『Charles Mingus / TOWN HALL CONCERT』

CharlesMingus_Townhall.jpg ジャズのユニットとして僕が一番好きなのが、1960年代前半のチャールズ・ミンガスのコンボです。このコンボ、とにかく滅茶苦茶にカッコいい!曲はグイグイ来るし、プレイはキレッキレ。これだけ格好いいジャズ・コンボというのは、後にも先にも無いんじゃないでしょうか。

 チャールズ・ミンガスというのは、バンド・リーダーで、ベーシストで、作曲家。その全てに秀でているという感じの人なんですが、個人的に特に凄いと感じるのが作曲のセンス。技法はジャズそのものなんですが、曲の印象はジャズ・スタンダードと言われる物とはかなり印象が違います。リズムは変幻自在、ブラスアレンジもすごい鋭い。こういう言葉がふさわしいかどうか分かりませんが、えらく攻撃的な音楽なんですよね。で、ミンガスはビ・バップの時代から活躍しているベーシストで、その後もずっと活動を続けているんですが、時に60年代前半に演奏していた音楽は、どれもこれも素晴らしい。曲も凄いんですが、コンボのメンバーがまたすごいんです。

 で、このアルバムは、そのミンガス・バンド最盛期のライブ盤。アルト・サックスにエリック・ドルフィー、テナーがクリフォード・ジョーダン、ペットがジョニー・コールズ、ピアノがジャキ・バイアード、ドラムがダニー・リッチモンド。いやあ、長く続いたミンガスの3管ユニットの中でも、最強の布陣じゃないでしょうか。ドルフィーの演奏がとんでもないのは言うまでもありませんが、他の人もソロをとって良し、アンサンブルして良し、いきなり独奏になっても全部一人で持って行ってしまうし、アンサンブルパートではリズムが変幻自在に変わったり、こんなに凄いバンドもないでしょう。マイルスのバンドと比べると、あちらが個人技に頼っているのに対し、ミンガスはアンサンブルも物凄い良く出来てるんですよね。
 いやあ、このアルバム、今までに何回聴いた事だろうか。ミンガスのレコードは好きなものが多くて困ってしまうほどなのですが、これは僕の中ではベストの1枚です。そうそう、僕はこれをアナログ・レコードで持っているのですが、レコードだと2曲目が途中で終わってしまい、B面にして途中から聴くという感じです。しかし、CDだと…どうやら曲中で切れないみたいですね。おお、これはCDに買い直すべきだろうか…お金がないしなあ(泣)。





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Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです(ノ^-^)ノ
音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
プロでも評論家でもありませんので、たいした事は書けないかも知れませんが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
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