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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > 年間ベストCD   Tags: ---

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2019年 今年聴いたアルバム 独断と偏見のベスト28 +α!

 令和元年もあと数時間というタイミングでブログなんて書いていて良いのでしょうか(^^;)。でもこれをやらないとすっきり年を越せない気がするもんで、自分のためにやろうと思います、今年聴いたアルバムの年間ベスト!
 今年は、「今のペースで書いていたら、持ってるレコードの備忘録なんて死ぬまで書き終わらないぞ」と気付いたもんで、書くペースを上げたところほぼ毎日更新となり、音盤を聴く量が通年の3倍に!!分母が増えたのに年間ベストの枚数をほぼ10枚に絞るなんてとても無理だぜ。というわけで、今年はベスト28+αで行こうと思います。まずは、第28位から14位までを一気に!

* * * * * *
The Wailers Burnin’第28位:『The Wailers / Burnin’』
私的レゲエ最高傑作はやっぱりウェイラーズでした。ベースのうねりがヤバすぎ、詞が素晴らしすぎです。

第27位:『Slayer / Reign in Blood』
もういい齢だし、スラッシュはさすがに卒業だろうなあと思って聴いたら、スレイヤーだけは別格でした!

Animals_Inside LookingOut第26位:『アニマルズ / 孤独の叫び』
「Inside Lookin' Out」のギターのカッコよさがすべて!初期アニマルズはこれだけあればいいです(^^)。

第25位『イサーンのスピリチュアル・ソング ~タイのモーラム』
民俗音楽のプログレ。ケーンというタイの笙のカッコよさがヤバい、死ぬまでに一度は聴くべし!

pinkfloyd_wish you were here第24位:『Pink Floyd / Wish You Were Here』
『原子心母』以降のピンクフロイドではこれが最高傑作なんじゃないかというほどの素晴らしさに今頃気づいた

第23位:『密林のポリフォニー イトゥリ森ピグミーの音楽』
アフリカのジャングルの中に住んでいるピグミーの音楽は脅威のポリフォニー合唱、すげえええ!

Farm.jpg第22位:『FARM』
アメリカン・ハードサイケの隠れ大名盤!やっぱりロックの核心はサイケにあると思う自分がいた

第21位:『黒人教会の音楽 (世界民族音楽大集成88)』
黒人教会の礼拝風景の実況録音で、本物のゴスペルを初めて聴かされた衝撃がすごかった

Rupin3rd_71MeTracks.jpg第20位:『ルパン三世 '71 ME TRACKS』
ルパン三世テレビ第1シリーズのあの超名曲『P38~』というヤツが聴けるレコードはこれしかない!

第19位:『ニジェールの音楽 Anthologie de la Musique du Niger』
たくさん音楽を聴いてきたつもりだけど、「なんだこれは!」という音楽の連続だったこのCDは衝撃だった

Dew_NunoyaFumio.jpg第18位:『DEW 布谷文夫 / LIVE!』
日本のロックは60年代末から70年代初頭に名盤が固まっていることを再確認。強烈な自己表現がすげえ!

第17位:『Art Pepper Quartet / Modern Art』
レイドバック感がヤバい、気持ちよすぎる…。アート・ペッパーの代表作は絶対これ!

penderecki_stabat mater_Tapiola第16位:『ペンデレツキ:悲しみの聖母 –ペンデレツキ無伴奏合唱宗教曲全集– ユハ・クイヴァネン指揮、タピオラ室内合唱団』
戦後に作曲された宗教音楽の中で最も祈りそのものに近いと感じたのがこれ。ゾクッと来る感動でした。

第15位:『砂漠のアラベスク アラビアの音楽』
マカームだけじゃない、大衆歌謡やベドウィンの音楽まで収録したイラク音楽の集大成!心を持ってかれた

Dufay_Missa Ave regina caelorum第14位:『Dufay: Missa Ave regina caelorum Dominique Vellard (cond.), Schola Cantorum Basiliensis』
ルネサンス音楽ブルゴーニュ楽派の切り札デュファイの最高傑作!この時代の作曲家は天才揃いだと思う

* * * * * * *
 ここまでの順位はあんまり関係ないかも。どれも何度も繰り返し聴きたいと思う名作揃いだと思います(^^)。さて、ベスト13に進む前に、音盤以外のもので特に素晴らしかったものを4つご紹介!

