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Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

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『アユタヤの栄華 ~タイの古典音楽』

Ayutaya no Eiga_Tai no KotenOngaku ずばりタイトル通り、タイの古典音楽のCDです!日本のキング・レコードのCDですが現地録音という所がいい!とはいえ、音がスタジオ録音っぽいんですけどね(゚∀゚*)エヘヘ。入っていたのは、チャケーという3弦の箏の演奏(ハンドパーカッションと鈴の伴奏つき)と、クルアン・サーイ合奏というのが入ってました。

 チャケーという名の3弦箏の演奏は、トレモロで1.2.4.5.6という5音音階を行ったり来たりするもので、音楽的にはけっこうつまらなかった(∵`)。雰囲気的には、中国とインドネシア両方の朝廷音楽をミックスして俗楽化した感じ…って、それが東南アジア音楽という事ですね、きっと。曲種がカメーン(カンボジア風)とかラーオ(ラオス風)なんてなってたのは、東南アジア音楽でも、国ごとの色があるという事なんでしょうね…修行が足りなくて、僕にはまだその差が分かりませんが(^^;)>。

 クルアン・サーイ合奏は、タイの結婚式などの祝い事で良く演奏されている音楽で、チャケー(3弦箏)ソー・ドゥアンとソー・ウー(胡弓みたいな楽器)、それにハンドパーカッションにベルという編成でした。これも雅な感じの音楽で、ゆったりしていて…悪く言えば退屈?ちなみに、タイの合奏音楽には、古くは旋律打楽器中心でダイナミックな「ピー・パートと、弦楽器中心の声楽伴奏音楽「マホーリのふたつがあって、後年になってこの弦楽器と笛と太鼓の「クルアン・サーイ」が加わったんだそうです。後年といったって、18世紀ぐらいらしいです。

 何となくですが、これは市民の中で生々しく演奏され続けてる音楽というより、行事の時にだけ演奏される形式化された宮廷音楽という感じがしました。なんか、形だけなぞってる感じで、躍動するものがないんですよ。タイというからキック・ボクシングの時に鳴り響いてる音みたいな激しいのを期待していた僕が悪いのかな?
 
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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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