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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > クラシック   Tags: ---

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『Jessye Norman / Spirituals』

Jessye Norman Spirituals 合衆国出身のソプラノ歌手ジェシー・ノーマンによる黒人霊歌集です。いくらジェシー・ノーマンがアフリカン・アメリカンだからと言ってクラシックのソプラノ歌手がニグロ・スピリチャルを歌うのって、クラシックの演奏家がジャズやタンゴを演奏する時のようなダメさ加減にならないのか…というのが、聴く前の不安。逆に、あの素晴らしいソプラノでスピリチャルを歌ったら、音楽として素晴らしいものになるんじゃないか、というのが聴く前の期待。この不安と期待の板挟みにあって、中古盤屋でCDを握りしめたまま10分ほど悩んだのはいい思い出(^^)。500円なんだから、そんな悩まないでパッと買えばいいのにね(^^;)。

 結果は大当たりでした!歌がうますぎる、コーラスが美しすぎる、そして音楽があったかすぎる。。アレンジも取ってつけたような安易なライトクラシックではなく、黒人霊歌を尊重したようで、無伴奏合唱、アカペラ、ピアノ伴奏などでした。さすがにアレンジが凝っていて、たとえば合唱は教会のシンプルな斉唱ではなく、何声にも分かれてカウンターラインまでつくものでしたが、音楽的にはこういう方が素晴らしいのは言うまでもなし。コーラスの匂いは、いつか紹介した南アフリカのレディスミス・ブラック・マンバーソに近い感じで、見事でした。それでもあんまり技巧に走りすぎず、黒人教会の匂いが残ってるのが良かったです。ピアノもアップライトだし、アフリカンアメリカンのルーツであるアフリカの熱さや土埃の香りがしてきそうな演奏でした。

 あくまでクラシックでスピリチャルを取りあげたというレコードで、これをスピリチャルと言ってはいけないと思いますが、スピリチャルの良さを残したまま、アレンジを難しくならない程度にちょっとだけ整理して、素晴らしい歌手が歌う事で、音楽として素晴らしいものになった1枚だと思います。もちろん曲によるんですが、スピリチャルって、みんなで生きてる喜びを歌ってるような感じがあると思いませんか?このCDを聴くと、僕はそんな気分になってきて、すごくあったかい気持ちになっちゃうのでした(^^)。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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