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Category: CD・レコード > 日本のロック・ポップス   Tags: ---

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『山下達郎 / JOY~TATSURO YAMASHITA LIVE』

YamashitaTatsuro_Joy.jpg ポップス方面での土岐英史さんの名演をあげるとしたらこれ!日本のシティ・ポップの代表格、山下達郎さんのライブ録音を集めた2枚組CDです!収録されたライブは1982年から89年まで…土岐英史さんが参加していた頃です!僕、土岐さんのプレイ初体験はジャズのアルバムじゃなくて、山下達郎さんのバンドでの演奏だったんですよね(^^)。

 土岐さんがらみで言うと、バラード曲「FUTARI」でのサックスソロは、アルバム『For You』でのスーパープレイすら凌ぐ名演、涙が出てしまう…。ポップチューンでは「Sparkle」でのサックスも素晴らしすぎ。ロックの人にはわからないかも知れませんが、ジャズやってると8ビートに乗るのってけっこう難しいんですよ。それをここまでやったのはフュージョンもきっちり通過したからなのかも。
 というわけで、80年代の山下達郎さんの素晴らしさの一端を担ったのは参加ミュージシャンの演奏の素晴らしさ。ほかにも青純さん、重美徹さん、野力さん、そして椎名和夫さん…もう、当時の日本のスタジオミュージシャン勢の演奏が素晴らしすぎました。スタジオアルバムと違って、けっこうプレイヤーの見せ場もいっぱい用意してありました。そして、こういうスタジオ・ミュージシャンを音楽面でコントロールできるだけの力が達郎さんにあったんでしょうね。同時期に似たようにスタジオミュージシャンで固めても、中島みゆきさんあたりだと音楽を仕切り切れずにアンサンブルも演奏も方針もバラバラですから。。

 そして、やっぱり達郎さんの曲が素晴らしいと感じました。「あまく危険な香り」「ふたり」「Let’s Dance Baby」「DOWNTOWN」。楽しく、時に哀しく、聴き終わってしまえばいろんな世界を一通り見た後に静けさが残るもんだから、まるで人生が終わったかのようにはかなくて…このポップスにどれだけたくさんの人が救われてきただろうかと思ってしまいました…大袈裟ですね、でも本当にそう思っちゃったんですよね(^^;)。

 明るく楽しく、人生を肯定的に受け入れ、時に心を動かして…達郎さんは音楽の技法だけでなくアメリカの楽観主義も同時に輸入した人だと思うんですが、彼が受けたのは後者によるところも大きかったんじゃないかなあ。こういう音楽って、戦後の日本の歌謡音楽にはなくて、ようやく始まったのは60年代あたりから徐々に始まった弘田三枝子さんや伊東ゆかりさんあたりから。あれはベタのカバーだし、やっぱりアメリカの楽観主義(と、その後ろに感じる儚さ切なさ)を体現した最初の偉大なミュージシャンが山下達郎さんだったのかも。本当にすばらしい音楽、自分が死ぬ時は、こういう明るく楽しい音楽の中で「人生って楽しくて素晴らしいものだったなあ」と笑って去るのも良いかもなあ…。

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Comments
ソプラノサックス 
世界に誇れる傑作ですね。
管楽器の中でソプラノが一番好きなのは、土岐英史さんとこのアルバムが原因かも知れないなぁ。
Re: ソプラノサックス 
AKISSH さん、書き込みありがとうございます。こちらは今日から急に涼しくなりましたが、そちらはいかがでしょうか。

本当にすばらしいアルバムですよね。ライブなのにお録音が素晴らしすぎてのけぞりましたが、レコーディング・エンジニアの吉田保さんという方、ポップス系では大御所らしいですね。
ソプラノサックスが一番好きなんですね。たしかにストレート管は他のサックスとは違った独特の魅力がありますよね。そして土岐さんバリウマです(^^)。

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Bach Bach

Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
ロシアとウクライナがほぼ戦争状態に入りましたが、僕はソ連解体後のウクライナについて本当に無知…。これは2016年にオリバー・ストーン監督が作ったウクライナのドキュメンタリー映画。日本語字幕版が出たらぜひ観たい このブログをYoutube にアップしようか迷い中。するなら作業効率としては早いほど良いんですよね。。その時にはVOICEROIDに話してもらおうかと思ってるけど、誰の声がいいのか考え中
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