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『Les Musiques du Ramayana Volume 2: Cambodge』

Les Musiques du Ramayana Volume 2 Cambodge タイラオスベトナムに囲まれたインドシナ半島の国、カンボジアの音楽です!タイトルを直訳すると「ラーマヤーナの音楽第2集:カンボジア」となるので、きっと第1集や第3集があって、それはカンボジア以外の国のラーマヤーナなんでしょうね。そうそう、僕も詳しい事は知らないんですが、ラーマヤーナというのはマハーバーラタと並ぶ古いインドの叙事詩インドネシアの影絵芝居でも、ラーマヤーナが題材になってるものを見た事があります。ヨーロッパでいうイリアスとか、日本でいう平家物語みたいなもんじゃないかと。そうそう、このCDは昔日本で「クメールの遺産 カンボジアの宮廷音楽」というタイトルで、キングレコードがリリースしていた事があります。原盤はOcora、1964年録音です。

 おお~、インドネシアの宮廷ガムランと仏教音楽がミックスしたような音楽、ものすごく心地よい、これは楽園にいるようだ。。すごく遠くから、まるで夢の中で鳴っているような笛の音が聴こえてきたり、鈴や鍵盤打楽器の心地よい音が聴こえたりするのは、ジャワのガムランのよう。その前で合唱ので淡々と語られている物語は仏教音楽のようです。インドシナ半島やインドネシアの音楽で思うのは、竹の楽器にしても銅で作った楽器にしても、とにかく音色が心地よいですね(^^)。

Cambogia_pic.jpg さて、このCDに入っていたのは、宮廷舞踊劇リームケールというものでした。ようするに、クメール版のラーマヤーナみたいです。昔は何夜にもわたって上演されたらしいんですが、今はラーマヤーナの中の何か一つのエピソードに限って1夜だけ上演されるのが常になったそうです。このCDは、そのダイジェスト版。熱いカンボジアの夜にあかりをともして上演されるなんとも魅惑的な芝居なんでしょうね。音だけ聴いても、これは素晴らしいものでした。芝居も一緒に見たら壮観なんだろうなあ。。

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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