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Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

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『絲綢之路Ⅲ ~中国少数民族の音楽』

Sirukuroad3_ChugokuSHousuuminnzoku.jpg キングレコードの中国音楽シリーズ『絲綢之路』の第3弾です。このCDだけ1~2集と違って1981年、83年、85年と録音日がバラバラですが、すべて日本のキングスタジオ録音。中国の少数民族音楽の音楽でした。中国の少数民族と言っても知られているだけで50を超えるので全部は無理、このCDはシルクロード沿いに住む6民族の音楽という事でした。6つとは、キルギス族、ウイグル族、モンゴル族、朝鮮族、苗族、チベット族の6つ。

 キルギス族の音楽は、撥弦楽器クムーズの独奏が3曲。フォークギターっぽい演奏方法で、あんまり難しそうじゃなかったり、アッチェルして行ったりするところは、騎馬族の音楽かな、と思いました。遊牧民がテントの中でこういう音楽を楽しんでると思うと、ちょっとホッコリ(^^)。

 ウイグル族の音楽は、レワーブ独奏が3曲。マカームやダストガーが大好きな僕にとって、それにちかい(というか、もしかしてそのもの?)これはやっぱりカッコよかった!演奏だけでなく、楽器の音自体がもう洗練されてると感じました。

 モンゴル族の音楽は、馬頭琴の演奏が2曲でした。独奏って書いてありましたけど、拍子木みたいな音が入ってるのは足で何か踏んでいるとか、そういう事なのかな?このCDに入っていた馬頭琴の演奏は、馬で草原を疾走している!って感じの曲と、「バヤリン」という雄大な感じがするモンゴル族の伝統曲。これはセレクトが見事、どちらも素晴らしい曲と演奏に感じました(^^)。

 朝鮮族の音楽は4曲。ヘーグムという擦弦楽器の演奏に、片面太鼓みたいな音のシンプルな伴奏がついたものでした。朝鮮族の音楽は…演歌っぽいというか、すごく湿っぽかった(^^;)。昭和初期の日本の音楽にも共通して聴こえましたが、なるほどあの頃は日本が朝鮮半島に行っていた頃ですし、お互いに影響を与え合っていたのかも。

 苗族(ミャオ族)は4曲。苗族ってどの辺にいるんだ、ライナーに説明がないからぜんぜんわからん…ネットで調べたところ、タイビルマラオスベトナムにもいる民族という事なので、比較的南寄りのところに広範囲に住んでいるのかな?この音楽は笙によるもので、ひとり多重奏、カッコいい!!いつか、トーンカム・タイカーが演奏したタイのモーラムのCDの感想を書いたことがありましたが、あそこまで超絶技巧ではなくて、民謡という感じではありましたが、これはほっこりした田舎の音楽という感じで、すごくよかったです(^^)。

 チベット族の音楽は、歌舞劇の音楽で、その序奏であるウンパドンというものが入っていました。合わせシンバルとバレるドラムが同時に鳴っていて、それにセリフとも唄ともつかないものが絡む感じ。これ、なんか大きい龍の人形を操りながらやってそう(勝手な僕のイメージです^^;)。

 この『絲綢之路』シリーズ、音楽や演奏は素晴らしいんですが、編集方針があいまいなうえに解説が雑で残念ですが、その中ではこの第3集がいちばん編集方針が分かりやすくて楽しめました。なるほど、中国の少数民族の音楽を把握するなら、たしかにこうやって編集してくれると凄くわかりやすいし、それぞれの違いと共通項も把握しやすかったです。中国音楽に詳しい人ならそれぞれの音楽を掘っていくんでしょうが、僕みたいな初心者にはこの方が分かりやすくてありがたかい1枚でした!

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Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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