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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Sonny Rollins & The Contemporary Leaders』

Sonny Rollins and The Contemporary Leaders 以前、ロリンズとウエストコーストのミュージシャンの共演アルバム『Way Out West』の感想を書いた事がありましたが、ロリンズさんの西海岸吹込みには、こんなものもあります。「ソニー・ロリンズとコンテンポラリー・リーダーズ」、1958年録音です。メンバーはハンプトン・ホーズ(p)、バーニー・ケッセル(g)、ルロイ・ヴィネガー(b)、シェリー・マン(dr)。1曲だけ、ヴィクター・フェルドマンがヴィブラフォンで入ります。僕はこれを日本プレスのアナログ盤で持ってるんですが、サックスの音がいい!バラードの「In the chapel in the moonlight」のアゴーギクな歌い回しなんて絶品です!ところが、これをYouTube にあがっていた動画で聴いてみたところ、音が潰れててロリンズのアーティキュレーションが全部消えていて全然ダメ(> <)。やっぱり音楽は音が命、これはいいオーディオ装置で聴きたいジャズレコードです。

 音楽は、すごくリラックスしたセッションでした。「Way Out West」の方が圧倒的に有名ですが、こっちの方が編成が大きくて、また和声楽器も入ってる分だけサウンドも整ってアドリブだけじゃなくて曲が聴こえるので、僕はこっちの方が好きだなあ。アンサンブルへの配慮が素晴らしくて、アンサンブルのためなら、ドラムも抜いちゃう、ヴァイブも入れちゃう、ギターとピアノが入ってるのにハンプトン・ホースもバーニー・ケッセルも喧嘩しないで両方をうまく生かす技量があります。こうした知的なバッキングを踏まえてか、ロリンズもゴリ押しせずに曲を大事に吹いてる感じ。う~んやっぱりイーストコーストよりウエストコースト・ジャズの方が圧倒的に洗練されてるなあ。

 50年代のイーストコーストのハードバップの欠点って、曲なんかコード進行ぐらいのものにしか思ってなくて、その上で個人技のアドリブにしちゃうので、どの曲もみんな同じに聴こえちゃう事だと思ってます。ところが、ウエストコーストのミュージシャンは曲やアンサンブルを大事にする傾向があって、音楽全体としては、圧倒的にウエストコーストの方が質が高いです。56~57年のロリンズのレコードはどれもみんな似たような曲のオンパレードだったのが、このレコードではジャズのアドリブの妙と曲の良さの両方が生きたいいセッションに感じました(^^)。

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Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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