
もうすぐオリンピックも終了。コロナで緊急事態宣言が出されている中での東京オリンピック2020は、おそらく近代五輪きっての不祥事続出な利権ピックで、競技以外のところで腹が立ちまくりました。IOCやJOCや広告代理店や安〇総理以降の自公政権が揃って巨悪ってどういうことだ…せめてもの救いは、政治がどんなにひどい事をしても絶対に選挙にいかず我関せずだった人たちも、コロナへのクズ対応や利権ピックを見てようやく「あれ?今の政権ってクズじゃね?既得権益者が強欲過ぎじゃね?」と気づき始めた事でしょうか。
でも、
いざ実際の競技を見ると、選手たちの自分のすべてを競技にかけたかのような渾身のプレイに感動しまくり。日本人に限らず、どの国の選手も素晴らしかったです。馬鹿みたいに金をかけた開会式とか、あるものをわざわざ壊して新たに作った競技場とか、ぼったくり男爵に一泊300万の部屋を用意しておきながら実働スタッフは無償ボランティアとか、そういうエゴはいらないんですよね、社会に。だいたいそういう行為こそスポーツマンシップに反するものじゃないのか、と。

というわけで、
僕にとっての良い記憶があるオリンピックをふりかえると、1984年のロス五輪がベストになりそうです。他は観たはずなのにあまり思い出せない…。ロス五輪で印象に残っているのはカール・ルイス、柔道無差別級の山下、そして女子体操の
メアリー・ルー・レットン!レットンの星条旗ユニフォームと躍動する跳躍や回転に「おお、すげえ!アメリカかっこいい」と目が釘づけでした。ロス五輪と24時間テレビを見ながら夏休みの宿題をひいひい言いながらやったのも良い思い出です(^^)。ロス五輪は税金を全く使わずに成立させた大会だったんですよね。正義なんて関係なしで利権にたかる2021年利権ピックとは大違いでした。
そんなロス五輪を想定してリリースされたゲームがこれ、ハイパーオリンピックです!競技数は6つ(コンシューマー移植の際にはソフト2本に分かれて競技数が増えました)、100メートル走ややり投げなどの競技で、それぞれの目標ラインをクリアすると次の競技に進めました。
速く走るにはとにかくボタンを高速で叩きまくる!これが友人間の競争に拍車をかけ、スチール製の定規をはじいてボタンをはやく押そうとするもの、こするように4本の指を左右にゆするものなど、あらゆる手段を講じる猛者続出となりました(^^)。
僕にとってはハンマー投げと走り高跳びが無理ゲーで、
ハンマー投げは高速で回転する選手が投げる瞬間をボタンで決定するんですが、これがパチスロの目押しより高難度。走り高跳びは、どれぐらいの角度で跳べばよいのかが分からずにいつも失敗。
アッポーのブッチャー戦みたいなもので、ゲームを終わらせるための競技だと思っていました(^^;)。
とかいって、僕はこのゲームでほとんど遊ばなかったんですよね。友人たちが遊んでいるのを笑って見ている事がほとんど、それでも楽しかったです。あの頃ぼくは中学生、時代は80年代で社会は豊かになっていく一方だし、未来に夢がありました。今は東京五輪で抱えることになったとんでもない額の負債とか、破綻した年金とか、正義より経済優先の戦争したがりな人たちが権力を持っているとか、暗い未来を予兆するものばかり目について…。もう、高速でボタンを連打して遠くまで飛んで逃げたい気持ちです。
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