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Category: CD・レコード > クラシック   Tags: ---

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『バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタ ラヴェル:マ・メール・ロワ、スペイン狂詩曲 アルゲリッチ&フレイレ(p)、ザードロ&ガッジース(perc)』

Bartok 2daiPiano DagakkiSonata_Ravel MaMer バルトークラヴェルの、2台ピアノと打楽器のための曲を収めたCDです。というわけで、ラヴェルの「マ・メール・ロワ」は管弦楽版やバレエ版じゃなくて2台ピアノと打楽器版。ちなみに「マ・メール・ロワ」は、4手ピアノ版が最初なんだそうです。へえ~。演奏はピアノがマルタ・アルゲリッチとネルソン・フレイレ、打楽器がペーター・ザードロとエドガー・ガッジースです。僕はアルゲリッチ以外ぜんぜん知らないので、プレイヤーをまるで紹介できなくてすみませんm(_ _)m。

 バルトークの「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」は1937年作曲で、新古典と前衛を混ぜたような作風だった時期の作品です。バルトークの作風ではこれ系かさらに前衛に進んだ時期のものが好きな僕としては、弦チェレや弦Q3~6番に並んで大好きな曲です(^^)。冒頭のオスティナートなんて12音を使い切っているように感じますが、それでも調的な重力は明確、さらにバルトークらしく構造が明快、絵画や物語を音に還元して表現するのではなく、まさに音楽そのものを目指したといった感じの硬派作品。いや~素晴らしいなあ。

 一方のラヴェルは…バルトークと同時代の作曲家なのにここまで違うかというほど、音の色彩への配慮がものすごい印象派的な音楽です。「マ・メール・ロワ」の2台ピアノと打楽器版は初めて聴きましたが、これが見事!管弦より2台ピアノの方が曲の構造が明確に見えやすく感じました。「スペイン狂詩曲」は、当時の流行というか、スペイン系とかキューバから持ち帰りの音楽とか、独仏伊以外の外文化から持ち帰った音楽の影響が強い感じ。また、こういうのをすぐに音楽に反映させられる軽やかさがフランス音楽的でもあるなあと思いました(^^)。

 演奏は、これで4人だけなのかというほどに演奏が分厚くて立体的で驚きました!いや~やっぱりクラシックのプレイヤーってすごい。そして、めっちゃ録音がいい!!変に残響がうるさい事もなく、かといって妙に音が細いという事もなく、楽器のエッジが立ってるのにふくよかな音。それでいて空間も広い感じで、楽器は遠くない…なに言ってるんだかわかんないですね(^^;)>、素晴らしく良い音だと思いました!

 バルトークとラヴェル、作風はまったく違うんですが、どちらも500年後でも名が残っているだろうというほど素晴らしい作曲家です。素晴らしい1枚、これは大名盤じゃないでしょうか。超おススメです!

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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