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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Beverly Kenney / Born to be Blue』

Beverly Kenney Born to be Blue 1959年、ビヴァリー・ケニーが残した最後のアルバムです。バックはジャズのピアノトリオにポピュラーオケの管弦が入った感じ。ストリングスのアレンジが相当に美しいです。

 声質の関係なんでしょうが、ジャズのビッグ・バンドよりウィズ・ストリングスの方がケニーさんには合いますね。それにしても、この可愛らしくて誠実な歌い方、やばいです。人柄があらわれているというか、こういう人と出会いたかったと思ってしまう…。声を聴いて恋してしまった事って、ありますか?僕はヴォーカル・ミュージックって基本的に女性ヴォーカルだと思ってるんですが、でも声を聴いただけで恋しちゃうなんて体験をしたのはビヴァリー・ケニーさんぐらいかも。これはいい…。

 ここまで来ると、ジャズとかポピュラーとかいうより、完全にムードミュージックです。でもそれがいい。考えてみれば、古いアメリカの音楽って、どのジャンルにもレイドバックしたムーディーな音楽が入ってますしね。実際にどういう人だったのかは知りませんが、この歌でイメージするような、どこまでも優しくてかわいらしいビヴァリー・ケニーさんみたいな人が奥さんだったらな…なんて男ならだれもが思ってしまうんじゃないかと。こういう奥さんがいて、仕事をがんばって、週末にはペントハウスの家に帰って…みたいな生活が人生の夢だった時代がアメリカにもあったんじゃないかと。そしてこのアルバム発表の翌年、ビヴァリー・ケニーは28歳にして帰らぬ人となったのでした(・_・、)。寝たばこしちゃダメですね。

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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