そんな中、アコースティック・ギター弾き語りの5曲目「Stroll Out West」、と10曲目「Bullcow Blues」が、音は綺麗だし演奏もバスと和声と戦慄の同時弾きでメチャクチャ素晴らしい!!こういうのって、ブルースだとモノトニック・ベースっていうんでしたっけ?戦前ブルースマンが得意にしていたあれです。とかいって、自分で挑戦してみたら、カポさえつければ意外と演奏出来た(^^)。こういうのは演奏システムを作りあげたところに素晴らしさがあるんでしょうね。アコースティックブルース万歳。
バンドブルースでは、6曲目「Sittin' Here Thinkin'」とボーナストラック13曲目「Mean Red Spider」が好き。「Sittin' Here Thinkin'」は、George Smith という人のブルースハープがカッコいい!やっぱり僕は、バンドブルースではブルースハープをめっちゃ重要視してるみたい。この楽器とヴォーカルは、バンドブルースで表現力がずば抜けた楽器だと思います。「Mean Red Spider」はスローブルースで、エディ・テイラーのやさぐれた歌い方がカッコいい!