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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

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『Youssou N’Dour / The Guide (Wommat)』

Youssou NDour _The Guide サリフ・ケイタと同じ西アフリカのワールド・ポップのミュージシャン、ユッスー・ンドゥールが94年に発表した7枚目のアルバムです。たしか、グラミー賞にノミネートされていた記憶があります。このアルバムかどうか知りませんが、ユッスーさんは実際にグラミー賞を受賞していました。ちなみにユッスー・ンドゥールは、セネガルのミュージシャンです。

 西アフリカの打楽器を使いつつも、基本は西洋音楽。サリフ・ケイタもそうでしたが、フランスやイギリスの植民地支配が長く強かった西アフリカだと、文化が西洋と融合しやすいのかも。近くても完全敵対のイスラム圏は西洋拒否ですし、逆に中央アフリカや東アフリカになると西洋色は薄いですものね。
 そんな中、いちばんアフリカを感じたのは、詞でした。よく聴くと英語と民族言語(?)のチャンポンで歌われてるんですが、詞の内容がアフリカの文化を感じさせるものが多かったです。

「雨が降る村に行く、生きている樹があるところに行く」(微笑みも失せて)
「バンバ様、皆はあなたの声を聞いたでしょうか」(マーム・バンバ)
何かあれば昔は村の広場に集まって解決するまで意見を交わし合っていた、今の時代とは違い過ぎる、君の先祖の名を教えてくれ」(時)

 詞で歌われている色々な事も西アフリカ的だし、また歌自体が教訓的であるところも、なるほどグリオの活躍する西アフリカらしいな、と。個人の感情を歌う抒情詩ではなく、ある考えを人に訴えるものが多かったです。セネガルもグリオの活躍する地域なので、歌音楽はそういう役割のものと思われているのかも。あとはセネガルの伝統だけでなく、アフリカに呼びかけていたボブ・マーリーの影響もあったのかも知れません。セネガルだけでなく、ブルキナファソやギニア等々のアフリカの国の独立年を伝える曲なんかもありましたし。どこか、アフリカ向けというより、欧米向けに作ってるんじゃないかと思うものもありました…英語だからそりゃそうか。

 というわけで、西洋とアフリカが混じったワールド・ポップという感じでした。でも、自分の趣味だけで言うと、もう少しアフリカ色が強くあって欲しかったかも。西洋に寄せすぎるんですよね。。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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