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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

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『Folk Music of Greece -collected and edited by Wolf Dietrich-』

Folk music of grece ギリシャの音楽ほど混乱するものはありません。だって、聴くCDごとに音楽の印象がぜんぜん違うんですから(^^;)。これはTOPICというレーベルが発表した、1966~69年に現地録音されたギリシャの民俗音楽の記録でした。地域によって4つに分かれていて、ひとつがペロポネソス半島、ひとつがルーメリ(現在のステレア)、ひとつがマケドニアなどを含む北部ギリシャ、最後が島嶼部の音楽でした。ギリシャの島嶼部というと、ナクソスとかミロスとかクレタ島とかの事かな?神話に登場する島が実際に現存している所が凄いです。

 このCDの解説には、「ギリシャの音楽は本土と島嶼部の音楽に分けて考えることが出来る」なんて書いてありましたが、聴いた印象だと、本土だろうが島嶼部だろうがいろんな音楽がいろいろ混ざっていて、僕には全部バラバラに聴こえました(^^;)>。ペロポネソス半島の音楽だろうが島嶼部の音楽だろうが、クラリネットを含んだ音楽はユダヤのクレズマーみたいでしたし、無伴奏の歌は東欧の田舎の民謡みたい、笛を用いた素朴な音楽はシリアあたりで聴かれたアラビアの民間伝統音楽みたい、ほかにも東欧のジプシー音楽に近いものなど、とにかくいろんな文化が混ざらないまま同時に存在している、みたいな。おもちゃ箱をひっくり返したみたいでめっちゃくちゃ楽しいですが、これは一回聴いただけじゃわけわかりません、解説を読みながら頭を整理しよう、そうしよう。

 まず、僕が「クレズマー・バンドみたいだ」と感じたバンドは、通常はクラリネット、ヴァイオリン、ギターまたはリュート、打楽器という編成で、こういうバンドを「クンパーニャ」というんだそうです。それから、舞曲にも歌にも出てくる「シュルト」というのは、厳密には4/4拍子のダンスの事なんだそうです。あれ?シュルトって、イラクのダストガーかインド音楽の単位になってませんでしたっけ?今度調べてみよう。

 これはギリシャの音楽を聴いたというより、ジプシーとユダヤとアラビアと東欧農民のオムニバスCDを聴いたような気分でした。もしかして、ギリシャってそういう土地なのかな。このCDを理解するには、ギリシャの文化事情を先に理解した方が分かりやすいかも知れません。そうそう、このCDに入っていた音楽に関して言うと…観光客用の音楽ではまるでなく、本当に土着の音楽という感じで、ものすごくよかったです!
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Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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