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ゲームブック『運命の森』 イアン・リビングストン

Unmei no Mori 『火吹山の魔法使い』『バルサスの要塞』に次ぐ、ファイティング・ファンタジー第3弾です。物語は繋がってますが、どの本も単独で読んでも大丈夫です。この本は友人と本を貸しっこして読んだので、僕は持ってないです。でも、買わなくて良かったな、な~んて当時は思ったのでした(^^)。。

 前2作は楽しかったのに、この本は想像力を掻き立てられませんでした。たとえば『バルサスの要塞』だと、入り組んだ見事な構造の城塞内部があって、つむじ風の体をした女とか、いろんな部屋から繋がってくる中央の図書館とか、相当のトカゲが見張りをしている牢屋とか、色々なものが魅力的だったのです。右にいったらさっきの部屋から抜けられるかな、とかね。でも、この本は森が舞台。そういう立体的な構造がなく、登場人物も凡庸で、右に行くか左に行くかは運任せ。戦って勝つか負けるかだけの場当たり的な展開で、読み物としてもアイデアとしても凡庸に感じました。

 3作目ともなると、制作ペースが間に合わなくなって、作りが雑になっていたのかも知れませんね。読んだのは中学生の時で、こういうファンタジーを読むにはすでに際どい年齢、粗があると見抜いちゃう年頃だったのかも知れません。ファイティング・ファンタジーの初期シリーズはゲームブックの中ではかなり対象年齢が高めの設定のシリーズだと思うのですが、それでもせいぜい中学生あたりが適齢の本じゃないかと。これでゲームブックも卒業かと思いきや、『バルサスの要塞』の体験が素晴らしすぎた僕は、もう少しゲームブックと付き合う事になるのでした。その話はまた次回!

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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