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Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

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『Jimi Hendrix / Isle of Wight』

Jimi Hendrix Isle of Wight ロック・ギターの神様ジミ・ヘンドリックスのライブ、伝説の始まりがモンタレーなら、伝説の終わりがこのワイタ島ライブです。ワイタ島でのライブは1970年の8/30と8/31の2回行われていて、このレコードは8/31のパフォーマンスの中から選ばれています。ジミヘンが死んだのは70年9月18日なので、これは死ぬ約2~3週前の演奏。最後のライブ・パフォーマンスじゃないかと。このレコード、死んだ翌71年にリリースされたので、リリース時は追悼盤みたいな意味合いもあったのかも知れません。メンバーは、ジミヘン(vo, g)、ビリー・コックス(b), ミッチ・ミッチェル(dr)。

 このレコード、中学生の頃にはじめて聴いた時はあんまり面白く感じませんでした。でもジミヘン狂だった友人のギタリスト(中学生にしてジミヘン最大の難曲「Killing Floor」を弾きこなしちゃうほどのジミヘン狂!)が「このレコードでジミヘンのライブに狂った」と言っていたので、僕に良さが分かってないんだな、と思ってました。
 で、久々に聴いて思ったのは、ギターが素晴らしいこと!これ、慎重に聴こえなくもないけど、見事な演奏じゃないか!あと、よく聴くとドラムも見事、ベースもズドンとボトムを支えていてかっこいい。というわけで、個人個人は素晴らしいのに、バンド全体の印象はなんだか迫力がないんです。もしかすると、ジミヘン狂の友人が絶賛したのはこのギターで、僕が退屈に思ったのは全体の印象なのかも。

 地味に感じた印象の原因はたぶん2つで、ひとつミックス、ひとつは選曲です。まずミックスですが、以降に出されたワイタ島ライブの音源より明らかにプロっぽいミックスで音はすごくいいんですが、問題はバランス。演奏中はオーディエンスマイクを全部オフ、それぞれの楽器はかなりオン、ドラムは小さめ。だから、それぞれの楽器の音は良い気がするし、演奏も個々で聴くと素晴らしいんだけど、バンド全体がグワッと鳴ってこないんです。「ステージが広くてモニター返しが悪くて、慎重に演奏してるのかな?」な~んて思ってしまうほど。これは楽器同士のバランスを間違えたミックスが悪いんじゃないだろうか。もっとドラムを出そうぜ、みたいな。
 もうひとつは、選曲が地味なこと。6曲しか入ってない短さもマイナスに感じたのかも知れません。でもこれは、死んだ翌年に出されたアルバムという所を考えると、意味が分かった気がしました。だって、6曲のうち3曲がスタジオ盤未収録曲ですから、リリース時にまだ知られていなかった曲をなるべく出そうという計らいだったんじゃないかと(のちに『The Cry of Love』なんかに収録されてリリースされた)。もし自分の好きなアーティストが死んで、その追悼ライブ盤が出て、その半分が未発表曲だったら、素晴らしい選曲と感じると思うんですよね。だから、このレコードの価値はリリースされた当時と今ではちょっと違うんだと思います。

 というわけで、ジミヘン最後のライブは、いつも売ろうと思って「最後に一回」みたいに聴くんですが、決して悪くないもんだから、ずっと売るのを踏みとどまっている状態(^^;)。でも、ジミヘンのライブ盤だと他にもっといいものがあるから、やっぱり手放そうかな…いや、このアルバムじゃないと「All Along the Watchtower」や「In From the storm」や「Midnight Lightning」や「Freedom」のトリオ演奏ライブは聴けないし、ジャケットがLPだとメッチャかっこいいんだよな…な~んて思って、またしても手放せそうにないのでした(^^;)。いいや、死ぬまで持ってよう。

(from 1970.8.31 the Isle of Wight Festival)
・Midnight Lightning
・Foxy Lady
・Lover Man
・Freedom
・All Along the Watchtower
・In from the Storm

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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