Kantsubaki movie映画『寒椿』 宮尾登美子原作、西田敏行・南野陽子主演
私的日本映画ベスト5に確実に入る傑作!文芸作と任侠映画の真ん中ぐらいで、何度見たか分からないほど好き

DVD『Cream / Farewell Concert』
ジンジャー・ベイカー擁するクリームの解散コンサート。若い頃魅了されまくった演奏は今見てもすごかった

映画『ランボー』 シルヴェスター・スタローン主演
僕と同世代でこの映画を見ていない男子がいるとは思えない、それほどある世代の心を動かした名作と思う

JinginakiTatakai_HirosimaSitouhen.jpg映画『仁義なき戦い 広島死闘篇』 深作欣二監督、北大路欣也主演
やくざ映画だと舐めてはいけない、実は日本映画のリアリズム表現の超傑作と思う

 映画や本にもけっこう触れた1年でした。本だとネイティブ・アメリカンの思想を伝えた『今日は死ぬのにもってこいの日』 や、当時のヨーロッパ的な死生観を伝えた『完訳アンデルセン童話集3』あたりは、音楽ばかり聴いてないでこういう本を読むために時間を割いて良かったと思う教えに満ちた本でした。
 さて、音盤に戻りまして、第13位から6位まで!

* * * * * * *
IfukubeAkira Sakuhinshuu_YamadaKazuo第13位:『伊福部昭:作品集 山田一雄指揮、新星日本交響楽団 etc.』
山田一雄指揮・新星日本交響楽団による「日本狂詩曲」は、日本音楽を西洋の豊かな音で鳴らした超名作名演奏だと思います。これは良いオーディオで聴かないと良さが分からないかも、むちゃくちゃに心揺さぶられました。。

第12位:『ジャワの民俗音楽 (世界民族音楽大集成15)』
ガムランだけでない、影絵芝居や道行芸能までをも含めたジャワ音楽の万華鏡、インドネシアの音楽のきらめきは素晴らしい

BillEvans_NewJazzConceptions.jpg第11位:『Bill Evans / New Jazz Conceptions』
感傷的にスタンダードを弾いてるのがビル・エヴァンスだと思ったら大間違い、本当はこういう事をやりたかったんだろうな

第10位:『ペンデレツキ:アナクラシス、広島の犠牲者に捧げる哀歌 他 ペンデレツキ指揮, Polish Radio National Symphony Orch., London Symphony Orch.』

「音響作曲法の走り」なんて言われますが、その音の衝撃はマジですごかった。戦後ポーランドの屈折を音で味わった気がする

John Coltrane Coltrane Time第9位:『John Coltrane / Coltrane Time』
共演のセシル・テイラーがすごすぎた!他のミュージシャンがけっこう保守だったのがむしろ音楽をいいバランスにしたかも

第8位:『モンテヴェルディ:歌劇《オルフェオ》 フィリップ・ピケット指揮、ニュー・ロンドン・コンソート』
通奏低音の素晴らしさを痛感。オペラって実はバロック時代が一番すごかったんじゃないかと思わされた

JoaoGilberto_Amoroso.jpg第7位:『Joao Gilberto / Amoroso』
ブラジル音楽でないと味わえない独特のレイドバック感、温かさ、そして哀愁が凝縮した音楽。これは万人におすすめ

第6位:『フランク:ヴァイオリンソナタ、弦楽四重奏曲 クレーメル(vn)、プラハ四重奏団』
クレーメルの素晴らしい演奏に悶絶、フランクの大名曲に悶絶、にプラハ四重奏団の素晴らしさに悶絶。ここまで来れる音楽家がどれだけいるだろうか…

* * * * * *
 14位までも素晴らしくて絶対に手放さないぞリスト入りですが、13位以降はレベルが一段上。すごすぎて何らかのアナリーゼを行ってしまったほどの素晴らしい音楽でした。名を成したほどのミュージシャンですらこのレベルの録音を残せるのは生涯に何度あるかというほどの高みを捉えた録音で、その素晴らしさに鳥肌が立ちまくっていました。。
 さていよいよ今年聴いた音盤のベスト5です!

Charlie Mingus_Jazz Composers Workshop第5位:『Charlie Mingus / Jazz Composers Workshop』
私的モダンジャズ最強のコンボであるチャールズ・ミンガス・バンド、僕はずっとエリック・ドルフィー在籍時が至高と思っていたのですが、よもやこんな初期の演奏がすでにとてつもない演奏をしていたとは思いもしませんでした。まだあのミンガス的な楽曲やアンサンブルは確立されてませんが、むしろこの時期のこういう音楽の方が高度じゃないかという所まであって驚きの連続!

