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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Thelonious Monk / Genius of Modern Music Volume1』

Thelonious Monk Genius of Modern Music1 モダンジャズ黎明期のピアノの奇人セロニアス・モンクのデビュー盤です。日本では「モンク・オン・ブルーノート」というタイトルで第2集まで出ていましたが、その名の通りブルーノート・レーベルで吹き込んだモンクのグループのセッション集。これは第1集で、録音は1947年!おお~40年代のモンクのリーダー録音って、これしかないんじゃないでしょうか。ちなみに収録されているのは3管編成のセッションと、ピアノトリオのセッションのふたつです。

 あの個性あふれるモンク・ミュージックもピアノプレイも、このレコードだとかなり控えめです。よく言えばモンクのあの癖のありすぎる感じが控え目で聴きやすい感じ(^^)。このオーソドックスなビバップ~ハードバップな感じが、果たして40年代のモンクの音楽だったのか、それとも普通のジャズをコンパクトに演奏する事を好んだ初期ブルーノートの要望なのか、僕には分かりません。まあ、ブローイングコーラスを短めに演奏するのはレーベルの指定だとは思うのですが。

 おもしろかったのは、ピアノトリオの演奏でした。「Nice work if you can get it」でのセカンダリーを含めたツーファイブ化のリハーモニゼーションなんて、モダンジャズのアドリブ演奏の新しいフォーマットが誕生してる瞬間、みたいな。ビバップもハードバップもナイトクラブで演奏されるエンターテインメントの代表格のようなアメリカ音楽ですが、それが「お客さんに合わせた分かりやすい音楽を」とは少し違って、「お客さんが熱狂するような熱い音楽を」ぐらいなところが、僕はすごく好きなんですよね~。もっとアドリブをスリリングに、カッコいいサウンドにするには…みたいな追求の過程が、リアルタイムでこのCDに記録されてる感じがしました。

 とか言って、中古屋で第2集を見つける事が出来なかった僕は、この1集のCDしか持ってなくて、いつしか2集の事を忘れてました( ̄ii ̄)ハナミズタラー。。ちなみにこのアルバム、vol.1 もvol.2 も元々は1952年に10インチ盤としてリリース。それがボーナス曲を収録して1956年に12インチ盤としてリリース。12インチ盤のUSオリジナルLPですらとんでもないプレミア価格なんですが、10インチ盤となるともう…やっぱり僕はCDでいいや(^^;)。第2集も死ぬまでに1度は聴いてみたいなあ。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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