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書籍『野村克也 野球論集成』 野村克也

NomuraKatsuya YakyuuronShuusei プロ野球の頭脳・野村克也さんは、とんでもない量の本を出してるんですが、ほとんどは似た内容だったりします(^^;)。選手としては数々のタイトルを取り、監督としてはID野球と言われるほど野球術の革命を起こしたのに、技術書や戦術書をほとんど書いてないんですよね。そんな中、2017年という晩年のノムさんがついに上梓した野球の技術・戦術書がこの本です!

 読む前は、バントシフトやピックオフプレイなどの戦術指南書かと思っていたんですが、実際に読んでみると戦術面だけでなく、どうやって人を育てるかとか、打撃や送球や走塁の基礎など、野球に関することすべてが網羅されている本でした。これはすごい。子供の頃にちょっとやっていた程度の僕にとっては、目からウロコの話の連続。読み返すたびに「なるほど」と思わされて、この本を読んだ状態で少年野球時代からやり直したい、な~んて思ってしまいました(^^)。それぐらい、「これを読んでから野球やったらできるようになれそう」と感じたのです。
 
 中でも素人の僕にとって白眉だったのが、カウント論。カウントによって攻めや守りが変わるのはアマチュアの僕でも何となく知っていますが、でもそれでどう狙い球を絞り、どう目付けをして、どう待って…と具体的に実践できるほどには全く知らず。だいたい、カウントには12種類あるというのですら、いわれて「なるほど」と思ったほどでしたし。
走塁論も、ものすごく勉強になりました。例えば、奏者2・3塁の2塁ランナー。これはアウトカウントや3塁走者がゴロ・ゴーかどうかなどによって変わって、その為には…みたいな。なるほど、巨人や横浜みたいなこういう面で雑な球団って、2走がアホなミスする事を、たまに見ますよね。こういうところがチームとしてケアできてないんでしょうね。
守備のバントシフトも、すごく勉強になりました。走者1塁だけでも、これだけバリエーションがあるんですね。僕は、球場に野球を見に行くと、バントシフトを観るのが一番楽しいです。チームによって様々ですし、テレビ中継だと映らないんですよね、野球という戦術ゲームの中でも、一番戦術性の出るところなのに。

 上の例はあくまで一例で、こういう野球の基礎的な知識が満載。ノムさんのテレビ野球解説の行間とか、92年の日本シリーズ7戦での広沢の本塁突入などから判断するに、本当はもっともっと深い戦術や戦略、技術的なポイントなどを持っていらっしゃったのだと思いますが、それでも400ページ超の本ですから、野村さんにとっての「プロですら守られていない本当の野球の基礎」は、このへんからなのでしょう。野球でも音楽でも、プロの一流はまったくレベルが違う、アマでもプロでも、結果を残せない人がどれだけ隙だらけでぬるいのかと痛感させられる本でした。野球をやっている人なら、これを読んでいるかどうかで雲泥の差が出る本ではないかと思いました。見るだけの人でも、これを読んでいたら野球の見え方がまったく変わるんじゃないかと。超がつく良書、野球好きなら必読!!



追記:例によって、自分にとってためになった点だけに絞って、備忘録を残しておこうかと!

■まえがき
  •  プロ野球に限らず、現在の社会には「らしさ」が欠けている。社会人らしさ、政治家らしさ…

■1章:野球と人生
  • プロなら、1.プロ意識を持て、2.理を持て、3.プロセスを重視しろ
  • プロに必要な3つのE。Entertain(プロは自分のためじゃなく人のため)、Enjoy(楽しむというより、全力でやりながらも明るい)、Excite(興奮や感動を伝える事)。
  • 長距離打者の野村に対して、2-0や3-1などの打者有利のカウントで内角に投げてくる投手はいなかった。正しい知識を持ち、原理原則を知れ。
  •  中国の故事に「五計」というものがある。生計、身計、家計、老計、死計。
  • 教育の基本は3つ。礼(謙虚で感謝の意識を持つ)、義(正しい道)、恥の意識(プロらしさ、正しい人間らしさを考える)。
  • 人間最大の悪は、鈍感(鈍感では、どこが問題化に気づく事すらできない?)

