ゲーム版ウォーキング・デッドの第4作、完結編です!今回はシリーズを通して唯一フル出場の少女クレメンタインが主人公!はじめて見た時は
8歳のあどけない少女だったクレメンタインも16歳になり、頭の切れる精悍な女性に育っていました。なんだか自分の子供のようにうれしいです(^^)。
以前に行動を共にしていた女性の子供AJとふたりで車上生活をして暮らしていた少女クレメンタインだが、食料を求めて立ち寄った駅舎で大人の盗賊とウォーカーに囲まれて絶体絶命。それを助けたのは子供達の共同体だった。彼らと仲間になり、はじめて自分の居場所を見つけたと感じたクレメンタインとAJ。しかしこの子供たちのコミューンを兵士として使おうと狙っている集団が迫る。彼らにさらわれた仲間を救う計画を立てたクレメンタインだが、クレメンタインはゾンビに足を噛まれてしまい… いやーこれもドラマが素晴らしいです!序盤はサスペンスなドラマとして秀逸。序盤はホラーやパニック映画というよりもサスペンス調の展開で、なんで子供たちのリーダーが食糧不足になりかかってもあまり遠くまで出ていかないのか、なんでリーダーと仲の良い女の子がああも取り乱したのか、などの謎があり、その理由が徐々に分かってくる、みたいな。
中盤は、全4作のクライマックスとしての劇的な展開が秀逸。シーズン1で人間不信をこじらせて仲間を殺して逃げた女が敵組織のリーダー格として登場。大河ドラマはシーズン通してのライバルキャラがいてくれると筋が通ってやっぱりいいです。

そして何よりも良かったのは終盤、とりわけ感動のラストが見事で、本当に涙が出ちゃいました。
ゾンビに噛まれたクレメンタインは、我が子のように育ててきたAJに、自分がゾンビ化する前に殺してくれと頼みます。そこから先のドラマ展開は演出を含めて息を呑む展開、ここ数年の間に見たどんな映画よりも感動してしまいました…逆に言うと、ここ数年ろくな映画を観てなかったんだな、みたいな(^^;)>。ちなみに、何とかゾンビにかまれない選択肢はないかと色々とやり直してみたんですが、どうもこれは逃れられないみたいでした。
いや~シリーズ4作すべて面白かったです!映画だって
スーパーマンが面白かったのは最初の3作までだったし、
ランボーも
マッドマックスもサスペリアも最初の2作、
オーメンやゴジラに至っては第1作だけだったことを考えると、4作まで外れなしというのも、シリーズすべてが面白いというのも凄い事じゃないかと。これだけ長い話だと、途中で中だるみしても良さそうなものですが、面白すぎるわ先は気になるわで、始めたが最後ずっと妻と遊んでしましました(^^;)。
ゲームですが、映画好きの人にこそプレイして欲しい作品です!
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