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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Wes Montgomery / Boss Guitar』

Wes Montgomery Boss Guitar 1963年録音、ジャズ・ギターの大御所ウェス・モンゴメリーのアルバムです。編成が面白くて、ギター、オルガン、ドラムのベースレス・トリオでした。ベースレスなのか、これはオルガンにバスとコードを任せて自分はほぼ単旋律でアドリブ使用という魂胆かな…と思ったら、オルガンもそんなにバスラインを作っているわけでもありませんでした(^^;)。

 あ、抜群のリズム感と歌うメロディがメッチャいい…あまり印象が残ってなかったんですが、思わず聴き入ってしまいました。僕、若い頃に、ドラマーを含めたジャズ・ミュージシャンの中で、いちばんグルーヴするリズム感のあるジャズ・ミュージシャンって、実はウェス・モンゴメリーなんじゃないかと思った事があるんですが、昔そう思った自分の感覚ってあながち間違っていなかったかも。ウェス・モンゴメリーは単旋律に近い形でギターを弾くんですが、旋律が同じ強さで弾かれる事はなく、少しずつ強弱をつけているから、ヴォーカルでも管楽器でもないのにものすごくメロディが歌います。でもリズムは相当にタイトで、かなり速いフレージングでもすこぶる正確。あーこれがタイトなのに歌いまくるギターの正体か…。
 そして、サウンドが良かったです。親指であまり爪に引っ掛けずに指の腹で弦を弾いているみたいで、サウンドがすごくマイルド、ついでに音色に少しだけニュアンスがつきます。ギターってアンプ直結でピックで弾くと、かなりうまくやらないとペチペチした嫌な音がしちゃうじゃないですか。ジャズ・ギタリストってピックを使う人がほとんどなので、それでああいうジャズトーンを作ってぺちぺちを消すんじゃないかと僕は勝手に思ってるんですが、クラシックやフラメンコみたいに指と爪のバランスで音を作るウェスは、そもそもそういう音がしないんですよね。楽器を弾いてるのに肉声で歌っているみたいな感じ。楽器と自分が一体化しているように感じました。

 曲は「べサメ・ムーチョ」「酒と薔薇の日々」「フォー・ヘヴンズ・セイク」などのポピュラー・チューンがずらり。難しくない楽しいポピュラー音楽ですが、その中に職人技がキラリ。若い頃、ウェス・モンゴメリーってあまりにポピュラー音楽ばかりやりすぎて、オスカー・ピーターソンみたいなエンターテイメントな職業ジャズ・ミュージシャンと感じてしまってそこまで好きじゃなかったです。でも大人になってから聴くと、それはそれで楽しい音楽、しかもプレスリーやビートルズ以降の低年齢化した英米大衆音楽より色々なところが大人で、すごく良かったです。思わずアルバム3周も聴いてしまいました…短いんですよ(^^;)。。

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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