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Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

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『Uriah Heep / Look At Yourself』

Uriah Heep_Look At Yourself オルガン入りロックバンドのユーライア・ヒープが1971年に発表したアルバムです。日本盤のタイトルは『対自核』で、意味は分かりませんでしたが、ピンク・フロイドの『原子心母』みたいでカッコいいタイトルだな、な~んて思ったものでした。そう思った時から35年が経ったんだなあ、時の流れは速いよ…。

 若い頃によく聴いたのが、1曲目の「Look at Yourself」。いま聴くと、けっこういなたかったんだなとか、色々と思う所がありましたが、若い頃は「むっちゃくちゃカッコいい!」と痺れまくって、僕にとってのユーライア・ヒープはこの1曲がすべてというほどに好きでした!別の言い方をすると、ほかの曲は宿題やりながらの流し聞きに近かったかも。。
 な~んて言いつつ、ほかが悪いわけではありません。しつこいほど4小節のリフのパターンを繰り返すもんで、ある意味でプログレっぽくも感じた「July Morning」とか、ちょっとカントリーロックかサザンロックっぽく感じる「Tears in My Eyes」とか、ディープ・パープルとしか思えない「Shadows of Grief」とか、バラエティに富んだ楽しいアルバムでした。演奏がちょっとバタバタしてるけど、それが逆にまだ60年代を引きずっているバンドみたいで、時代を感じられてよかったです(^^)。今回聴いていて、意外と初期のZZトップに近いな、な~んて思ったのは意外な発見でした。

 オルガン入りのハードロックなもんで、どうしてもディープ・パープルと比較しちゃうんですが、ユーライア・ヒープ自身は「リハーサル・スタジオでオルガン入りのハードロックを構想していたら、隣の部屋でリハしていたディープ・パープルにパクられた」なんて言っていたそうです(僕が持ってるLPのライナーによる)。パープルと比較しちゃうとさすがにちょっと下に感じてしまいますが、それでもこのアルバムはカッコよくて好きでした!こういうロックを漁るように聴いていた若い頃が、一番音楽を楽しんでいたのかも知れない、懐かしいなあ。

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Comments
オルガンの音色 
いかにも70年代っぽくて、ロックを聴き始めた頃はかっこよく感じたのですが、程なくして、オルガンが古くさくなり、あまり聴かなくなりました。
LAメタルとかを聴き出したら、オルガンはなぁ〜と(笑)
おお、逆だ(^^) 
ボネ太郎さん、書き込みありがとうございます!

ああ~僕はまったく逆です。LAメタルを好んで聴いていたのに、ディープパープルや初期ユーライアヒープやスティーヴ・ウィンウッドのオルガンを聴いてたら、PCM なデジタルシンセの音が聴いてられなくなっちゃいました(^^)。ひとそれぞれですねえ。

コロナ感染者がまた増えてきちゃってますね。。東京は大変みたいですので、どうぞお大事に!

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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