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Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

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『Music of the American Indian: SONG OF EARTH, WATER, FIRE AND SKY』

Music of the American Indian SONG OF EARTH, WATER, FIRE AND SKY ネイティブ・アメリカンの音楽を集めたCDです。レーベルはアメリカにあるNew WorldRecords という所。うしろでバレルドラムが「ズンダッダッダ」と鳴って、口に手を当ててパシパシやりながら「アワ~ワ~ワ~ワ~」な~んてやる音楽なのかな…なんて程度の、合ってるかどうかすら疑わしい知識しかなかったネイティブ・アメリカンの音楽ですが、果たしてどんなものなんでしょう。楽しみです(^^)。

 「アワ~ワ~ワ~」とやる音楽でこそありませんでしたが、プリミティブという意味ではあたらずも遠からず。皆で歌う歌が中心で、うしろに打楽器がいる感じ。打楽器演奏はあまり凝ったものではなく、拍子を取ってる程度。これは音楽を楽しんでいるというよりも、日本の田舎の盆踊り曲やイスラムのコーランみたいに、音楽よりも何かほかに目的がある音楽に聴こえました。それも、戦闘舞踊みたいな攻撃的で煽情的なものはあまり多くなく、聞いていてトランスしそうになるような儀式音楽的なものが多かったです。
 そして、「Butterfly Dance」「Alligator Dance」「Eagle Dance」なんてタイトルの曲が多いのが面白かったです。そういえば映画『ダンス・ウィズ・ウルブズ』で、ネイティブ・アメリカンの方々は動物崇拝が強くて、人にも「ブル」などの動物名をつけると言っていたのを思い出しました。

 このCD、録音はすべて1975年でしたが、録音場所はニューメキシコ、ニューヨーク、ロサンジェルスなどなどばらばら。というわけで、広範囲でのネイティブ・アメリカンの音楽を聴けたところが有り難かったです。1975年というと公民権運動後ですが、それでレッドパワーが盛り返して、こういう伝統音楽が復興してきたのかもしれません。こういう音楽って、観賞するというより、自分がネイティブ・アメリカンの一員で、いま実際にこの舞踊の現場にいて自分も歌って踊ってる…と思って聴くと、ワクワクしてきますね(^^)。実は、現代よりもそういう社会に生きていた時の人類のほうが幸福感は高かったんじゃないかなあ。

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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