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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Bill Evans Trio / Waltz for Debby』

BillEvansTrio _Waltz for Debby 高校生の頃、僕がはじめて買ったビル・エヴァンスのレコードです。今までに何回聴いただろう…耽美派としてのビル・エヴァンスを聴くならまずはこれ。生涯通じて最も美しく切ない音を出しただろう「My Foolish Heart」収録の大名盤です。

 これも前作『Sunday at the Village Vanguard』と同じ、ヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ録音です。でも、僕が持ってるのがCDだからなのか、『Sunday at ~』よりこっちの方が音がいい…と言ってもそこそこなんですけどね。リマスタリングの技術なのかなあ、すごい。

 そして、エヴァンスのピアノと、スコット・ラファロのベースのインタープレイが美しいです。ピアノ・トリオなので、ピアノだけがメロディを取ってしまうと、メロディを取るパターンがひとつしか存在しなくなってしまいます。そこで、スコット・ラファロが主になるパートを増やしてるんですが、ほとんどピチカートのラファロのプレイが熱い!ラストの「Milestones」なんて、ほとんどがラファロのブローインググコーラスです。よく聴くと、ビル・エヴァンスのソロアドリブはそんなに多くないです。

 そして、やっぱり「My Folish Heart」や「Detour Ahead」という、耽美的なバラッドに聞き惚れてしまいます。この沈み込むような美しさ、ジャズでは晩年のチェット・ベイカーやジミー・ジュフリー・トリオ参加以降のポール・ブレイぐらいしか対抗できる人はいないんじゃないでしょうか。この時代のジャズ・ピアニストたちのテンションや代理や展開の探求は、ジャズで表現できるサウンドの幅を大きく広げたんじゃないかと。印象派の和声アプローチをテンションという形にして持ち込んだピアニストたちの成果だと思います。そしてこの後、スコット・ラファロは交通事故で帰らぬ人に…。ジャズのピアノ・トリオといえば、これをベストにあげる人もいるほどの名盤。歴史に残る素晴らしい演奏と思います。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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