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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Lee Morgan / Indeed!』

Lee Morgan_Indeed  ハードバップ期の名ジャズ・トランぺッターのひとり、リー・モーガンのソロ・デビュー作、1956年録音です!デビュー盤が50年代のブルーノートって、ジャズ・ミュージシャンとしては最高のスタートではないでしょうか?!この時リー・モーガンさんは18歳、前途洋洋としか言いようがないですが、最後は奥さんに殺されてしまうんですよね。才気あふれるプレイボーイも楽じゃない、アメリカの銃社会はやっぱり良くないぜ。ちなみに編成はアルト・サックスとの2管クインテットです。

 おおーこれはリー・モーガンのアドリブが子気味いい!!バンドも全体で盛り上がっていて、リズムセクションがただリズムやバスをキープしているだけでなく、フロントのモーガンやクラレンス・シャープに見事に絡んでました。バンド一体とはこのことですね(^^)。。あ、そうそう、クラレンス・シャープというアルト・サックスの演奏で、僕が一番心に残ってるのはこのアルバムです。のちにもうちょっとフリージャズ方面に近づいていくんですが、ビバップ~ハードバップ路線にいた時の方が好きだなあ。
 音楽は、はげしく燃え上がるというよりも、子気味よく乗ってる感じ。でもエンターテイメントやってる風でも、軽く流してる風でもなくて、なかなか入れ込んだ演奏をしていてよかったです。これはカッコいい。。

 若い頃の僕はブルーノートで最大のヒットを記録した名盤という触れ込みで、63年録音のアルバム『サイドワインダー』からモーガンさんに入ったんです。でも面白く感じることが出来ず、ついでにモーガンが参加したジャズ・メッセンジャーズの超有名レコード『モーニン』もイマイチ面白く感じなかったもんだから、モーガンのアルバムは敬遠気味になってました。だから、50年代のリーダー作を聴いたのは30代後半になってから。ところがこれが名作揃い!ハードバップ全盛期に作られたハードバップの名作揃いです。個人的な感想を言えば、ハードバップの名作扱いされているキャノンボール『枯葉』とかメッセンジャーズ『モーニン』より断然イケてます。これは推薦…と言いたいところなんですが、僕が聴いたアルバムだけでも50年代のモーガンさんは推薦盤がいっぱいあるので、あんまり推薦ばかりしてるとインフレしちゃいそうです(^^)。。

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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