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Category: CD・レコード > 日本のロック・ポップス   Tags: ---

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『MISIA / Mother Father Brother Sister』

MISIA Mother Father Brother Sister 彼女も間違いなく平成を代表するJポップの歌姫、ミーシャさんです!これは彼女のデビューアルバム、1998年(平成10年)発表です。このアルバム、今の時代では考えられないぐらい爆発的に売れてました。ここからR&B色の強い平成の実力派女性歌姫の大ブームが起きた印象でした。平成10年ごろはまだCD文化が生きてたんですね。CDって平成何年から売れなくなったんだろう。

 1曲目、冒頭にスキャットでいきなりものすごいハイトーンを聴かせるところで、「あ、マライア・キャリーみたいにレンジが広くて歌がうまい人として売りたいんだな」と感じたものでした。ただ、喉歌いで声が針金みたいに細いし(他のアルバムはどうか知りません)、ピッチがめっちゃくちゃ甘いので、うまい人というより「うまい風の人」に感じていました。テレビでもラジオでも「ムッチャうまい」みたいにプッシュするもんだから、「いやいやいや…」と思ってしまう現象が僕の中で起こってしまったのです。僕はこれを「ゴリ押ししてほめ過ぎるとむしろハードルがあがってしまって、逆に『いやいやそこまでのもんじゃないだろ』という反論を生んでしまう現象」と呼んでるんですが、そんな無理やりうまいの押し売りしなきゃ、そんなこと思わないのにね(^^;)。。でもそれって本人のせいじゃないと思うんですよね。ライブじゃないんだから、ピッチなんてジャストになるまでテイクを重ねればいいだけだったはずだし、今ほど簡単でないにしても当時だってピッチ補正の技術はあったので、「めちゃうまい」で売るなら、ピッチ合わせすらやらなかった制作陣の怠慢が大きかったはず。

 でも、それでダメかというと、このアルバムは曲やアレンジのセンスがすごく良く感じて好きだったのです。当時流行っていたTLCみたいなちょっとポップスのはいったR&B系のサウンドと、低音を重視した当時のクラブ・カルチャーの音の傾向と、分かりやすくて落ち着く日本の昭和歌謡曲の伝統、この3つがいいバランスで混じって、心地よくて好きだったのです。作編曲のほとんどは島野聡さんで、これが大ブレイクのきっかけだったと思うんですが、そんな訳で僕はこれを島野さんのアルバムだと思ってます(^^)。

 歌だって、「天才!」とか「世界を代表する」とか言われると「いやいやこれを天才と言われたらスティーヴ・マリオットダニー・ハサウェイダイナ・ワシントンや都はるみは…」となっちゃうだけで、そんな事さえ言わなければ間違いなくいいヴォーカルだと思います。僕にとっては、これがいちばん平成を感じる1枚なのかも。20年ぶりぐらいに聴きましたが、記憶していたより気持ち良かった(^^)。まさかこの後、日本のポップス業界が壊滅するとはまったく予想できなかったなあ。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
ロシアとウクライナがほぼ戦争状態に入りましたが、僕はソ連解体後のウクライナについて本当に無知…。これは2016年にオリバー・ストーン監督が作ったウクライナのドキュメンタリー映画。日本語字幕版が出たらぜひ観たい このブログをYoutube にアップしようか迷い中。するなら作業効率としては早いほど良いんですよね。。その時にはVOICEROIDに話してもらおうかと思ってるけど、誰の声がいいのか考え中
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