が若々しい演奏する人って珍しいのでは

第21位:『King Crimson / Live At The Marquee 1969
69年のキングクリムゾンは、『クリムゾンキングの宮殿』だけ聴いていても良さの半分しか分からん、ライブがまた凄いんだぜ…録音は悪いけど(^^;)


コミック
 ノミネート作品を選ぶために、2023年のブログをざっと読み返していたんですが、2023年は松本零士さんと寺沢武一さんという、素晴らしい漫画家さんが二人も旅立ったんですね。。子どもの頃から、お二人のコミックにどれぐらい楽しませてもらった事でしょうか。少年の日よ永遠なれ。

Cobra_New1.jpgコブラ』 『コブラ 聖なる騎士伝説』 寺沢武一
最高のスペースアドベンチャー、私的にはスターウォーズよりこっち。寺沢先生、素晴らしいエンターテイメントをありがとう!

1000年女王』 松本零士
コミック作品だけで言えば、松本零士さんの最高傑作はおいどんでも999でもなくこれだと思ってます

ハイティーン・ブギ』 後藤ゆきお(原作)、牧野和子(画)
10代の頃の熱さがこの漫画にはある。そして桃子の遺書の胸に迫る事といったら…

第20位~11位
 完全に忘れていましたが、去年の前半は、クラシックではショスタコーヴィチを聴きまくってたんですね。若い頃は「ショスタコ聴くならシンフォニーの12番以降だな」と思っていたのが、他の物の素晴らしさに衝撃を受けたという。そんなわけで、ショスタコだらけになってしまったのですが、なにとぞご容赦を。。

Pat Martino_Live at Ethels Place第20位:『Pat Martino / Live at Ethel’s Place *video
「どうせ指先だけでチロチロやってるオタク系フュージョンだろ?」と思っていたら凄すぎた!!

第19位:『ショスタコーヴィチ:交響曲第5番《革命》 バーンスタイン指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック
歳を重ねて、12番より前のショスタコのシンフォニーに感動するようになる日が来ようとは

第18位:『Jackie McLean / Presenting... Jackie McLean
バッパーとしてのマクリーンの凄さを知りたいならこれ。レフトアローンは一面でしかないと思い知った

第17位:『ショスタコーヴィチ Shostakovich:協奏曲集(完全版) Concertos (complete) | Cristina Ortiz (p), David Oistrakh (vln), Alexander Ivashkin (cello), Moscow Phil, Leningrad Phil 他
Shostakovich_Concertos completo_CristinaOrtiz曲ではヴァイオリン協奏曲第1番とチェロ協奏曲第2番、演奏ではダヴィッド・オイストラフのヴァイオリンがものすごい…

第16位:『John Coltrane / Live at Birdland
フリー突入前の黄金のコルトレーン・カルテットのライヴって、これが最強なのでは

第15位:『Son House / Father Of Folk Blues
Son House Father Of Folk Blues全盛期ではない60年代録音なので二の足を踏んでいたが、いざ聴くと素晴らしすぎた。デルタ・ブルースはロバジョンやパットンだけじゃないんだな、みたいな

第14位:『イベール:《寄港地》 《フルート協奏曲》 《交響組曲パリ》 イベール作品集 デュトワ指揮モントリオール響
「寄港地」を聴くためのCDになってるが、それだけで充分お釣りがくる!フランス近代音楽は宝の山だ

Modern Jazz Quartet Pyramid第13位:『The Modern Jazz Quartet / Pyramid
MJQ は退屈なカクテルジャズのアルバムを掴まされるが、当たりを引くと上質すぎる室内楽とジャズの融合した音楽を聴けるんだぜ

第12位:『ワイル Kurt Weill:知られざるクルト・ワイル The unknown Kurt Weill / Teresa Stratas
若い頃から何度か挑戦しつつ肌に合わなかったワイルを初めて良いと感じたのは、なんと代表曲の入っていないこれ。歌手と演奏が素晴らしかったのかも
Shostakovich_StringQ 3 7 8_HagenQ
第11位:『ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲 第3番、7番、8番 ハーゲン弦楽四重奏団
ショスタコはシンフォニーだと思うじゃないですか。ところが弦カルも凄い…個人的には弦カルの方が好きかもとすら思ったとか思わなかったとか

------
 というわけで、前半はここまでです。10位から1位までは、また明日!!