■2章:野球とは
  • まず1日やってみる。それで「やってよかった」と思えたら、3日続く。3日続けば1週間続く。
  • 一流の場合、長所を伸ばすには短所を鍛えろ
  • 目的のない練習は、練習とは呼ばない

■3章:投手論
  • 打者には4タイプいる。A型=理想型(天才的で、ストレートを待って変化球にも対応する。しかしこれで成績を残せるのは本当に一部)/B型=無難型(内角/外角、直球/変化球など、大まかな狙いをつける)/C型=駆け引き型(方向の決め打ちをする、流してファイルになると今度は引っ張る、カウントバッティングをする、など)/D型=不器用型(細かくヤマを張らないと対応できない。野村はこれだったと自己分析)
  •  打者は内外角よりも高低のゆさぶりが苦手
  •  バッターは、見送っている間は狙いを変えない事が多い
  •  前の打席で凡打した球種・コース。安打された球種・コース。これを記憶する。打者はそれを基準に、次の打席で同じ球を狙うか、その逆かを考える。A型だと、打った球を次も待っていたりするので、相手打者の傾向で対策を考える。
  • 3つのゾーン
  1.  空振りゾーン:コースギリギリではない高めボールゾーン/低めでボール1個分はずす/ストライクからボールになる変化球/ホームベース上のフォーク
  2.  凡打ゾーン:内角下半分のボールゾーン/真ん中から外角にかけての低め/変化球をkひっかけさせる
  3.  苦手ゾーン:内角高めからストライクゾーン上半分でぎりぎりボール/速球とシュート(これはアウトローとのコンビネーション)
(カウントによる攻め方)
  • ボールカウント0-0(投手不利):ほとんどの打者はストレート狙い。積極的な打者の場合、初球から勝負球を使っても良い。コントロールに自信があるならワンボールになるのを覚悟で探り球もあり。直前の打者を歩かせた場合には要警戒。
  • 1-0(投手不利):何とかストライクを取る。アウトローや、投手の持っている良い球で。1球目のバッターの動きを参考に。
  • 2-0(投手不利):作戦カウント。得点差やイニングを考慮し、歩かせるか、勝負球かなど、まずは方針を決める。奏者3塁ではスクイズ警戒。打者は四球もよぎるので、原点(アウトロー)のほか、低めのカーブも有効。短打者には「待て」のサインも出やすい。
  •  3-0(投手不利):待てか打てか、相手の作戦も読む。打者は、四球がよぎるので、消極的になりがち。気持ちだけは打者に負けてはいけない。
  • 0-1(投手有利):3~4球を使って勝負できるので、ゾーンを広く使う。だから、内角にも思い切って攻められるカウント。守備側のサインプレー、ピッチドアウトを使うチャンスでもある。投手の方が上だと思えば一気に追い込む。強打者やピンチの場面では、誘い玉や凡打ゾーンを利用。
  • 1-1(投手有利):打者は「追い込まれたくない」という心理が強い。ボールになる低めのゴロゾーンが最も有効。
  • 2-1(互角):走者がいれば作戦カウント。打者は追い込まれたくないから打ちに来る。良い打者の場合は、その打ち気を利用する。選球眼の悪い打者には、空振りゾーンやゴロゾーンや苦手ゾーンを使う。
  •  3-1(投手不利):勇気をもって立ち向かう。たいていの打者は四球が頭をよぎる。ストレート一本待ちの打者が多く、難しいコースには手を出さない打者も多い。だから、アウトローか変化球のコントロールがあれば、それでカウントを取る。
  •  0-2(投手有利):無意味な1球はずしは無駄。外すならきちんと次の球の布石になる球を投げる。あらゆる球を待たなければならない打者不利なので、一気に勝負しに行った方がいい。
  • 1-2(投手有利):打者はA型で対応せざるを得なくなる。1~2番目に自信のある球を使い、打者の読みを外して料理。まず作戦を仕掛けてこないカウントだが、スチール(自動的ランエンドヒット)には注意。
  •  2-2(投手有利):基本は勝負で、勝負球で決めるか、弱点や裏をかくかの2択。技巧派投手の場合は、「意外と見逃す技巧派のストレート」が生じるカウントでもある。しかし、攻撃側は高確率でストライクが来ると思っている作戦カウント。ヒットエンドランが最も多いカウント。ケースによっては-3-2を覚悟する勝負もありうる。
  •  3-2(互角):フルカウントになる過程から、球種とコースを決める。打者は「ストライクが来る」と思っている。チャンスであるほど、ポイントゲッターであるほど、ボール球に手を出す(フルカウントの魔力)。真ん中高めの直球は、実は引っ掛かりやすい。
(走者を置いた場面での投球:送りバントを防ぐ)
  • 走者1塁(右打者):胸元または真ん中高めの速球でフライを狙う。手先だけでバントをしようとする打者には変化球も有効。
  •  走者1塁(左打者):外角速球で、一塁側に転がしにくくする。
  • 走者2塁(右打者):アウトローで、スライダーだとなおよい。つまり、3塁側に転がしにくくする。
  •  走者2塁(左打者):内角速球が基本。カウントに余裕があるときは高め速球でフライを狙う。
(走者を置いた場面での投球:進塁打を防ぐ)
  • 右打者の場合は、内角シュート、内角スライダーで、流し打ちさせない。左打者には緩い球をインコースに投げない。内角速球を捨て球に使い、真ん中周辺に落ちる球が有効。
  • 犠牲フライを防ぐ: 優先順位はゴロ狙い。ゴロゾーンへの配球、相手の打ち気を利用する。追い込んだら三信狙い。
(スクイズを防ぐ)
  • 相手のサインを見破るか、気配を察知するかしてピッチドアウトするしかない。
  • 低めにボールを集めてゴロゾーンを狙う。
  • 1塁送球は機敏にしないと、2ランスクイズを決められる。
(エンドランを防ぐ)
  • 警戒心を相手にアピールする。
  • エンドランするという確信があるときは、無警戒を装っていきなりピッチドアウトする。
(牽制球)
  • 最低でも2種類、タイミングや投げ方を持っているべき。
  • 1塁牽制:相手は「2度来たら3度目はない」などのデータからヤマを張ってスタートしてくる。パターン化させない。
  • 2塁牽制:出来る限り顔を動かさず、目で走者を押さえる。三盗を決められる理由のほとんどが首の動き。
  • 3塁牽制:スクイズを見破るのが大テーマ。捕手のサインを見ている最中など、牽制のタイミングを考える。
  • 3塁走者がいる時、1~2塁走者は無警戒になりがち。特に、2塁走者は本塁に帰ってきたいのでリードが大きくなる。その走者を刺す。
(精神面)
  • 味方のエラーに足を引っ張られても、態度に出すな
  • 先頭打者は出さない
  • 無駄な四死球は出さない
  •  二死からは長打警戒

