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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > クラシック   Tags: ---

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『ラモー:クラヴサン曲集 ケネス・ギルバート』

Rameau_Clavecin-kyokushuu_KGilbert.jpg 僕が中学生ぐらいの頃までは、小さな駅にも本屋やレコード屋がありました。そんな小さなレコード屋で置いてあるバロック音楽はアーカイヴというレーベルのものが多かったです。バッハの「マタイ受難曲」や「ヨハネ受難曲」もアーカイヴのものでした。
 このフランス・バロックの超重要作曲家ラモーのチェンバロ作品集も、アーカイヴがリリースした1枚です。後年、ラモーはオペラ作曲に夢中になりますが、作曲家としてのラモーの重要作はチェンバロ曲だと音大で習いました。これは、そんなラモーのチェンバロ曲を集めたCD。チェンバリストのケネス・ギルバートはフランス・バロックのスペシャリストとして有名な人です。

 これはすばらしい!同じフランス・バロックでも軽妙なクープランとは大違い、まるで大バッハのように宗教的な神々しさ漂う重厚な音楽でした。そして、構造がかなりしっかりしているというか、かなり音数の多い曲でもすごくスッキリ。良し悪しではなく構造的な着想に従って機械的に作曲しているのかも知れません。僕は作曲する時に、どうしても色々いじって収拾がつかなくなっちゃったりするんですが、これぐらいメカニカルに作曲した方が案外うまく行くのかも。。

 ほとんどが素晴らしいと感じたというのが正直なところですが、中でも気に入った曲はバッハ以上の暗さと神々しさの漂うクラヴサン曲集第1集の「前奏曲」、照応しながら進んでいくクラヴサン曲集の第5曲「鳥の呼び戻し」。気に入った演奏は、クラヴサン曲集18曲の「一眼巨人たち」が超絶!

 ラモーは作曲家としてだけでなく、理論家としても後世に名を残していて、機能和声音楽を最初に理論化したのもラモーだったそうです…すげえ、という事は西洋音楽に影響を受けた文化圏の音楽家はみな、この300年ぐらいラモーの生徒みたいなもんですね。。
 そうそう、このCDは曲も演奏も録音も完ぺきで素晴らしかったんですが、抜粋なんですよね。。今はこの1976年録音のギルバート演奏の全曲盤がNAXOSから出てるみたいなので、興味ある方はそちらを買った方がいいんじゃないかと。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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