FC2ブログ

心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

Category: CD・レコード > クラシック   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『Jessye Norman / Sacred Songs』

JessyeNorman_SacredSongs.jpg 先日他界してしまったジェシー・ノーマンによる聖歌集です。聖歌と言ってもけっこうポピュラーで、「グリーンスリーヴス」や「アメージング・グレース」、それにシューベルトの「アヴェ・マリア」なんかも収録されていました。ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団による管弦楽伴奏で、曲によっては無伴奏合唱やオルガン伴奏のものもありました。

 ジェシー・ノーマンさんは、子どもの頃から黒人教会でニグロ・スピリチャルを歌っていたそうなので、「互いにパンを分け合おう」や「なにゆえにイエスは」あたりは当然のように慣れ親しんだ曲だったのでしょうが、狙ったわけでなく本当に「グリーンスリーヴス」や「アメージング・グレース」も歌っていたのかも。ミラノ・スカラ座という大舞台でヴェルディ『アイーダ』のアイーダ役を務めた後でも、ずっとスピリチャルや聖歌を歌い続けたのは、彼女にとっての歌の根本とはこういうものだったのかも知れません。

 このCD、曲によってはオケがポピュラーコンサート調で、そこがあまり好きではないのですが、そこを除けば素晴らしい歌でした。自分のためでもエンターテイメントではない、誰か、または何かのために捧げられたような歌と感じるものも少なくありませんでした。たとえば、グノーの「悔悟」。かみしめるように「Ipray Thee grant me pardon」なんて歌うんですよ、これは胸が締めつけられる…。他では、チャーチ・オルガン伴奏でのアダムズ「聖なる都」、ハープ伴奏を基本にした「グリーンスリーヴス」、無伴奏合唱「なにゆえにイエスは」と「スウィート・リトル・ジーザス・ボーイ」も、言葉に出来ないほどに素晴らしい歌唱でした。

 よもやジェシー・ノーマンさんの方が聖歌で見送られる日が来ようとは…時というのは切ないです。あらためて、ご冥福をお祈りいたします。

関連記事
スポンサーサイト




Comments

05 2021 « »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
検索フォーム
これまでの訪問者数
アド
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Archive

RSS