■4章:捕手論
  • クロスプレー:難しいバウンドになったら下がらずに前に出て捕球。アウトに出来るならタッチ。アウトに出来ないなら後ろに逸らさない事が優先。他の走者がいる時はすぐ次のプレーに入る。
(1・3塁のダブルスチールの阻止)
  • ダブルスチール、ディレイドスチール、フォースボークに警戒。
  • フォースボーク:1走がスタートを切って、その後に3走がスタートし、投手が1塁牽制をやめて3塁に投げようとするボークを誘う。
  • これらの対策は、まずチームプレーを練習している必要がある。
  • 察知するには、1.小差である事、2.下位打線、3.二死でカウントが追い込まれた。フォースボークは、左投手が条件。
(ピックオフプレー)
  • 多用しない事が原則
  • 打者を追い込んだ時、投手がコントロールを乱している時は、やってはダメ
  • ピンチの時や、高い確率で走者が動いて来る時に限る
(配球術)
  • 相手打者と味方打者を知り尽くしておく
  • その日の党首の出来を把握しておく
  • 困ったらアウトローを肝に銘じておく
  • それまでの打席の結果を記憶する(初球、打ち取った球、打たれた球、空振りした球など)
(打者データでチェックしておくこと)
  • 初球への対応
  • 打席で見せた反応での対応(大きなファウルを打った、変化球を大きく空振りしたなど)
  • 追い込まれるまでと、追い込まれた後の変化。追い込まれると基本はストレート待ちになるが、「ウイニングショットが来る」とヤマを張る打者(D型)、進塁打を打とうと打つ方向を決める打者(C型)、などがいるので事前に調査。
  • 走者の有無で打ち方を変える打者かどうかを調べておく
(配球の組み立ての基本)
  • 変化球のマークを高めておいてストレートでまとめる
  • ストレートで追い込んで変化球でまとめる
  • 打ち気を利用してゴロを打たせる
  • 打者の能力より優る球で押し切る
  • 打者の弱点を突いて打ち取る
  • 困ったらアウトロー
(表と裏の読み方:打者が変化球を大きく空振りした後)
  • 直球を挟み、変化球に戻る:危険
  • 直球を挟み、直球:成功することが多い
  • 変化球を使い、直球:5分5分。最後の直球は全力投球。
  • 変化球、変化球:その球種が苦手、タイミングが合ってないなどの材料が必要だが、それでも3球続けばタイミングがあってくるので危険
(直球で勝負していい状況)
  • 球威が打者に優っている
  • コントロールが良くコースに決まっている
  • 相手打者の裏をかくとき
  • 内角に死角があると読んだ時
  • 選球眼が悪く、空振りゾーンを振る打者
  • ローボールヒッターで高めに弱い
  • 困った時の原点
(危険な配球)
  • 同じ球を3球続ける
  • 変化球を2球続けて空振りした時:直球勝負が無難だが、巨人の調ののようにいつでも直球に目付けしている打者には注意
  • 内角攻め:基本的にはすべきではない
  • 全打席で凡退させた球と同じ球で入る
(ピンチでは)
  • 変化球が続いた後のストレートはベストピッチする
  • 1-1、2-1では打者が積極的に打ってくる。直球はボール気味にめいっぱい、変化球なら低めに
  • 多くの打者はボール1個食い込んだ内角速球や、シュートやスライダーなどの鋭い内角球を嫌う。初球か2球目にこれを見せておくと幅が広がる。野村はこの見せ球を使う事で、オールスターで王を27打数1安打に抑え込んだ
(見逃しから打者の考えを察知する)
  • 以下のケースでは、打者は「来た球を打つ」という単純な狙いではないと察知すべし。甘いストレートを見逃す/甘く入ってきた変化球を見逃す/バッティングカウント(1-0,2-0,2-1)で甘く入った球を見逃す/いいところに決まった変化球で形が崩れずに見逃した
(代打に対して)
  • 同点で我慢し、勝ち越される事は避ける
  • 長打を避ける(なにがなんでも三振より、ゴロで1点ならOK)
  • 初球変化球を待つ代打は少ない
(内角球論)
  • 「ぶつけたらごめん」の気迫で投げる
  • 内角を投げるなら、球威がある/制球力がある/鋭く変化させるのどれか一つがある事が最低条件
  • 内角球の目的は4種類。勝負球/稼ぎ球(ファウルを打たせる)/遊び球(脅し)/意表を突く。一体どの目的なのかを明確にして投げる。
  • 内角球は明らかなストライクを投げる球ではない
  • 厳しい内角球はファウルしか打てない。稼ぎ球になる。
  • 投げるなら初球か2球目がいい
  • ヒットエンドランが考えられるカウント(0-1, 1-1, 1-2)では投げない
  • 1点リードの終盤で、四球を出したくないカウントも危険
  • 常に内角直球を待っている打者、考えるタイプではない打者にも危険
  • 内角は、その打席でなくても、その日に既に意識付けできていれば、もう投げなくても十分効果がある
  • 忠告の古典「菜根譚」に書かれている戒め「志は高く持たなければならないが、現実から離れすぎていてはいけない/思考は緻密であるべきだが、些末なことにこだわりすぎていてはいけない/感情はあっさりしている方がいいが、冷たくなりすぎてはいけない/意志は岩のように固くあるべきだが、頑なであってはいけない」