Category: アート・本・映画 etc. > 本(漫画・サブカル)   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

スタンプブック『怪獣の世界 ワールドスタンプブック』

Kaijyuu no Sekai 子供のころ、自分も含め、友達の多くが怪獣博士でした。テレビで見たこともないウルトラマンの怪獣ですらよく知っていたのですが、なんでそんなに詳しかったかというと、これがあったから!この本は僕のまわりで大流行していまして、クラスの男子の過半数がこれを持っている状態。ある事情があって、この本を持っている人とは友達になる必要があったので、友達の輪が広がる広がる!今でもこの本を持っていた友人の名前と顔をけっこう覚えています(^^)。

 ただしこれ、厳密には本のようで本にあらず、ただの台紙なのです。本屋のカウンターで売っていた、中の見えない怪獣のブロマイド入りの袋を買って(たしか1袋50円)、出てきた怪獣の写真を台紙に貼っていってアルバムを完成させるのです。で、持っている怪獣が出てくると「ふざけんなよ」と悔しがり、ウルトラマンの写真が出ると「やった!」と喜ぶ(^^)。別にそれを楽しんでいたわけでもないんですが、ゲーム性はあったのかな?あと、宇宙人の円盤の写真は不人気でしたね(^^;)。それから、表紙にミクラスのカードを貼る場所があるんですが、表紙はコーティングしてあるもんで、普通に糊で貼るといつの間にか剥がれて無くなってたりして。。さらに、カードの裏には怪獣の説明があるので、友人のI君はは糊でベタっと張ってしまわずにセロテープで上のほうを貼ってめくりやすくしたりしてました…賢いな。

 最初のうちは怪獣のブロマイドがダブることもなくサクサク進むんですが、揃い始めてくるとダブる確率がどんどん上がってイライラしたもんでした。そんなわけで、友人とダブったカード同士を見せ合って、お互いに持っていないものがあったら交換。「この本を持っている友人とは友達になる必要がある」というのは、交換のためです。この時に打算という事を覚えたんだな(^^)。
 出版社も救済策を用意していました。「最後の○○枚になったら出版社あてにほしい番号を知らせてくれたら直接売るよ」みたいな。でも僕はそこまでたどり着くことができず、コンプリート出来ないまま終わってしまいました。

 このアルバム自体より、友人たちと協力しながらカードを集めていたこと自体がいい思い出です。これ、仮面ライダー編もありまして、小学校低学年だった僕は、そっちもせっせと集めたものでしたが、そっちもコンプリート出来ず。二兎を追う者は一兎をも得ずという事を人生ではじめて身をもって教えられたのでした。くっそ~、今更ながらコンプリートしたくなってきたぞ。。


Category: アート・本・映画 etc. > 本(漫画・サブカル)   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

書籍『ウルトラマンを創った男 金城哲夫の生涯』 山田輝子

Ultraman wo Tsukutta Otoko 円谷プロ伝説の初期3作『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』の3作で、メインライターのみならず企画者として八面六臂の活躍をしたシナリオライター・金城哲夫さんの生涯を追った本です。著者の山田輝子さんは、学生時代に玉川学園高校で金城さんと面識のあった方だそうです。

 なにせ子供の頃からウルトラセブンが大好きだった僕なので、金城さんの名前は折に触れて目にしてきました。ウルトラマン関連のレコードや本を買って来るたびに、「キングジョーの名前の由来は、脚本を書いた金城さんの名前をもじったもの」だとか、まあよく目にしたものでした。いちばん大きかったのは、学生時代(社会人になってた?)にNHKで放送された、ウルトラセブンの制作背景を描いた『私が愛したウルトラセブン』というドラマ。群像劇でしたが、主役のひとりが金城さんだったんですよね。

