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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > クラシック   Tags: ---

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『西村朗:光の鳥 小泉和裕指揮、東京都交響楽団』

nishimuraAkira_HikarinoTori.jpg このCD、聴いていたら怖くなりました。僕の部屋の中で咳をしてる人がいるんです。あれ?スマホがつながったままなのかな?いや、正面からかすかに聴こえたぞ…CDの中に咳の音が入っていただけでした(^^;)。録音がいいもんだから、ものすごくリアルでビックリしたよ。というわけでこのCD、ライブ録音なのかどうかも分かりませんが、ひとり正面で咳こんでいる人がいます。たぶん女性。でも、そんなに大きな音じゃないから、CDを買うのをやめるほどのものじゃないですが。。そんなわけで、収録曲を。

・光の鳥 (1994)
・黄昏の幻影 (1995)
・交響曲第2番 「三つのオード」(1979)

 20代のころ、僕が一番好きだった西村朗さんのCDは、これでした。単一楽章の「光の鳥」も「黄昏の幻影」も素晴らしく感じられました。でも、何に感銘を受けたのか、よく覚えてなかったのです。久々に聴いたら、一気に思い出しました、音です。フワーッと混ざった和音です。今回、西村さんの曲を室内楽も管弦楽曲も含めてまとめて10曲聴いたんですが、僕の中での西村さんのベストCDはこれ。それぐらい、響きが素晴らしかったです。
 いま聴くと「三つのオード」が良かったです。他の2曲よりこちらの方が完成度が高いと感じます。これは交響曲というもののピアノ入り、東京芸大大学院の修士課程修了作品だそうです。響きの素晴らしさがすでに完成しているだけでなく、テクスチュアがしっかりしている所が他よりいいなあ、と。

 ところが意外だったのは、20代の時と違って、これらの曲をすんなりとは受け入れがたかった事でした。何がダメだったかというと、楽式。ダメとかそれ以前に、楽式がないに等しい、もしくは単純すぎるのです。「三つのオード」だけはまだ良かったですが、他はサウンド面のイメージだけで曲を書いたんじゃないかというほど。また、響きだけでクライマックスを作りに行くので、これらの曲のクライマックスって、極端に言えば音がでかくなるだけで、作曲としては幼稚なんじゃないかと思いました。音楽って時間芸術という側面があるので、次第に変化していくとか、あるいはひたすら同じ音を繰り返してトランス状態に導くとか、時間軸に明確な意図がないと、ただ漠然と音が鳴ってるだけみたいになっちゃうんだなあ、と。

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Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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