■5章:打者論
  • バッティングの目的は3つ。1.自ら出塁、2.走者を進める、3.走者をかえす
  • 打者の3タイプ:長距離打者/短距離打者/快速打者
  • 打力向上の3つのポイント:1.己の能力を知る、2.手首と下半身の強化に努める、3.動体視力の鍛錬
  • バットの選び方:遠心力を聞かせた打ち方の人はグリップ細め、回転で撃つ人やミート打者はやや太め。
  • バットの握り方:フィンガーグリップとパームグリップの2種類。前者は指の力が強く、遠心力を使える人向き。下の手をパーム、リードをフィンガーで握る方法もある。リードの手はやや強めに握り、パワーを伝える手は柔らかく添える程度。この方がインパクトの瞬間に力を爆発させられる。
  • ミートポイントで十分に手首を手首を働かせられるかが重要。くぎを打ち組む感覚で。
(構え)
  • 立ち位置:技法はに対しては投手よりに立ち、曲がる前に打つ。本格派には捕手寄りに立つ。その真ん中に立つのは中途半端。
  • 高めを打ち損じないように構える。(低めは打てるから)
  • 目の位置:目(頭)が、構えからスイングが終わるまで動かないようにする。また、左右の眼は傾かずに水平に。
  • 壁とは:バットは打つ時に一瞬ブレーキがかかり、次の瞬間に爆発的な力が発揮させる。その一瞬部歴の時の力の視点が壁。壁が出来た瞬間、打者の姿勢は「アスレチック・ポジション」(次の動作に移りやすい姿勢)になる。アスレチック・ポジションに近づくのは、ステップし終えた瞬間で、つまりトップの状態を作るとき。その時、投手側の尻や肩で壁を作る(前に突っ込まないという事?)。
(ステップし終えた時の理想的な形)
  • ステップした足が着地した時に、ひざが割れて開かない
  • ステップした足に体重をかけ過ぎない(変悪球なら8割軸足重心、速球なら6割軸足)
  • ステップはやや遅めに小さく、親指側に力をかける
  • 近年では、手元で小さく曲がる球に対応するため、前の壁を作らずに軸足寄りに重心を置く選手も増えた(筒香など)
(壁を崩さない)
  • リード側の腕は慌てて動かさないように我慢する(イチローは、「バットのグリップを、いかに捕手に近づけたまま我慢できるか」といっている)
  • 常に戦隊方向に打ち返すつもりで始動。内角に来た場合は腰を回転させて対処
(体重移動)
  • ステップには4つのタイプがある。
  1. 前方移動型(イチロー型)
  2. ノーマル型(回転で打つ。多くの打者がこの型)
  3. 軸足重心型(長距離打者に多いタイプ、松井や筒香):課題は利き腕の方が差が下がり、ヘッドが下がりやすくなる事
  4. 伸びきり型:これはダメ
(スイング軌道とヘッド操作)
  • トップの時のヘッドは投手側に行き過ぎない事
  • スイングのイメージ:バット全体を振るのではなく、ヘッドと腰の一体感を作る。
  • 高めで備えて待つ
(選球眼)
  • まったく打つ気がなく、目の前のボールを判定するのはたやすい。だから、これに近いボールの眺めかたをする。
  • 選球眼を乱す原因:頭が動く/壁が崩れる/力む/始動がはやい/ステップが広すぎる/体が泳ぐ/力任せのスイング(目きりが速くなる、体が動く)/利き腕主導のスイング(ボールを迎えに行く)
  • 対処法:始動を遅らせる/ステップした足に体重をかけ過ぎない/センターへ打ち返す/頭や目の動きを少なくする
(ミートポイント)
  • ポイントまで耐える、我慢する
  • バットが無駄な軌道を走らない
(ダメなバッティングの修正法)
  • 球を迎えに行く、当てに行く:グリップを最後の最後まで出さない忍耐をする
  • バットを押し出す癖:グリップを腰に捕手側の肘を体につけたまま、腰の回転でスイングする練習をする。
  • 力任せのスイング:始動を遅らせる
  • 手首の返しが早い:投手側の手の甲をボールにぶつける意識を持つ。始動を遅らせる
(変化球への対応)
  • 基本技術と反射神経で変化球に対応できる選手は100人に1人ぐらい。
  • ボールを、目に力を入れてよく見る
  • 力まない
  • トップの形は、前足に体重がかかり過ぎない
  • 技巧派に対しては、変化球をマークしながら直球についていく
  • 本格派には、ストレート8割変化球2割で構える
  • 配球に偏りが出るカウントや、バッティングチャンスでは勝負をかけて球種を絞る