 というわけで何となくは金城さんのことを知っていましたが、本格的な本は初めて…いやいや2冊目でした。特に面白かったのは、どうやってシナリオライターになれたのかという事と、円谷プロと金城さんの歴史。前者の「どうやってシナリオライターになったのか」は、若い時に読んでおきたかった内容でした。要するに、大学時代の恩師にシナリオライターになりたいと相談し、紹介してもらった流れですが、こういうのって知ってると知ってナイトで大違いですよね。僕、シナリオライターになりたいと思った事あるんですよね。学生時代にこういう本を読んでいたら、もしかしたら違う人生を歩めたかも。
 そして人生の大きなヤマが、大学後半から社会人になって数年おうちに起きてしまう所が、現代人の人生を感じさせるものでした。これ、すごく分かります。ここで人生の方向がだいたい決まってしまいますよね。しかもそういう時期って社会人としては駆け出しの青二才だから、困難を躱す術を知らないというか、それで思いっきり転んでしまう事が…。

 僕が読んだ金城さん関連の本だと、盟友の上原さんが書いたものもありましたが、あちらはかなり円谷プロ時代に特化したものだったのに対し、こちらは学生時代から晩年(と言っても早世なのですが)までの生涯を追った内容。文庫という事もあり、著者の山田さんの文章もうまいため、非常に読みやすい本でした。昭和の伝説の特撮番組を作った最大の功労者ともいう人の生涯、これは読んでおいていい本だと思いました。

https://amzn.to/47pldZY

Category: YouTubeチャンネル   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

You Tube チャンネル 【ウルトラセブン2: セブン制作計画 前篇】 アップしました

Ultra Seven 2_Thumb Nail 大人目線で楽しむウルトラセブンの動画、第2回です。あ、そうそう、コメント欄から質問いただきましたが、「恒点観測員340号」は、ウルトラセブンさんの肩書きです。劇中で語られたわけじゃないのですが、私が子供の頃は、色んなウルトラ図鑑にそう書かれてました…後付けの設定なんですね、たぶん。

 今回は、ウルトラセブンの企画の進行を追ってみました。セブンの企画や設定って、ウルトラQやウルトラマンよりもかなりしっかりしています。それが作品のクオリティにも、逆に制約にもなったと思うんですが、さすがに相当な数の脚本家や監督が絡む作品では、こういうのってしっかりしておかないとダメなんでしょうね。

 というわけで、隙だらけの動画ですが、ゆるゆると楽しんでいただければ幸いです。そして、もし楽しんでいただけたようでしたら、チャンネルを登録いただけると有り難いです♪

(YouTube チャンネル) https://www.youtube.com/@BachBach246
(ウルトラセブン1 セブン制作計画 前篇) https://youtu.be/MZdcOsrF94k


Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『King Crimson / Circus』 『Academy Of Music, New York, November 24, 1971』

Circus_boot 71  キング・クリムゾン4枚目のアルバム『Islands』録音終了後/発表前に行われたライヴ録音。11月24日ニューヨークの音楽学校での収録です。僕がこの音源を手にしたのは、その手のお店で買った『CIRCUS』という怪しいアルバム。ちなみにこれは録音日のクレジットが間違っていて、「73」年11月24日となっていましたが、その時期だともうメンバーがゴソッと入れ替わっているのであり得ないんですよね。。今だと、クリムゾンのファンクラブで、『Academy Of Music, New York, November 24, 1971』というタイトルで、同日の録音(同じ録音かどうかは分かりません)がダウンロード購入できます…ディスクにはなっていないみたい。

