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Category: CD・レコード > ブルース・ソウル   Tags: ---

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『Junior Wells / Universal Rock』

JuniorWells_UniversalRock.jpg シカゴ・ブルースの名ハーピストと言ったら、サニーボーイ2世、ジェームズ・コットン、ビッグ・ウォルターあたりがすぐ浮かびますが、ジュニア・ウェルズもいいんですよね、不良っぽくて(^^)。これはジュニア・ウェルズが57年から63年までに録音を残したProfile、Chief, USA という3つのレーベルに残した全録音を集めた超優秀なアルバム!手を変え品を変えて同じ録音を売ろうとする誠実さのかけらもない大手レコード会社は、小さなレーベルがやるこういういい仕事を見習ってほしいもんです(^^)。

 このアルバムでジュニア・ウェルズはあまりハープを吹いていなくて、もっぱらシンガーです。音楽はシカゴ・スタイルのバンド・ブルースは1/3ぐらいで、あとはけっこうR&Bに近い内容でした。オルガンやサックスが入る曲もありますし、50年代のシカゴ・ブルースからモダン化が進んで、それでいてけっこうルーズでやさぐれていて、バンド全体に妙な不良っぽさを感じました。

 そんな中、ハーモニカを堪能できるのは、たとえばM4のインスト曲「Cha Cha Cha in Blue」。チャチャチャのリズムを取り込んでいる時点で、もう普通のブルースじゃないですが、ハープの音を少し聴いただけで、「ああ、これはメッチャいいハープ奏者だわ」と思ってしまいました。音が違うんです、「プウォ~~~~~ッ!!!」と来る音を聴いただけでのけぞってしまいました、カッコいいいいいい(^^)。

 ブルースを離れてR&BやR&Rに近いのにカッコよく感じたのが、M5「Little By Little」。ライナーによると、これはR&Bチャートで全国的ヒットとなったそうですが、それもうなずけるなあ。

 そして、バンドにいいギタリストが多いのも特徴かも。スローブルース「Calling All Blues」ではギターとハープがめっちゃいいですが、このギターはアール・フッカーなんだそうです。他にも、バディ・ガイが参加した曲など、バディ・ガイは「チョイ~ン」みたいな単旋律のチョーキングが異様に特徴あるので、「あ、この曲かな」みたいに想像がつくのが面白い(^^)。

 どこか不良っぽくて、50年代のシカゴ・ブルースより一歩先に行きかけていて、楽しく聴けたアルバムでした。聴いてるだけで、60年代のシカゴのレンガ造りの黒人居住区のアパートに住んでいる気になってくるんですよね。ひとつだけ願望を言えば、こんなにハープがうまいんだから、もっとハープを吹いて欲しかった(^^)。。

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Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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