『The Peter Brotzmann Trio / For Adolphe Sax』

PeterBrotzmann_AdolphSax.jpg ペーター・ブレッツマン(テナーサックスとバリトンサックス)のトリオによる、1967年のライブ録音です。1967年という事は、「マシンガン」や「ライブ・イン・ベルリン '71」よりも前のパフォーマンス。ここにはブレッツマンの出発点が凄く分かり易くあらわれていると思います。

 簡単に言うと、アメリカのフリージャズとそっくり。それも、コルトレーンみたいなジャズとフリーを股にかけたタイプのものでなく、フリー専門のサックス奏者の演奏の典型という感じです。ひたすらブローする瞬間はファラオ・サンダース的だし、フラジオ的なピーキーなサウンドでメロディを繋ぐときはアルバート・アイラー的だし、フレーズを畳み掛ける時はそれこそアメリカのフリージャズそのものといった感じ。これはペーター・コヴァルト(ウッドベース)とスヴェン・ヨハンソン(ドラム)のセクションにも言える事で、すごくアメリカのフリージャズを感じます。これが実に安定しているというか、良いパフォーマンスなんです。変な言い方になりますが、いかにもスタンダードとか、いかにもバロックみたいな音楽を聴きたくなる時ってあるんですが、これはいかにもフリーという音楽で、フリージャズとしてのまとまりがもの凄く良いのです。

 いやあ、「ライブ・イン・ベルリン'71」みたいな、突き抜けた凄さというものはないんですが、フリージャズとして実に安定した素晴らしい演奏だと思います。やっぱり、アイラーとかサンダースとかを聴いて育ったんでしょうね。とても素晴らしいパフォーマンスと思います。


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ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
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 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
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