FC2ブログ

心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『エジプト:ナイルの恩寵 上エジプトの音楽 Egypte: Les Musiciens du Nil』

Egypte_Les Musiciens du Nil フランスの民族音楽レーベルOcora がリリースした上エジプト音楽のCDです。上エジプトというのは、アシュートからアスワンまでのナイル川の渓谷にそって広がる一帯の事だそうです。この地域にあるルクソール市(位置的には、ナイル川下流から遡ると、カイロとギザが大体同じ、アシュート、ルクソール、アスワンという順)にはルバーブ奏者がたくさん住んでいるそうで、プロの放浪音楽師はアラティアと呼ばれるそうです。あ、そうそう、ルバーブは二胡みたいな擦弦楽器で、ルーツはペルシャ。アラティアは結婚式や祭りや祭祀にも呼ばれ、叙事詩や宗教歌を朗誦するそうです。

 このCD、前半はナイルの音楽家の演奏で、メインはルバーブと歌でした。楽器は基本的にマカームに基づいていて、タクシーム(即興演奏)もありましたが、なんせルバーブの演奏なもんで独特。歌が絡むとさらに独特で(歌はリーダーと追従する複数人、みたいな形が多かったです)、同じメロディを繰り返して歌のコール&レスポンスをくりかえしながらアッチェルしたりア・テンポになったりする感じ。

UpperEgypte_photo.jpg 後半4曲はダブルリードの楽器の合奏でした。5~6曲目はアルグールがメインの音楽。アルグールはダブルリード楽器で、由緒あるエジプトの楽器だそうです。これがアンサンブルで演奏されると、なんとバグパイプみたい。バスにドローンがいるからだな…。7~8曲目は、ミズマールというオーボエに似た楽器の合奏。これはアルケールの音楽にそっくりでした。

 上エジプトの音楽はアラビア音楽ではあるんですが、イランやイラクみたいな高度さは感じず、同じ音楽を奏でながら速度が変化していく音楽でした。ひと口にアラブと言っても、地域によって色々と変化するんですね(^^)。

関連記事
スポンサーサイト




Comments

03 2021 « »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
検索フォーム
これまでの訪問者数
アド
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Archive

RSS