
映像で見る1967年6月18日
モンタレー・ポップでのジミヘンのパフォーマンス、僕はジミヘンのモンタレーはレコードより映像が先の体験でした。音盤と違って良い点はふたつ。ひとつはドキュメンタリーなのでこのコンサートの歴史的な位置づけとか、当時の様子とか、そういうところが細かく描かれていること。きっと、監督がいいんですね(^^)。そしてもうひとつは…
動くジミヘンの脅威の演奏を見ることが出来る事です!
ビートルズも
ストーンズも
ジャニス・ジョプリンも、ジミヘンのステージを楽しみに待っているのが映し出されていました。とくにジャニスはニコニコ楽しみにして、普通に観客席に座っているのがいい(^^)。ロック・ミュージシャンのうちでも「ジミヘンっていうとんでもないギタリストがいるらしいぞ」と評判になってたんでしょうね(^^)。
また、ヘアスタイルやファッションといった、60年代当時の文化を感じられたのも良かったです。ミュージシャン以上に客のファッションがいいんですよ、みんな同じ格好をしている今より個性がある。ミュージシャンだけでなく、一般の人もサイケな服を着てたりするし。例のジミヘンがギターを燃やしてしまうシーンで、あぜんとした顔をしてそれを見つめてるお姉ちゃんがいるけど、服もヘアスタイルもマジでおしゃれ。建築や洋服のデザインって、昔の方が優れていて、どんどんショボくなってきてる気がしますね。それは音楽も一緒か。
そして、動くジミヘン。
モンタレーの1曲目は、あの超絶のカッティングが炸裂する「Killing Floor」ですが、中学生の時に初めて見たときは、もうこの曲だけでぶっ飛びました!これは
津軽三味線だわ、みたいな(^^)。最後の「Wild Thing」の暴れっぷりも良かったなあ。あ、あと、
ドラムのミッチ・ミッチェルがすげえと思った…次から次へと、はじめてみた中学の頃を思いだします…なつかしい、俺もついこの間まで中学生だったんだよなあ…。ジミヘンって右利き用のギターを左に構えて演奏するじゃないですか。だから、弾く手を下から入れて演奏するんですが、あれがカッコよくて真似したっけ。そうそう、友達と「
ギターに火をつけた伝説のステージとかいうけど、なかなか火がつかないし、燃え始めても火がショボいよな」な~んて話して大笑いしたっけ。そういう会話が昨日の事のようです。
思い出話ばかりになっちゃいましたが、ロック史上に残る伝説のライブ。ジミヘンのライブはウインターランドやフィルモアイーストなど素晴らしいものが色々ありますが、ここから伝説が始まったと思うと、やっぱりモンタレーも外せないですね(^^)。
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