  • 逆方向へ打ち返す
(フォークへの対応)
  • フォークボールは、大半がボールなのでよく見る
  • 目線を高めにおいて、低めゾーンを四角にして手が出ないようにする
  • 常にセンターから逆方向へ
  • トップの形を大事にしてためを作る
  • 投球に癖が出やすいので、癖を見抜く
  • 不器用な打者は狙うか捨てるかでないと対応できない。そうする。
(内角球の対応)
  • トップの形の時にスタンスが広くなり過ぎない。
  • 両肘の使い方がポイント。利き腕の肘は体に触れさせたまま。リード側の肘はやや身体から話して肘を投手側に持っていって抜く。
(打撃の目的)
  • その打席の目的が、出る、進める、返すのどれなのかを明確にして打席に入る
  • 走者をかえす状況のとき:勝負心が必要。ベンチで相手投手の配球や癖やタイミングなどを観察。
  • 相手の守備陣形を確認するのは鉄則。大きく空いているゾーンがあれば、そこを狙う。ただし、ホームランバッターはシフトに幻惑されない。
(打者は、どういう待ち方が理想か)
  • A型プラスC型がおすすめ。
  • 技術的には、トップの形でグリップが内側に入るため、「インサイドアウト」が理想的。
  • 目だけは内角につけ、体はすべてのコースに備える待ち方をする
  • 左投手のクロスファイアはバットを内側から出せしてセンターから右へ打つと打ちやすい。バットの角度よりミートポイントを重視する
(狙い球の決め方)
  • 前打席の結果球から推測。前打席で長打している球は、誘い球以外ではもう来ない。
  • カウントチャンスでは思い切って絞る。
  • 内角に来る状況とカウント、内角が2球続くかも調べておく
  • 直球は何級まで続くかは調べておく。直球はたいがい続かない。
  • 投手が首を振った時には、投手の性格が表れる。
(チャンス打撃)
  • 好球必打。初球から勝負をかける。
  • 最低でも犠牲フライ。意外に伸びるのが逆方向への打球。肩の力を抜く。肩の力を抜けと言われてもなかなか抜けないが、ひざを緩めてみると力を抜きやすい。
(カウント打撃)
  • 0-0:基本はストレート狙い。次に、全打席の結果球などから考える。強打者なら、「俺に甘いストレートはない」と外角球や変化球に目をつける手もある(強打者の特権)。
  • 1-0:ストライクを取りに来るので、カウント球を狙う。
  • 2-0:カウントを取りに来る。好投手ほどストレートを全力で投げてくる。内角直球はまず来ない。脇役タイプの打者は待つ。
  • 3-0:このカウントで悪球を打つのはチームにとって迷惑。待つサインが多いが、打つ場合の打ち方は…左vs右(右vs左)なら、迷わず打ちに行く。ストレート狙いで、変化球なら必死でバットを止める。
  • 3-1:バッテリーは外角で来る。カウントバッティング(この場合は逆方向が狙いやすい)が出来るか考える。あくまでボールは打たない。
  • 0-1:内角の捨て球が来る可能性があるのでマークしておく。また、捕手の傾向として、2球目と3球目は球種が続く確率が高い。狙い球を絞りにくいので、強引なバッティングはせず、80%の力で柔らかく打つ。
  • 1-1:打者不利なカウント。集中する。B型ならコースを絞る、D型なら相手投手の得意球に絞るなど、勝負をかけないと打ちにくい。
  • 0-2:A型で対処すべき。ボール球が多くなるが、四球の少ない投手なら積極的に打って出る。
  • 1-2:バッテリーは100%勝負をかけてくる。ストレートの見逃し三振だけは避ける。(D型の場合は別)。直前までの配球や前打席の結果球などを参考に読む。
  • 2-2:バッテリーはフルカウントにしたくない。B/C/D型の場合、弱気になると対応できない。強気になって、選球眼を重視し、積極性を失わない。
  • 2-1:特殊カウント。打者は好きなコースを待って対処(B型)。走者がいるならC型もいいし、狙い球を絞るD型もいい。漠然と待つより確率は上がる。
  • 3-2:僅差や走者がいる場合では、変化球のボール球で勝負をかけてくる投手も多い。ランエンドヒットのケースで、ストレートの見逃し三振だけは避ける。
  • 野村の待ち方:「内角は捨てる」とか「直球狙い」だけでは不十分で打てない。「外角を」「センターへ」とか「直球を」「上からたたく」など、2段階で自分に言い聞かせた。

