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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

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『ブルースの源流 ザイール シ人の歌とリケンベ』

Blues no Genryuu_Sijin no Uta to Rikenbe 今のコンゴ民主共和国、僕が学生の頃はザイールと呼ばれていました。ザイールと呼ばれてた時期はクーデターで大統領に就任していたモブツさん政権時代の事。ただ、なんせ2次大戦であれだけ人類絶滅の危機を招きながらまた植民地主義を手を変え品を変えて続けようとした欧米への反発としてのアフリカや中南米の独立運動から生まれた国です。だから、世界史の勉強が不足してる僕は、正しい事実を知るより前に「クーデター」「独裁者」という印象だけでモブツさんを批判的に見るのは留保したいところ。

 そんなザイールの音楽ですが、このCDに入ってたのは、バントゥー系(背のすごく高いアフリカ大陸の黒人は、だいたいバントゥー系だそうです。コンゴやザイールあたりから南に位置する中部アフリカと東アフリカ一帯が彼らのエリア)の農耕民族シ人の音楽でした。リケンベ(親指ピアノ)の弾き語りで、後ろでシェーカーのような振りもの打楽器の伴奏がついていました。シ人のリケンベはボディに共鳴胴をくっつけているのが特徴みたい(ジャケット写真みたいな感じ)。なるほど、中央アフリカもそうでしたが、このへんは親指ピアノがけっこう普及してるんですね。「キン・コン・キキカコン」みたいに4音程度の音のパターンを反復しながら、ラップかリズムつき朗誦みたいな感じのヴォーカルがつく感じ。盛り上がったり展開したりはせず、ひたすら同じものを循環してる感じなので、ひとり呪術のように聴こえました。

 北米大陸に奴隷として連れて行かれたのはたしかにこのへんの住民だったんだろうけど、これを「ブルースの源流」みたいにして売るのはどうなんでしょうか。嘘じゃないだろうけど、これを聴いて「あ、ブルースに繋がるものがある」なんて思う人はいないほどに違う音楽。ライナーでは「ライトニン・ホプキンスの音楽に通じる」とかいろいろ書いてありましたが、これはこじつけすぎる(^^;)。。ブルースとか関係なしにこれはザイール付近のバントゥー系民族のルーツ・ミュージックという事でいいんじゃないでしょうか。ブルース関係なしに、プリミティブですっごいカッコいい音楽と思いました!

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Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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