『FOGHAT / GIRLS TO CHAT & BOYS TO BOUNCE』

foghat_GirlsToChat.jpg 同じくフォガットの、80年代のアルバムです。ひとつ前の記事で紹介したレコードより、更にポップになってます!で、これはメンバーがかなり入れ替わっちゃってるから、とか、色々と理由はあるんでしょうが、本当の理由はもっとシンプルな所にあるからなんじゃないかなあ、と思います。要は、レコード会社がディレクションを主導し始めたという事なんでしょうね。まあ、そんなわけで、メンバーががらりと入れ替わった80年代のフォガットというのはすこぶる不人気なんですが…いやあ、なかなかどうして、これがまた爽快なのです。

 個人的には、レコードではA面に入っていた1曲目"WIDE BOY"と4曲目"LIVE NOW, PAY LATER"が大好き。1曲目なんて、楽器をはじめたての若い子でも、すぐに演奏できるんじゃないかなあ…というぐらいに単純な曲なんですが、その爽快感といったらありません。軽いです、軽い(いい意味です)!!なんかスカッとした気分になりたい時、こんなにいい音楽もない!で、もう一曲の"LIVE NOW, PAY LATER" なんて、詞の内容からしてアホ全開です。「今楽しんで、支払いはあと、あと!!」ってことですよね。で、この曲のいいのは、これでもかというぐらいに続けられるベースのリフです。曲が終わったかと思ったら、このリフを何かの呪文のように延々と続けられて、しかもそれがベースだからズシズシ来る。そのうえをひたすらギターがソロをとって、最後にはシンコペーションしていたドラムがいきなりシンクロして…という感じで、リフ音楽としてのロックの気持ち良さをこれでもかというほどに堪能できます。う~ん、マジで気持ちいい。

 とはいえ、80年代のフォガットがつまらないのは確かな事で、なぜかこのアルバムだけがやたらと良く出来てるんですよね。フォガットはメンバーもうまいし、基本的にバンドという時点で、ロックフィールドで活動してきた人たちなものだから、どうしてもハードロックの基準から測られちゃって、それで「軽い」「ポップだ」なんて言われちゃいがちなバンドだと思います。しかし、フォガットはハードロックバンドではなく、ポップロックなバンドだと思えば、これ以上のバンドはないんじゃないかというぐらいに良いバンドだと思うのです。このアルバムも大好きで、いまだにたまに出してきてはよく聴きます。。




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Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです(ノ^-^)ノ
音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
プロでも評論家でもありませんので、たいした事は書けないかも知れませんが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
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