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Category: CD・レコード > 日本のロック・ポップス   Tags: ---

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『サーカス / サーカス1』

Circus_Circus1.jpg 1978年発表、日本の男女混声コーラスの草分け的なグループであるサーカスのデビュー・アルバムです!70年代後半で女2男2のコーラスなので、当時はABBAを連想していましたが、音楽性はディスコなアバと違ってクロスオーヴァー調。つまり、ABBAじゃなくてマンハッタン・トランスファーだったんですね。21世紀に入ってから何十年も経過した今ですら、サーカスをこえるJポップのコーラスグループってあまりないんじゃないかと思うほどの素晴らしさなのでした!

 このアルバムはなんといっても「Mr.サマータイム」。当時も素晴らしい曲だと思っていましたが、いま聴いてもビックリ!昔も大好きだったけど、ここまでいい曲とアレンジだったっけ。。しかもメインヴォーカルがうますぎ、最初の「Mrサマ~タ~イム、さが~さないで~」のためた歌を聴いただけでゾクゾク。
 ところで、クレジットを見て気づいたんですが、「Mr.サーマータイム」ってカバーだったんですね。オリジナルは、フランスのシンガーソングライターのミシェル・フーガンの「UNE BELLE HISTOIRE」という曲だそうです。そしてアレンジは前田憲男…管弦楽法もジャズのビッグバンド・アレンジも修めた人が本気でクロスオーヴァーに手を出したら、そりゃいいものになるわけですね、これは凄い。。

 他も見事な曲が多かったです。このアルバムは全曲カバーですが、選曲が大人。バリー・マニロウにボズ・スキャッグス(「We’re all alone ふたりだけ」を何と日本語化!)、こういう所は当時の最先端のサウンド。でも英米一色にならずにフランスのミシェル・フーガンが2曲。これでセンスが数段あがった感じですが、でもこれだけだと洋楽かぶれなハコバン上がりなのかなと思いきや、大橋節夫に吉田美奈子に大瀧詠一さん、アレンジはすべて前田憲男さん。これで名盤が生まれないはずがないです。

 日本の流行歌が洋楽の丸コピー一辺倒になったのって70年代中ごろを過ぎたあたりからでしたが、このあたりでついに本家と戦えるレベルに来たグループが出始めた感じ。時代が古き良き日本文化を消していく過程は寂しさも感じますが、でもこういう素晴らしい音楽を聴いてしまうと、失うだけでなく素晴らしいものも得たんだなと思いました。荒井由実さん、山下達郎さん、サーカス、矢沢永吉さん…70年代後半から80年代前半って、洋楽志向系のJポップが最も高いレベルに届いていた時代だったんじゃないでしょうか。これは大推薦です!

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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