Beethoven_PianoConcertos_Kempff_Kempen BerlinPhil第4位:『ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 ケンプ(p)、ケンペン指揮、ベルリンフィル』
クラシックでケンプと言ったら泣く子も黙る存在ですが、古い人なもんである時まで聴くのを敬遠していたですが、いざ聴いてみたら鬼神のごとき演奏に戦慄!これは凄すぎるだろ、こんなの聴かされたら「ピアノ弾けます」なんて口が裂けても言えないわ…。しかも、そのケンプと争うオケが全盛期ベルリン・フィルという凄まじさ。この録音は今年の1位か4位。2位と3位はすでに決定しているもんでね(゚ω゚*)。それぐらいに凄い演奏と録音でした。いやあ、思い出すだけでゾクゾクしてしまう、これは人類の偉大な遺産じゃないかと。

Kohakuiro no Yoru_Bagdad no Oud第3位:『琥珀色の夜 ~バグダッドのウード』
そんなケンプより上位にしてもおかしくない音楽と演奏だと本気で思うほど、西アジアの芸術音楽のレベルは高いです。これは、イラクのウード奏者サフワット・ムハンマド・アリーの演奏で、このプレイヤーはイラク音楽を聴く人なら絶対に知っているというほどの超有名音楽家。マカームを極めるなんて一生かけてやるような仕事でしょうから、そりゃクラシックの英才教育を受けたプレイヤーと五寸で渡り合ったとしても不思議じゃないんですよね。このCDはパスタ(歌曲のひとつ)とタクシーム(即興演奏)で構成されていましたが、どちらも素晴らしくて、聴いている間は完全に魂を持っていかれていました。すげえ。

TsutsumiTsuyosi_GendaiCello.jpg第2位:『堤剛 / 現代チェロ作品集』
このCDで感激したポイントはいくつもあって、まずは堤剛さんの演奏が素晴らしかったこと。どこを切っても渾身の演奏でした。そして選曲が素晴らしくて、中でもコダーイ「無伴奏チェロ・ソナタ」と武満徹「オリオン」が素晴らしすぎ。コダーイの無伴奏チェロソナタは僕の中では超名曲で、他の演奏家のものもたくさん聴いてきましたが、堤さんの演奏は世界の名だたる演奏家に引けを取らない熱演と思います。そして武満さん「オリオン」の素晴らしさと言ったら…やっぱりこれが2位だな、素晴らしかったです!

Franck_Psyche_PStrauss.jpg第1位:『フランク:交響詩プシュケ ポール・シュトラウス指揮、リエージュ管弦楽団』
多くの作曲家がそうですけど、教科書に出ている有名曲、聴衆に人気の曲、本当にすごい曲、これらはたいがい一致してません。フランクもそうで、プシュケの素晴らしさは聴かれてないからメジャーになってないだけで、これを聴いたら「フランクの最高傑作ってこれじゃないの?!いや、絶対にこれだろ!フランクどころか、フランス音楽全体でもちょっと信じがたいほどの名作じゃないのか?!」という人は絶対にいるはずです。ドビュッシーに先行してこんな4度堆積和音を普通に使いこなしてたなんて、信じがたいほどのすごさ。しかも後期ロマン派のような恐ろしいほどの官能性もあるし…これは聴いたことのないクラシックファンにぜひ推薦したい名作です!

* * * * * *
 こうして振り返ってみると、今年は例年に比べて民族音楽やクラシックをずいぶん聴いた一年でした。西洋音楽ばかり聴いていると偏っている気になって、バランスを取りたくなるのかも知れませんね。ネイティブ・アメリカンの言葉に「魚はなぜ自分が水の中にいることが分かるのか」という諺があるそうですが、外に出ないと自分がいる場所すら分かりません。音楽もそうで、同じジャンルばかり聴いている所から一度でも外に飛び出すと、いきなりいろんなものが見えてきたりして。同じように、音楽ブログの中で小説や映画に触れたりするのも、音楽馬鹿になりたくないという気持ちがどこかにあるからなのかも知れません。

 今年はほぼ毎日更新。このペースで備忘録を書いていくのはなかなか大変でしたが、素晴らしくもありました。一年間、お付き合いいただきましてありがとうございました。どうぞ良い年の瀬をお迎えください。
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Comments
 
BachBachさん、こんばんはー。
ベスト28のうち聴いたことあるのは、ウェイラーズ、アニマルズ、ピンク・フロイドくらいでなかなかコメントが難しいのですが(>_<)
今年もいろいろお世話になりました。
来年もいい音聴いていきましょー。
今年もお世話になりました 
goldenblue さん、こんばんは!
仕事は終わりましたでしょうか。私は3分前にようやく終わりました。こんなベスト28なんて作ってるから仕事が終わらなかったんですけどね(^^;)。

今年もお世話になりました。これからもいい音楽を教えてくださいね。来年もまたよろしくお願いします!
今年になりましたので 
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします!
音楽って最高です
あけまして 
ボネ太郎さん、あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします。
年が明けてもまだスラッシュから抜け出せないでいます(^^)。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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