録音は…なんというんでしょうか、すごく残響が多く録音されてるんですが、これだけワンワン鳴ったらそれだけで邪魔でうるさいと感じそうなもんですが、そういう事がなくて、むしろものすごく心地よく感じます。このCDの裏に、「This recording was made using B & W Loudspeakers」なんて書いてありました。僕はB&Wのスピーカーを持ってないので制作者の意図通りの音で聴く事は出来ませんが、要するに「ちゃんといいスピーカーで聴いてね、ヘッドフォンやチャチなスピーカーで聴いても意味ないよ、そういうレコーディングじゃないから」という事なんじゃないかと。いやあ、プロの録音の世界ってすごいです。 というわけで、緻密なアンサンブル、それでいて耳に難しく感じる事がなく優雅とすら感じてしまう凄さ。素晴らしい音楽と演奏、録音でした!個人的には12番と26番が好きかな?いや~ハイドンは交響曲作曲家と勝手に思い込んでましたが、室内楽曲がこれほどいいとは思いませんでした。このCDを聴いてなかったら知らないまま死んじゃうところでした、あぶなかった。。