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Category: CD・レコード > ブルース・ソウル   Tags: ---

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『Commodores / Natural High』

Commodores Natural High ライオネル・リッチー擁するファンク色強めのソウルで、アース・ウインド・アンド・ファイアーに近いけどもっとファンクでカッコいいバンド。これが僕のコモドアーズ評なんですが、80年代になるとかなりポップになったみたいです。これは78年発表の7作目で、70年代後半のチャート系ブラック・ミュージックが各種ぎっちりつまってました。「Three Times a Lady」や「Flying High」はよく耳にした曲なので、代表アルバムなのかも。

 A面2曲目「X-Rated Movie」が、スライ&ファミリーストーンかグラハム・セントラル・ステーション並みのファンクでメッチャかっこいい!!いやー、ライオネル・リッチー在籍のバンドという事で、もっと思いっきりチャート音楽か思ってたんですが、演奏もうまいしヴォーカルもいい、これは実力はバンドだわ。。70年代後半から80年代って、ロックはけっこう「マジかよ、こんな下手なの?」ってグループがけっこういましたが、ブラック・ミュージックは下手なグループがいないです。
 でも、70年代後半のブラック・ミュージックの弱点は、あまりにも商業主義に感じるところで、このアルバムもそうでした。ファンク調もディスコ調もあれば、ソウル・バラードもあったりして、何をやらせてもうまいんですが、ぜんぶどこかで聴いたことがあるようなステレオタイプの軽音楽でした。

 若い頃の僕は、合衆国の黒人ヴォーカル音楽というと、戦前ブルースが大好きだったくせに、それ以外はなかなか馴染めませんでした。それって、振り絞るような声で歌う戦前ブルースには人の叫びや肉声に感じるものがあったけど、70年代後半あたりのブラック・ミュージックにそういうものを感じる事がなかなか出来なかったからかも。気分よく聞き流す音楽より、ディープなものが好きだったんでしょうね。でも、仕事や勉強しながらBGMに流すとか、そういう聴き方をするなら、これはなかなかノリが良くていいかも(^^)。

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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