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Category: CD・レコード > クラシック   Tags: ---

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『グリーグ:歌曲集 アンネ・ソフィー・フォン・オッター(mezzo Sop)、フォシュベリ(p)』

Greig_Kakyokushuu_Otter.jpg ノルウェーの作曲家といえばグリーグ。僕がはじめてグリーグの曲を聴いたのはピアノ協奏曲でした。LP時代は、シューマンとグリーグのピアノ協奏曲がカップリングされることが多くて、リパッティもポリーニもこの組み合わせでした。だからシューマンのついでにグリーグも自動的に聴いていた、みたいな。そんな「おかずについてきた」みたいな出会いだったグリーグの音楽をはじめて素晴らしいと思えたのがこのCDで、歌曲でした。メゾソプラノのオッターも素晴らしければ、ピアノのベンクト・フォシュベリとのペアスケートのような見事な絡みも見事でした(^^)。ちなみにオッターはスウェーデンのストックホルム出身です。

 ノルウェーの作曲家という事で国民楽派に数えられる事の多いグリーグですが、ノルウェーの民謡をよく知らない僕にとってはロマン派の音楽そのものに聴こえました。特に歌曲はそうで、詩を生き生きと歌わせる事だけを目的にしたみたいで、音楽がものすごく歌うんです!僕がそう感じた理由は多分ふたつあって、ひとつは詩が先行な事。ハイネやイプセンやアンデルセンの詩に音楽をつけているからだと思うのですが、音楽が単純なリート形式でなく起承転結といった劇的な進行になるものが多くて、そこが素晴らしかったです!

 もうひとつの理由は…もしかすると、これはこのCDのオッターが凄かったのかも知れませんが、大げさに言えば半分以上レチタティーヴォじゃないかというぐらいに、話すように歌う音楽なのです。なんでもグリーグの奥さんが歌手で、そういう歌い方をする人だったそうです。なるほど、この音楽は半分は奥さんありきなんですね。ちなみにグリーグは愛妻家で、今も湖の見えるお墓の中に奥さんと一緒に眠っているんだそうです…いいなあ、僕も最後はそういう人生の終わり方をしたい。

 歌曲というと僕はショパンフランス印象派を聴く事がほとんどだったんですが、「ロマン派歌曲ってこんなにゾクゾクするものなのか」と驚かされた体験でした。ちなみに、個人的に好きな曲は、ドイツ歌曲風なものだと「夢」と「白鳥」、印象派的なものだと「春の雨」が好きです。そして、レチタティーヴォ的な歌唱を堪能できるのは曲集「山の娘」。このCD、曲もパフォーマンスも録音も、何ひとつとして不満に思うところのないパーフェクトな1枚。たま~にこういうCDに出会ってしまうもんだから、音楽から離れられないんですね(^^)。

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Bach Bach

Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
ロシアとウクライナがほぼ戦争状態に入りましたが、僕はソ連解体後のウクライナについて本当に無知…。これは2016年にオリバー・ストーン監督が作ったウクライナのドキュメンタリー映画。日本語字幕版が出たらぜひ観たい このブログをYoutube にアップしようか迷い中。するなら作業効率としては早いほど良いんですよね。。その時にはVOICEROIDに話してもらおうかと思ってるけど、誰の声がいいのか考え中
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