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Category: CD・レコード > ラテン   Tags: ---

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『Eduardo Falú ‎/ Falú 1962』

Eduardo Falu_ ‎Falu1962 アルゼンチンのフォルクローレって、一方ではアンデス系やボリビア系のプリミティブなフォルクローレ、一方ではシンプルなフォーク調歌曲、そしてもう一方ではスペイン系の器楽的なクラシック・ギター、このへんが混じっているイメージがあります。クラシック・ギター系のフォルクローレというと、アタウアルパ・ユパンキとエドゥアルド・ファルーが2大巨匠じゃないかと。これは1962年発表、レーベルはフィリップス。フィリップスって、欧米から見たワールドミュージックという視点から、いい仕事してますよね(^^)。。

 ギターのインストもあるし、弾き語りもありました。どちらにしてもコード押さえてストロークしてジャカジャカ弾くなんていう稚拙なものはなくて、バスと和声とメロディを一人多重奏するクラシックギターな演奏です。ファルーさんはクラシック・ギターを習った事がないそうですが、僕みたいなギターのアマチュアからすると、クラシックギターそのものに聴こえるので信じられません。でもなぜこれがフォルクローレかというと…歌ってるからなんでしょうね(^^;)。

 曲想としては、「コンドルは飛んでいく」的なフォルクローレやアルゼンチンを感じる事はなくて、ファリャあたりの古めのスペイン系クラシック・ギター曲みたいでした。こういう曲って、個人的にはあまりに刺激が足りな過ぎるというか、ルール通り過ぎるというか、時代が違い過ぎて共感できなかったりして(^^;)>。そんでもって、この古めのクラシック・ギターな伴奏な伴奏の上で歌うという伝統が、アルゼンチン・フォルクローレではずっと続いていくんですよね(^^)。

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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