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映画『復活の日』 小松左京原作、深作欣二監督、草刈正雄主演

Fukkatu no Hi コロナウイルスが世界中で猛威を振るっています。パンデミックで人類が絶滅の危機に瀕する…といって思いだすのが、1980年制作の角川映画『復活の日』です。邦画としては超大作に入るんじゃないでしょうか?!角川映画というとテレビドラマの延長ぐらいのチープな作りという印象を持ってるんですが、この映画はすごかった!僕の好きな角川映画は『復活の日』と『野獣死すべし』のふたつが圧倒的トップで、斜め下ぐらいに『Wの悲劇』がある感じ。

 東西冷戦で開発された細菌兵器が、不幸な事故から世界中に広まってしまいます。人類はこれを必死に食い止めようとしますが止めることが出来ず、さらに東西冷戦も絡んで核ミサイルが発射され、人類はほぼ絶滅状態に。唯一、南極にいた人類だけが生き残り…

 僕がこの映画を初めてみたのは、中学生の時でした。話のスケールの大きさに圧倒され、さらに本物の潜水艦(!)を海底で撮影した映像に魅了されました。人類の中でわずかに生き残った主人公が、人のいない大陸を必死に歩いて南極を目指すという「人類滅亡後のサバイバル」という設定も、中学生の冒険心を刺激するに十分でした(^^)。いやあ、メチャクチャ面白い映画だったなあ。映画を観た後、何日もその映画のことばかりを考えてしまう状態になったほど、影響された映画でした。
 
 いまの日本や合衆国やイギリスを見ていると、政治家のトップが自分のことばかり考えるクズだらけ、とんでもない不正をしてもそれを正すどころか謝罪すらせず、国と国はいつまでも戦争をやめず、経済優先で環境汚染をやめようとせず…第2次世界大戦という人類絶滅の危機からまったく何も学んでいない馬鹿な人類を見ていると、一度ぜんぶぶっ壊して最初からやり直したいという気持ちは、ちょっとわからなくもなかったりして(^^)。

 しかし、この映画では、自分のことばかり考えて自滅していく愚かな政治指導者や人類だけでなく、自己を犠牲にして何とか人間を救おうとする医師なども描かれていて、それもまた人間などだと思わされましたねえ。なんだか、今回のコロナウイルスの対処にそっくりだぞ、予言の書か、これは…。結果は、ワクチンは完成したけど、生き残った人類はわずか数十人。
 コロナウイルスで苦しんでいる方がみな回復し、また一日もはやくこの想像が終息することを祈っています。

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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