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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

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『The Beatles / Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』

The Beatles Sgt Peppers Lonely Hearts Club Band サイケ全盛の1967年にビートルズが作ったコンセプト・アルバムです。ものの本にはよく「ロック史に残る名盤」みたいな書かれ方がされてるけど、あの見事なポップロックアルバム『リボルバー』の翌年にこれを聴かされて、当時の人は本当に良いと思ったんでしょうか。からかわれてる気分になった人も多かったんじゃないかなあ(^^;)。

 管弦セクションを折りまぜたアレンジ、SEのダビング、切れ目なくつながっていく曲…この時代って米サイケの勢いがすごくて、イギリスのアイドルバンドですら、みんなこういうサイケなコンセプト・アルバムを作ってました。スモールフェイセズの『Ogdens´ Nut Gone Flake』やストーンズの『Their Satanic Majesties Request』あたりもこういう方向。でも僕は、こういうアイドルバンドが作ったコンセプト・アルバムで面白いと思ったものがほとんどないのでした(^^;)。あ、ビートルズの『アビイ・ロード』のB面だけはものすごいと思います。
 このアルバムで面白かったのって、そういうサイケとかコンセプトな所じゃなくって、ライブで演奏できない音楽になってもいいから、スタジオで面白い音楽を作ろうとしたところじゃないかと。ビートルズはライブをやらなくなりますが、SEやクラシカルな管弦が入りまくりのこんなの出来ないですよね(^^)。好きかどうかはさておいて、これがなかったら以降のビートルズの傑作『マジカル・ミステリー・ツアー』や『アビイ・ロード』もなかっただろうし、それどころか、以降に続くゴドレイ&クレームやクイーンや10cc やスティーリー・ダンが作ったようなアルバムは生まれなかったんじゃないかと。

 でもやっぱり僕はこのアルバムがあんまり好きじゃないのでした。だって、いい曲がないんですもの。いちばん好きな曲が「Within you without you」というインド音楽調の曲だったりするし(*゚∀゚*)。そういえば、タブラやタンブーラ―の音を聴いたのって、このCDは初だったかも。あ、でも、「A day in the life」は、後にウェス・モンゴメリーの演奏を聴いてムチャクチャ好きになりました。あれは素晴らしいアレンジと演奏だったなあ。。

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Comments
 
死ぬまでに全部書くぞシリーズに、なんとSgt.Pepper's が来ましたか。
(ビートルズはまだ残りがあるのでしょうか?)
洋楽歴の極初期に聞いたアルバムなのですが、聞く前から「ロック史に残る」「以後のすべてのロックに影響を与えた」「ビートルズの最高傑作」と吹き込まれたら、中学1年生が逆らえる訳がありません。
音楽教室でベートベンかモーツアルトを聞くような感じで、聞いたのを覚えています。
このアルバムが余り好きではない、と音楽を良く知っている Bach Bachさんが書いてくれて何だかほっとしました。
ビートルズ、まだまだあります! 
AKISSH さん、書き込みありがとうございます。連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。僕はリフレッシュできました!

ビートルズ、感想を書いてないアルバムはまだまだあります!この連休明けに後期アルバムをまとめて聴きかえしたとしても、初期がほぼ手つかずで残っています。僕がビートルズの初期アルバムを聴きたいと思うのは果たしていつになる事やら(^^;)>。

Sgt.Pepper's は、何を基準にするかで評価が分かれそうなアルバムですよね。単にビートルズのアルバム群の中での評価をするなら、今までと違う作風へのチャレンジという点は素晴らしいのかも。これがなかったらAbbey Road のB面も、マジカル・ミステリー・ツアーもなかったわけですしね。でも僕にとってはちょっと…。それってきっと、ビートルズがこういう方向に舵を切った原因であろう当時のアメリカン・サイケとの比較、ポップスとしてのクオリティ、管弦楽アレンジや曲そのもののクオリティ、きっとこういう聴き方を無意識にしてしまっていて、そういう聴き方をしてしまうと…まああくまで個人の感想ですし、色んな評価をする人がいたとしてなんらおかしくないアルバムだとは思います。
 
Bach Bachさん、こんばんは。
僕も、このアルバムをいいと思ったことがありません。
10代の頃はピンと来なかっただけかも、と思ったけど、最近もやっぱり。
このレコードの衝撃は、リアルタイムでないとすんなり飲み込めないもののような気がします。
「あの粗っぽいロックが、ついに芸術になった!」的な衝撃が当時はあったんだろうな、と。
僕らの世代は、そんなの当たり前、むしろ芸術になったロックはロックじゃないかも?みたいなところからスタートしてる感じ。
リアルタイムでないと…たしかに! 
golden blue さん、書き込みありがとうございます。

やっぱりそう感じますよねえ(^^)。

そして、なるほどたしかにリアルタイムかどうかは大きいのかも知れません。ものの良し悪しは何を基準とするかによるのでしょうが、発表当時は発表当時の様相の中からこのアルバムが出てきているのですもんね。
67年というとフランク・ザッパもピンク・フロイドもディープ・パープルも出てきた瞬間で、アイドルなロックンロールバンドでは通らなかくなってきた頃だったのかも知れませんね。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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