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心に残った音楽♪

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Category: アート・本・映画 etc. > スポーツ・プロレス   Tags: ---

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書籍『エースの品格』 野村克也

NomuraKatsuya Ace no Hinkaku プロ野球の頭脳、ノムさんの書いた本です。現役時代はキャッチャーだったので名投手をたくさん見てきたし、ホークスの選手兼監督時代に阪神の剛腕エースだった江夏豊さんをリリーフエースに変身させた名監督でもあるので、投手に関する薀蓄があるという事なんでしょう。この本が書かれたのは2008年の初頭、まだ楽天イーグルスの監督をしていた頃で、あのクソ弱い球団だった楽天をクライマックスシリーズに進出させてしまったし、その前も超弱小ヤクルトスワローズをセリーグ最強にしてしまったので、本当にすごい監督なんだと思わされたものでした。

 さて、この本のタイトルは『エースの品格 一流と二流の違いとは』でしたが、タイトルと内容はほぼ関係ないです(^^;)。たしかに最初の方は、野村さんが現役時代や監督時代に見て触れてきた投手に触れてますが、エースどころか投手にすら触れていない話もいっぱいで、ほぼ野村さんの自伝でした(^^;)。それはそれで面白かったからいいんですけどね。江夏に関する記述では、「私が長い野球人生で目の当たりにした最高の速球投手は、まぎれもなく江夏豊である」(P.50) というぐらいかな?
 勉強になったのはエース論ではなく、野村さんの人生哲学の数々でした。まず、現役時代の教訓。練習量が普通でない!そして、ただ練習するのではなく、どうすればよいのか常に頭を使っていたのがよく分かりました。そして、指導者になってからの数々の名言が素晴らしかったです。「恩情に報いる力」という言葉を言っておられます(p.104)。情けをかければ、人はそれに報いようとする、というものです。これは自分でも思いあたる事が人生で何度もあった事で、心に響きました。

 というわけで、タイトルに偽りあり、でもプロ野球の内側にいた大監督から見たプロ野球のベンチ裏風景や人生訓は、すごく面白かったです。あと…落合監督の本を読んでもそうなんですが、専門の世界でトップを取る人は、どうやればできるようになるかを考えまくっていて、ただ練習しているんじゃないんですよね。そして、練習量が尋常でないんですね。口でいうのは簡単ですが、それを実践している人が実際にいると知る事が出来るだけでも、音楽家にも参考になる本じゃないかと思いました。野球好きな人というよりも、どうすれば組織が向上するかに悩んでる人向きな本かも。

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Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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