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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

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『カメルーンの音楽 musiques du cameroun』

Musiques du cameroun 中部アフリカ、ギニア湾の深い所に面した国カメルーンの音楽です!これはフランスの民族音楽レーベルOCORA原盤で、日本ではキング・レコードが「世界民族音楽大集成」シリーズの54巻としてリリースしていた事がありました。

 カメルーンって、僕はサッカーでしか知らないんですが、サッカーが強いという事はドイツかフランスの植民地だったのかな…お、カメルーンは旧ドイツ植民地からフランスとイギリスの植民地に分かれた事があるそうです。音楽は、ポリリズムを生み出す打楽器群の音楽と合唱がほとんどという意味では、典型的なアフリカ大陸の音楽と感じました。合唱はコール&レスポンスになるものが多く、キリスト教圏のアフリカ音楽のような2声や3声のハーモニーはついていないので、合唱というより斉唱…というかホモフォニーかな?打楽器はそれに比べると高度で、やっぱりポリリズムです。西アフリカの強烈な打楽器アンサンブルに比べると、もっと南寄りのアフリカの親指ピアノみたいな素朴さを強く感じました。西アフリカの呪術集団や祭儀的な音楽に比べると、村で演奏する娯楽音楽的な感じなのか、もうすこしゆるい感じ。いずれにしても、かなりプリミティブ。

 また、カメルーンの音楽はかなりフュージョンしてると思わされるところがあって…たとえば、打楽器の中に竹製のものが混じっているときがあって、これが均等分割の調律だったりするもんで、まるで東南アジアの音楽のよう。ギニア湾に接してるから、東南アジア海路で楽器や音楽が伝わったのかな…。
 他には、6曲目なんかはまるでカリブ海のトリニダード・トバゴのスティール・パンの音楽みたい。音もそうですが、どこまでも楽園的なムードがね(^^)。これも、ギニア湾に面しているから、三角貿易でカリブの島々に伝わった(または持ち帰られた)のかな?

 このCDは1965年の録音で、1960年のアフリカの年にカメルーンが独立して間もない頃の、色々な部族の音楽。今ではおそらく西洋の商音楽もいっぱい入りこんでしまって、この形が保たれてないかも知れません。そういう意味でも、今となっては録音すら難しい貴重な歴史的音源ではないかと!
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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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