fc2ブログ

心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『密林のポリフォニー イトゥリ森ピグミーの音楽』

Mitsurin no Polyphony_Pygmies ここまで聴いてきたザイールの音楽はバンツー系民族のものだと思うんですが、これはピグミーの音楽。ピグミーというのは、僕らが想像する背の高いニグロイド(これがバンツー系)とは対照的に、すごく背の低いニグロイド。アフリカ大陸の赤道直下に広がっているイトゥリの森なんかに棲んでるそうです。ところが、うちにある世界地図を広げても、イトゥリの森って出てないんですよ。ザイールの奥にあるそうなので、コンラッドの小説『闇の奥』に出てきた森の中に潜んでた恐ろしい現地人はピグミーの事だったのかも。

 音楽は、リケンベ(親指ピアノ)演奏の上で歌を歌うものとか、手拍子を打ちつつ皆で合唱するものなど。これがどれももの凄いポリリズムにポリフォニーで圧巻!リケンベの演奏なんて、最初は4分音符だと思ってたのが、そこに別のリケンベが別のリズムを重ねて、さらにその上に別のリズムを持つ歌が重なって…みたいな感じで、ものすごい線の音楽。すげえ、これはジャングルの中のバッハだ。合唱となるとそれどころではなく、皆で合唱しているフレーズがあると、それに別のフレーズがかさなり…という感じでどんどんポリリズム、ポリフォニー、ポリハーモニーになっていきます。何となく何人かが始めたのがどんどん人数が膨れ上がって、また何となく終わって行ったりするものが多いので、かなりの部分で即興な気もします。もしかすると、森の中での数少ない娯楽が音楽なのかも。そうそう、カエルの鳴き声までコーラス隊として使ってるように聴こえたパフォーマンスまでありました(^^)。しかも幻想的でいい音楽になってるし。

 これは驚異の音楽。どちらかというと自分の好きなジャンルばかりを聴き漁っていた僕が、色んな音楽を聴いてみたいと民族音楽に手を出して衝撃を受けた音楽のひとつです。それにしても、ピグミーって赤道直下の過酷なジャングルで生きている人々というだけでも神秘的な感じがします。

関連記事
スポンサーサイト




Comments

02 2024 « »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -
プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

月別アーカイブ
検索フォーム
これまでの訪問者数
最近気になってるCDとか本とか映画とか
ロシアとウクライナがほぼ戦争状態に入りましたが、僕はソ連解体後のウクライナについて本当に無知…。これは2016年にオリバー・ストーン監督が作ったウクライナのドキュメンタリー映画。日本語字幕版が出たらぜひ観たい このブログをYoutube にアップしようか迷い中。するなら作業効率としては早いほど良いんですよね。。その時にはVOICEROIDに話してもらおうかと思ってるけど、誰の声がいいのか考え中
アド
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Archive

RSS