『ショルティ指揮・シカゴ響 / バルトーク:弦・打・チェレスタのための音楽、ディヴェルティメント、中国の不思議な役人』

Solti_Bartok_Gencele.jpg 近現代のクラシックの作曲音楽って、途轍もない傑作がひしめき合っている気がします。そのオリジナリティ、目指すところ、作曲作品としての完成度…どれをとっても神憑りというもの凄いものがあります。メシアンの「世の終わりのための四重奏曲」、ストラヴィンスキーの「春の祭典」、そして絶対に忘れられないのが、巨人バルトークの大傑作「弦楽器・打楽器・チェレスタのための音楽」です!この曲の暗鬱な、しかし激しい、そしてもの凄い絡み方をするアンサンブルは、世界が大戦で燃え尽くされる前の不穏な世相を反映しているかのようです。これぞ音楽、深みがハンパじゃない。

 バルトークというのはハンガリー出身の作曲家で、もうこの出自の時点でクラシックのメッカであるヨーロッパでは傍流に組み込まれてしまう運命にあったんじゃないかと思います。しかし、それが故にこれほどのオリジナリティ豊かな音楽を生み出すことが出来たともいえるんじゃないかと。ハンガリー土着の音楽を研究し、それとドイツを中心としたクラシック音楽との差異との間に、音楽それそのものの根本にあるものを見出してしまう…そんな凄みを感じさせる人です。大名曲が故に、色々と評判のいい名演が残っているのですが、このショルティ指揮・シカゴ響の暗鬱でドシンと腰の据わった演奏は、この曲の持っている本質を突いた演奏に思えて、大好きなのです。すごいですよ、これは。。また、「中国の不思議な役人」という、これまた風変わりなタイトルの曲も入っているのですが、これがまた不穏なムードただよう、そしてすごいドラマチックに展開していく曲で、素晴らしすぎます。。これ、2014年の今発表されても、「音楽の最前線」という事で通ってしまうんじゃなかろうか。


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 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
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