■6章:走塁・作戦論
  • リードは、帰塁だけを考えれば誰でも大きくとれる。
  • まずはやってはいけない事を頭の中に叩き込んでおく。「無死か一死では、ライナーの打球は飛び出さない」とか「2走の時は、自分より右にごゴロが飛んだら自重」など。
  • 外野手の方と守備位置を確認しておく。
(1塁走者)
  • リードを大きくとる。アンツーカーの中に両足をとどめてはいけない。
  • アウトカウントでは。無死では慎重に、1死では3塁まで狙えるように準備、2死では打った瞬間のスタート。
  • 点差がある場合は、走者をためるのが重要なのでライナーで飛び出してアウトにならないこと。
  • 牽制への備え:投手の癖を見抜き、チームで共有する(牽制が2球続いたら3球目はない、頭が一度も一塁に向かなかったら牽制、など)
(2塁走者)
  • 投手、サード、ショートへのゴロはストップ。
  • バントの時は、ボールがグラウンドに落ちてからスタート。
(3塁走者)
  •  ゴロゴー、ゴロストップ。ギャンブルスタートかを、先に明確にする。
(1・2塁)
  • 1塁走者は常に2塁走者の動きを確認
  • 1走はピックオフけん制に注意
  • ゴロが転がった時、2走は併殺崩れの間に1点取れるように走る事を心がける。
(1・3塁)
  • 3走は、無死で併殺になりそうな場合はホーム突入をしてダブルプレーを防ぎ、併殺になりそうもない場合は自重。1死の場合はすべてホームを狙う。
(2・3塁)
  • 2走は 3走がゴロゴーかゴロストップかを確認しておく
  • 相手が好投手の場合、2塁走者が犠牲になって捕手に牽制球を投げさせて3走をホームインさせるトリックプレイもある
(満塁)
  • うしろの走者の動きでサインがばれてはいけない
  • 1走2走はライナーゲッツーを避ける
(トリックプレー)
  • ギャンブルのダブルスチール:1・3塁で1走を囮に3走がホーム突入。1走は絶好のスタートを切る必要はない。打者は盗塁を助ける動きをしてはいけない。
  • フォースボーク:1・3塁で、左投手が条件(2死で点が取れそうにないとき)。1走が囮になって牽制を投げさせ、その瞬間に3走がすぐに飛び出す。投手が1塁牽制をやめて3塁に向きなおれば、ボーク、1点入る。そのまま1塁牽制した場合は、3塁走者がタイミングよく帰るまで1走は粘る。
  • ディレイドスチール
(ヒットエンドラン)
  • エンドランのサインが出るタイミング
  1. ストレートが来る確率の高いタイミング
  2. ストライクが来るカウント
  3. 打者に迷いがある
  4. 打者の調子が悪い
  5. 空振りの少ない打者
  • エンドランの時は、セカンドとショートのどちらがベースカバーに入るのかをまずチェック、空く場所に打つ