 このディスクを手にしたころは、クリムゾンのライヴ盤を探すマニアなプログレファンやクリムゾンファンの方がけっこういた時代。なにせ、そういう専門店が成立していたほどでしたし、まだクリムゾン側がブート音源のリリースをしていない時代でしたし。録音が数多く残っていた事もあるんでしょうが、クリムゾンのブート一番人気はやっぱり73年からのあのインプロ・バンド。でも僕はその前のクリムゾンも大好きだったので、色々と探してました。特にアルバム『ポセイドン』や『リザード』の曲をやっているライヴが少なくて…そりゃそうですよね、その頃はメンバー離脱でライヴやってないし、73年に入るとその頃のナンバーはやらなくなりましたし。

King Crimson_Academy Of Music, New York, November 24, 1971 で、遂にみつけたのがこのアルバム。「サーカス」、「ピクチャーズ・オブ・ア・シティ」、「デヴィルズ・トライアングル」、それに「フォーメンテラ・レディ」「セイラーズ・テイル」と、ちょっと他のライヴ盤では聴けないナンバーがずらっと並んでいたのでした…今では大量にあるこの時期のライヴも、当時は本当に手に入れにくかったんです。あ、そうそう、レコーディング直後という事もあるのか、このあたりのライヴはフォーメンテラ~セイラーズの組曲化ががっちりするようになってました。でもって、アルバムと違ってキース・ティペットやハリー・ミラーといったゲスト・ミュージシャンがいないので、カルテットで全部表現する事になっていて、アルバムとは違ったアレンジを楽しめたのは良かったです…って完全にファン目線の聴き方になっちゃってますね(^^;)。

 アイランズ期のメンバーのフルライヴとしては、平均的な点数と思います。オーディエンス録音のブートとしては悪くない音質だし、演奏に傷があるわけでもないんだけど、「21世紀の精神異常者」でのフリップ先生のギターソロは70点ぐらい、72年に入ったライヴではこれより上と思えるものがあるので、人にはそんなに薦めないかな…悪いわけじゃないんですよ。じゃ、この時期のライヴのおすすめが何かというと…それはまた次回以降に!


Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『King Crimson / Live At The Marquee, August 10, 1971』

King Crimson Live At The Marquee, August 10, 1971 これもアイランズ期となるサード・ラインナップのキング・クリムゾンのライブ音源です。場所はクリムゾンのライヴ拠点マーキー、CD2枚組…という事は対バンなしだったのかな?69年以来ようやくライヴをやるようになったとはいえ、このへんになると、クリムゾンはビッグネームだったんでしょうね。ちなみに、この時のマーキーは2daysだったらしいですが、客が入りすぎて急遽3days になったんだとか。この3days ライヴが行われていた頃、クリムゾンはアルバム『アイランズ』録音の真っ最中だったんですよね。

 セットリストも71~72年の他のライヴとだいたい同じ、「精神異常者」でのフリップ先生のアドリブは奇をてらいすぎてやらかしちゃった感もあり、音質もブートとして悪くはないけど良くもない状態。というわけで、アイランズ期のライヴを聴くならこれより優先順位が高いものがあると思いました。
 あ、でも、このライヴでも「太陽と戦慄1」のギター独奏パートをテーマにしたプロトタイプの演奏をしていまして、これがヘッドは「グルーン」のようなニュージャズっぽいカッコよさ。ただ、やっぱりグループ・インプロヴィゼーションに突入するとただのブルース・ジャムみたいになっちゃうのでした。これが、ロバート・フリップがサード・ラインナップを解散させようと決意した最大の理由じゃないかなあ…

 そして、新アルバムで組曲化された「フォーメンテラ・レディ」も披露され(あれ?この時が初披露かな?)からシームレスで「セイラーズ・テイル」に繋がる流れも、この頃にははっきりしていました。以降、72年のライヴでは、僕が聴いた限りだとこの流れはずっと守られていました。かなり即興を叩きこんで、アルバムとはけっこう違うので、これはライヴのブートレグに夢中になる人を生むかも。。

 というわけで、作品としてはそこまで重要な録音とは思えませんでしたが、クリムゾンの音楽がどうやって通られていったのかを知ろうとすると、面白い発見が色々とある録音でした。


Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『King Crimson / Zoom Club, Frankfurt, Germany, April 14, 1971』 『同April 15, 1971』

King Crimson_Zoom Club, Frankfurt, Germany, April 15, 1971 これはCDになっているのかどうか…さすがにあの21CD+2DVD+4Blu-ray のボックスには入ってそうですね(^^;)。僕はキング・クリムゾンのファンクラブでダウンロードして聴きました。タイトル通りのライブ音源です。このドイツ・フランクフルトのズームクラブという所でのライヴ音源は何日かあって、僕が知っているだけでも4/13, 14, 15は確実にあるので、少なくとも3デイズだったんでしょうね。4/13の音源は、例のアイランズ期クリムゾンのライヴ・コンピレーション『Ladies of the road』にも1曲入っています。

 この71年4月のドイツ公演の何が貴重というと、アルバム『アイランズ』の録音前のライヴで、アイランズに入る曲を色々とやってること。これが、既に素晴らしい完成度を持っているものもあれば、まだ試行錯誤段階のものもありで、マニア的には面白いものだったりします。でもそれって完成形のアルバム『アイランズ』をしてるからそう感じるだけで、いきなりこの録音を聴いて「クリムゾンって凄いな」とは思わない気が(^^;)。

 試行錯誤の例でいえば、アルバム『アイランズ』収録曲の中で僕が一番好きな曲「セイラーズ・テイル」の試行錯誤。あの曲って、アルバムではコーラス形式ではない大きな楽節としてA-B-A-coda、みたいな形でしたよね?アルバムでは、ベースは6/8拍子なのがBに来て同じテンポで来つつも4/4に変化して、テンポが落ちたように感じさせる仕掛けがあるんですが、ライブ前だと単純にテンポを落としたカデンツァにしていたり、楽器を変えてみたり、日によっていろいろ違いました。Aパートもギターがコードでバッキングをつけたりする日もあって。
King Crimson_Zoom Club, Frankfurt, Germany, April 14, 1971 このコード・バッキングって、やり方からしてジョン・マクラフリンの影響なんでしょうね…。そういう中から、コード・バッキングをやめてメロ2重奏のポリフォニー化して、6/8から4/4の変化という工夫を思いついたわけで、そうやって曲が完成していくのが分かって面白かったです。中には、完成前の方が面白い曲もあったりして。
 もうひとつは、「太陽と戦慄パート1」のギター独奏パートが、この時点で弾かれてました。この段階ではあの狂ったようなアルペジオ自体が主題だったんですね。ただ…主題に続くオープンパートに入ると、結局はだんだん単なるジャムになっていくのでした。。

 そして、このメンバーになってはやい時期のライヴならではの発見もありました。なにせレコーディング前の若いバンド、サックスのメル・コリンスもドラムのイアン・ウォーレスもレコーディング後より上手いというか、のびのびと自分のいい所を出して演奏できているように感じました。ふたりともバンドマンですからね、あのクリムゾンのメンバーとして、人前で演奏出来る喜びもあったのかも知れません。もしかすると、まだそこまでフリップ先生の締め付けがきつくなかったのかな…。アイランズ期のライヴは、クリムゾンのライヴを聴くならあとまわしの時期だと僕は思っていますが、ファンだとやっぱり聴いちゃうんですよね。。


01 2024 « »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

月別アーカイブ
検索フォーム
これまでの訪問者数
最近気になってるCDとか本とか映画とか
ロシアとウクライナがほぼ戦争状態に入りましたが、僕はソ連解体後のウクライナについて本当に無知…。これは2016年にオリバー・ストーン監督が作ったウクライナのドキュメンタリー映画。日本語字幕版が出たらぜひ観たい このブログをYoutube にアップしようか迷い中。するなら作業効率としては早いほど良いんですよね。。その時にはVOICEROIDに話してもらおうかと思ってるけど、誰の声がいいのか考え中
アド
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Archive

RSS