
1978年制作のアメリカ映画、子どものころに観て大感激しました!アメリカのコミックだった
スーパーマンは、何度もテレビドラマ化されたり映画になったりしてますが、僕にとってのスーパーマンは、クリストファー・リーヴ主演のこの映画シリーズ!4作目まで作られましたが、特に1作目と2作目は何十回も観たお気に入り映画です。音楽も好きで、
「愛のテーマ」が素晴らしすぎ。
スーパーマンは、宇宙から来た超人の物語です。映画1作目では、スーパーマンが惑星クリプトンから来ることになった経緯と、地球に来てから成人し、そしてスーパーマンのライバルとなる犯罪の天才レックス・ルーサーとの戦いまでが描かれます。漫画原作で超能力者の話だから、日本でいえばドラえもんみたいな子供映画になっても良さそうなものなのに、大人の鑑賞に堪える作品になってる所に、戦後のアメリカの文化は今も大人主体なのに日本の文化は幼稚になったんだと感じます。
特に感動したのは、70年代のアメリカの風景です。この映画、スーパーマン学生時代のシーンではアメリカの農場の風景が映し出され、大人になって新聞記者になった後のシーンでは大都市ニューヨークが映し出されます。対照的ふたつの風景ですが、これってどちらもアメリカの代表的なふたつの風景じゃないでしょうか。
田舎は一面黄金に輝く田園風景、一方のニューヨークは世界最大のメトロポリス。どちらもとんでもないスケールで、景観に圧倒されました。子どもの頃に感じた「アメリカすげえ…」というあの感動は、言葉では言い表せません。合衆国に生まれて見たかったと思ったのは、あとにも先にもこの映画だけかも。60年代でも80年代でもダメ、50年代と70年代が素晴らしいと感じるのです。

こうした景観が素晴らしく見えたのは、映画そのものがムチャクチャ面白かったからだと思います。育ての親の老夫婦との出会いと別れは感涙もの。悪の天才レックス・ルーサーはコミカルでありつつ知的、彼との勝負はハラハラドキドキ。そして自在に空を飛び透視も出来るスーパーマンの超能力の特撮表現が見事!このスーパーマン、
ランボーのような「悲壮感ただようヒーロー」ではなく、やさしく明るいヒーローで、見ていて不快に感じる事がなく、ひたすら気分が良くなるヒーローなのでした。
大ヒットを飛ばして一世を風靡した映画スーパーマン、脇役にマーロン・ブランドにジーン・ハックマンって、ぜいたく過ぎ(^^)。僕はこの映画が大好きで、人生でもう何十回も観てますが、いまだに見飽きないです。アメリカの
エンターテイメント映画の中でトップクラスの作品だと僕は今も思ってます!!
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