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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Booker Little 4 and Max Roach』

Booker Little 4 and Max Roach ブッカー・リトルは夭折した天才トランぺッターのクリフォード・ブラウンの後釜としてマックス・ローチの楽団に入ったところからジャズの世界への道が開けた…な~んて話をどこかで聞いたことがありますが、1958年に発表されたこのアルバムでは、すでにブッカー・リトルのリーダーバンドとマックス・ローチの共演盤という所まで来てます!いや~20歳そこそこでマックス・ローチとタメを張るって、やっぱり天才肌のプレイヤーは注目のされ方が別格だったんですね。アレンジもみんなリトルさんがやってますし、もし23歳で死んでなかったら、マジで相当なところまで行ったトランぺッターだったかも知れません。

 音楽は、けっこう保守的で落ち着いたジャズでした。他のプレイヤーも、トミー・フラナガンとかけっこう渋い人たちで、安定したハード・バップ的。ところが、ブッカー・リトルのペットのキレ味が流石すぎました。1曲目の「Milestones」にしても、2曲目の「Sweet and Lovely」(これはリトルさんのオリジナル)にしても、トランペットの演奏のキレが良すぎ、カッコいいです!
 ついでに、作曲でもリトルさんは3曲書いていて、「これから俺はジャズの世界でバリバリがんばるぞ!」と意気揚々だったんじゃないかと。その元気がビンビンと伝わってくるようで、実に爽快なアルバムでした(^^)。若いって、元気があっていいなあ。。

 思うんですが、ブッカー・リトルさんのレコードって、ジャケットが地味で古くさいものが多くて、それで損している気がします。実際のリトルさんの演奏って、ジャケットのイメージと違ってかなり新しい感じがするんですよね。もしジャケットがカッコよかったら、もう少しよく聴かれる事になったトランぺッターじゃないか、なんて思ったりして(^^)。

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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