■7章:守備論
  • バントシフトの目的は3つ。1.打者にプレッシャーをかけてバントを難しくさせる、2.ベンチにプレッシャーをかけて作戦を変更させる、3.走者を心理的に揺さぶる
(バントシフト:走者1塁でのバリエーション)
  • 一塁手が一度出て、止まって、奪取するのを見て投球。二塁手は色々な動きでスタートさせないようにする
  • 1の動きの中で、投手がプレートを外す
  • 1の動きから投手は外角にボールを投げ、捕手は一塁ベースカバーに入った二塁手に送球
  • 1の動きから一塁手がベースに戻る。その動きで走者が戻るか左足に体重がかかるのを見てから投手は投球
  • 4の動きから牽制
(バントシフト:走者二塁または1・2塁でのバリエーション)
  • 遊撃手が2塁方向に動いた後、走者を追い抜いて3塁方向に向かったのを見て投球。投球後は3塁方向をカバー、1塁手は1塁方向をカバー
  • 完全阻止のシフト:遊撃手が走者を阻止した後に3塁に走る。一塁手・三塁手は同時に前進。投手はそれを見たら変化球を投げ(バスター阻止のため)、投げたら正面に前進。バントを取ったらすべて3塁送球。二塁手は走者をけん制して動いた後、1塁カバー
  • 2の動きで、二塁手が一塁カバーと見せかけてそのまま二塁ベースに入り、投手は逆ターンで二塁へ牽制
  • 2の動きで党首はプレートを外す。捕手がサインを出し直さなければ、遊撃手は3塁へ走る途中で止まり、バントおよびバスターに備える。二塁手は一塁ベースカバーを中心に、ゴロには併殺と流動的な動きをする
  • ピックオフプレー:2の動きでアウトローへボールを投げ、捕手から二塁へピックオフ。二塁手は一塁ベースカバーに行くと見せかけて二塁へ戻り、捕手からの送球に備える。
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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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