『The Beatles / REVOLVER』

Beatles_Revolver.jpg ひとつ前の記事の「ハード・デイズ・ナイト」がビートルズ初期の傑作だとすると、ビートルズ円熟期の傑作はこの「リボルバー」だと思います!バンドの演奏技術は比較にならないぐらいに向上してるし、曲のバンドアレンジも初期とは比較にならないぐらいに向上しています。

 もう、一曲目の「タックスマン」からカッコいい!バンドのプレイもまとまってるし、コーラスが巧い!また、ポール・マッカートニーの書くポップな曲が素晴らしい!ビートルズが売れたものだから、同時期に同じようなバンド形式のロック/ポップ・グループというのが山のようにいるんですが、ビートルズの優れているところは間違いなく作曲能力じゃないかと。曲が良いんですよね。ビートルズ渾身の1枚だと思います。

 この後、ビートルズはどんどんレコーディング・スタジオでしか作る事が出来ないような作品を作る方向に走って行ってしまいます。で、それがどうだったかというと…ビートルズという枠の中だけで見れば悪くないし、中には名曲も混じっているんですが、周りのロックバンドとか、もっと広く見てジャズとかクラシックとの比較で見ると…稚拙なんですよね。ソング・ライティングとビート・バンドという所にいるから、そういうものとして成立するんでしょうが、プロフェッショナルな西洋音楽のアレンジの世界に首をつっこんじゃうと、どうにもシロウトなんですよね(影武者もいたらしいですが)。でも、同じ音楽ばかりをやっていると、息が詰まって来ちゃうというか先がなくなっちゃうというか、そんなふうになったのかもしれません。そういう意味でいうと、リボルバーというアルバムは、ビートルズにとって一番いいタイミングで制作に取り掛かる事の出来たアルバムなのかもしれません。



関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです(ノ^-^)ノ
音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
プロでも評論家でもありませんので、たいした事は書けないかも知れませんが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
フリーエリア
検索フォーム
リンク
最近気になってるCDとか本とか映画とか
 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
これまでの訪問者数
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
アド